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オバマケア補助金支給は合法、米最高裁 大統領「勤労者の勝利」
2015/6/25 23:54 (2015/6/26 0:58更新)
【ワシントン=川合智之】米連邦最高裁判所は25日、オバマ米大統領が推進する医療保険制度改革法(オバマケア)の一部の政府補助金支給の是非について争われた裁判で、支給は合法とする判断を下した。政権の看板政策であるオバマケアについては、中間層の負担増になるとして野党・共和党が反対していたが、オバマ氏や2016年大統領選の民主党有力候補のヒラリー・クリントン氏らにとって追い風となりそうだ。
最高裁は6対3で合法と判断した。12年にもオバマケアの保険加入の義務づけについて、最高裁は合憲と判断していた。米メディアは「オバマ政権にとって2回目の勝利となる」と伝えた。オバマ氏は判決後、ホワイトハウスで声明を読み上げ「勤労者の勝利だ」と述べ、同法により「1600万人以上の保険未加入者が保険を得た」と成果を強調した。
オバマケアは医療保険に未加入だった低所得者に安価な保険を提供するため、民間の医療保険購入者に政府が補助金を支給する仕組み。条文では州政府のウェブサイトを通じた保険購入者が支給対象だが、オバマケアに反対する野党・共和党知事の州など30州以上がサイトを開設しなかったため、連邦政府サイトを通じた購入者にも補助した。この補助が合法かどうかが争点となった。
10年に成立したオバマケアは、全米で約5千万人いた無保険者の削減を目指したオバマ政権の看板政策。共和は財政負担が増え、中間層や企業にとってマイナス面が大きいとして反対。大統領選の共和候補の多くもオバマケア廃止を訴えていた。大統領選共和有力候補のマルコ・ルビオ上院議員は「オバマケアは依然として悪法で、米国民に悪影響を与える」と、引き続き撤廃を目指す意向を示した。
共和の反発に対し、これまでオバマ氏は法律を実態にあわせて修正することを議会に求めてきたが、妥協点は見いだせていなかった。最高裁で違法判決が出れば、加入者のうち数百万人に補助金を支給できなくなる恐れがあった。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM25H83_V20C15A6FF2000/
オバマケア、補助金支給は合法=米最高裁
原文(英語)
2015 年 6 月 26 日 02:13 JST
【ワシントン】米連邦最高裁判所は25日、低所得者の医療保険加入に対するオバマ政権の補助金支給は合法との判決を下した。これで医療保険制度改革法(オバマケア)の柱となる補助金制度の継続が決まった。
最高裁は2012年にもオバマケアは合法との判決を下しており、オバマ大統領の目玉政策は2度にわたり存続の危機を乗り越えたことになる。
今回、最高裁は医療保険制度改革法の中で問題となった条文について、連邦政府の医療保険登録サイト「HealthCare.gov」での加入者も含めた全州の住民への補助金支給を可能にするものと判断した。
違法との判断が下れば、約30州に暮らす650万人が税控除を受けられなくなるはずだった。最高裁は、独自のオンライン保険市場(エクスチェンジ)を運営している一部の州の住民だけに税控除が適用されるべきかどうか審理していた。
同法では「州によって設立された」エクスチェンジで加入した保険について補助金が支給されるとしている。この文言が問題となった。
オバマ政権は、法律の全体構造や設計を見れば、それが手ごろな医療保険の全米への拡大を目的としたものであることは明白だと主張していた。
原告のバージニア州民4人は、条文に基づき州政府の運営するサイトで加入した個人にのみ補助金が適用されるべきだと訴えていた。過半数の州は独自のオンライン保険市場を設けず連邦政府のサイトに頼っているため、最高裁の判断はオバマケアの今後にとって極めて重要だった。
オバマケアは勤務先や政府の保険に入っていない低・中所得者層の保険加入を可能にするもので、補助金支給はその中心となる存在だ。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QqQIwAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11274551645240514331704581070043420784926&ei=W4qMVf3aFMLAmAWy-IeYDw&usg=AFQjCNHCd5KeD8Ljen9kOKjChmZLvtwEJg&sig2=f5VDiYE0hZFLrb8U_Jmeqg&bvm=bv.96782255,d.dGY
オバマケア、連邦政府の補助金支給は合法 米最高裁
2015年06月26日 07:09 発信地:ワシントンD.C./米国
オバマケア、連邦政府の補助金支給は合法 米最高裁
写真拡大×米ワシントンD.C.の最高裁前で、連邦政府の補助金支給を合法とした判決後に集会を開いたオバマケアの支持者ら(2015年6月25日撮影)。(c)AFP/PAUL J. RICHARDS 【メディア・報道関係・法人の方】写真購入のお問合せはこちら
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オバマケア、連邦政府の補助金支給は合法 米最高裁
オバマケア、連邦政府の補助金支給は合法 米最高裁
【6月26日 AFP】米連邦最高裁判所は25日、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の看板政策である医療保険改革法「医療費負担適正化法(Affordable Care Act)」(通称オバマケア、Obamacare)の政府補助金支給は合法という判断を下した。オバマ政権にとっては、政治的遺産を作る大勝利となった。
最高裁は6対3で、全米の保険購入者に税金控除という形で連邦政府が補助金を支給することを合法とみなした。
オバマ大統領は直ちにこの判決を歓迎し、「全米の勤労者」の勝利だと述べた。
オバマケア反対派は、保険購入で政府からの補助金を受けられるのは各州の保険取引所(ウェブサイト)を利用した人だけで、取引所の設置を拒否した州の住民が、連邦政府が設置したウェブサイトから保険を購入した場合にも連邦政府が税金控除の形で補助金を支給するのは憲法に違反すると訴えていた。連邦政府のウェブサイトから保険を購入した人は、約700万人に上っている。
ジョン・ロバーツ(John Roberts)最高裁長官が読み上げた判決文によると、オバマケアは全州で連邦政府補助金の支給を意図していたのは明らかだと判断したという。(c)AFP/Chantal VALERY
http://www.afpbb.com/articles/-/3052800
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