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EU、対ロシア制裁を来年1月末まで延長
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By LAURENCE NORMAN
原文(英語)
2015 年 6 月 22 日 18:08 JST
【ルクセンブルク】欧州連合(EU)外相理事会は22日、ロシアに対する広範な経済制裁を2016年1月末まで延長することを決めた。ロシア政府が今年2月にミンスクで結んだ休戦協定の完全な履行と年末までの平和協定締結に向けて具体的な行動を取るのか、時間をかけて見極める狙いだ。
ロシア制裁の延長をめぐっては、ギリシャやハンガリーなどから過去数カ月にわたり有効性を問う声が上がっていた。だが今回の決定に外相間で議論は起きず、ウクライナを圧迫するロシアに反対の姿勢でEUが一致していることを強調した。
延長がなければ、対ロシア制裁は7月末で失効する予定だった。
ロシアへの制裁は銀行、ハイテク、防衛業界に及ぶ。EU関係者は制裁がロシア経済に重大な影響を与えていると主張する。
一方で、制裁にロシア政府の政策変更を迫る効果はなく、EUとロシアの深刻な亀裂を招いていると批判する向きもいる。https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QFjAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11377468785266573983404581063340274960466&ei=2NaHVYSoNYqH8QXvi4PYAQ&usg=AFQjCNG3QKJHmq4_PKroMPW6rtG9ChTp9w&sig2=LWylfZE8uk1X9HMFtL03GQ&bvm=bv.96339352,d.dGc
対中関係強化するロシア、切れない欧州との絆 国営石油大手が英仏2社と契約
By PAUL SONNE IN ST. PETERSBURG, RUSSIA, AND JAMES MARSON IN MOSCOW
原文(英語)
2015 年 6 月 22 日 18:05 JST
国際経済フォーラムに出席したロシア国営石油大手ロスネフチのイーゴリ・セチンCEO(中央、19日) Andrey Rudakov/Bloomberg News
ロシアのプーチン大統領は先週、ロシア有数のインフラプロジェクトとなる高速鉄道路線の設計を中国企業が引き受けたことで、中ロ関係は「歴史上先例のない」レベルに達したとして歓迎した。しかし、相前後して発表されたロシア国営石油大手ロスネフチと長年の欧州パートナー企業との契約は、欧米から制裁を科される中でもロシアが欧米諸国の企業といかに深い関わりを持っているかを物語っている。
BPとロスネフチ、長期戦略関係を強化
ロシアはウクライナ危機をめぐり西側諸国との関係が冷え込んでいるが、プーチン大統領はサンクトペテルブルクで先週行われた毎年恒例の国際経済フォーラムで、中国との経済関係緊密化に取り組んでいることを強調した。また、中ロ貿易の額を今後数年で現在の850億ドル(約10兆4340億円)から2000億ドルにまで引き上げる考えを示した
プーチン大統領は「中国はわれわれの最大の貿易・経済パートナーだ」とし、「われわれの関係は非常に効果的に発展している」と述べた。
こうした新時代の中ロ協力の一例が、モスクワと約770キロ東のカザンとを結ぶ高速鉄道路線だ。国営の中国中鉄傘下の設計部門は18日、ロシア企業2社と提携し、国営ロシア鉄道の高速鉄道建設プロジェクトの設計を手掛けることに合意した。この鉄道が完成すればモスクワ-サガン間の所要時間は約12時間半から3時間半に短縮される。
設計段階のコストは推計208億ルーブル(約472億円)で、所要期間は約2年。建設は設計が終わった時点でロシア鉄道が再び入札を実施し、2020年までに工事を完了させる予定。建設費は推計195億ドル。
ロシア鉄道のウラジミール・ヤクーニン社長は、保証されているわけではないが、建設契約も中国が落札する公算が大きいとの見方を示した。ただし、各入札企業が提示する資金調達や融資、その他保証方法を検討した上で、最終的な企業を選定すると述べた。ロシアの既存の高速鉄道2路線を手掛けたのはドイツの総合電機大手シーメンスだ。
高速鉄道は中ロの利害が一致する分野の1つ。ロシアはソビエト時代の多くの老朽化した輸送網を抱え、広大な国土全体でインフラを整備する必要に迫られている。しかも今は資金調達の選択肢が減少しているうえ欧米の投資家から警戒されている。ウクライナ東部の紛争をめぐって政治的緊張が高まるなかで行われた先週の国際経済フォーラムは、欧米からの出席者は昨年より増えたものの、例年と比べて活気を欠いた。
一方、国内で多数の高速鉄道路線を建設した中国はその専門知識を外国に売り込もうとしているが、メキシコやタイの案件が暗礁に乗り上げるなど、現在のところほとんどうまくいっていない。
中国指導部は、欧米から制裁を受けるロシアに資金提供することには慎重だ。米国とのビジネスを危険にさらしたくはないと考える向きが多い。ロシア政府系のVTB銀行の初代副会長はファイナンスアジア誌(香港)への最近の寄稿で、対ロ制裁をめぐる中国の「あいまいな立場」は、中国の大半の銀行がロシアの取引先と銀行間取引を行う意向がないことを意味していると不満を漏らした。
プーチン大統領は19日、中国に資本移動に対する制限を緩和するよう促し、そうした規制緩和は両国の経済関係の発展をさらに大きく前進させる可能性があると述べた。ロシアは中国からの新たな投資資金の流入に道が開かれることを期待している。
中ロ間のビジネス契約の大半は政府レベルで締結されている。高速鉄道プロジェクトも、昨年両国で合意した4000億ドルのガスパイプライン建設プロジェクトもそうだ。プーチン大統領は、より小規模な企業間の関係を促す方法を見いだし、多くの業界で「協力の生体組織」を育てる必要があると述べた。
プーチン大統領が中国への軸足移行を歓迎する一方、欧米からの制裁対象となっているロスネフチが欧州企業と2種類の契約を交わしたことで、欧米諸国との長いビジネス関係と対ロ制裁の限界が浮き彫りになった。
ロスネフチはシベリアの石油ガス田の少数権益を英石油メジャーのBPに売却することに合意したほか、仏石油大手トタルからドイツの製油所の株式を3億ドルで買い取ることに合意した。
欧米の対ロシア制裁で、ロスネフチは欧米での資金調達やシェール・北極油田開発での欧米の技術の利用はできないが、資産の売却はできる。米国はプーチン大統領の腹心の友であるロスネフチのイーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)にも個人制裁を科している。
19日に発表された契約はロスネフチと、同社の株式約20%を保有するBPの戦略的提携を強化するものだ。BPは東シベリアのタース・ユリャフ石油ガス田の権益20%を取得し、この事業を新たな合弁会社とする。ロシアは外国企業による石油ガス田の権益取得には消極的な姿勢を示してきたが、この取引でロスネフチは必要な資本を調達できる。
さらにセチンCEOは19日、トタルと同社のドイツの精油会社PCKラフィネリの株式16.67%を買い取る契約も交わした。トタルによると、この株式売却は精油事業を縮小し、石油ガスの抽出に注力する取り組みの一環。ロスネフチは既に同製油所の株式18.75%を間接的に保有している。
https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QFjAA&url=http%3A%2F%2Fjp.wsj.com%2Farticles%2FSB11377468785266573983404581063331152181352&ei=ntaHVcLIFMPc8AXu3oHoAQ&usg=AFQjCNE7jNCPArY1LWoSNWV8QGLke01nJw&sig2=0NbbYsrCR9QFAu4xRxd8WA&bvm=bv.96339352,d.dGc
BPとロスネフチ、長期戦略関係を強化
By JAMES MARSON
2015 年 6 月 19 日 20:47 JST
【ロンドン】英石油メジャーのBPとロシアの国営石油大手ロスネフチは19日、探査や生産、製油に関し数件の合意を締結した。両社の長期的な戦略関係を強化する狙いがある。
今回の合意に基づき、BPは東シベリアのタース・ユリャフ石油ガス田の権益20%をロスネフチから買い取り、この事業を新たな合弁会社とする。東シベリアではさらに、互いに権益を持つ広さ11万5000平方キロの地域を共同探査する。
さらに、合計で約26万平方キロに上る西シベリアとエニセイ・ハタンガ盆地の探査地域を2カ...
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