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2015/05/18(月曜) 22:33
アメリカ国務長官が、韓国を訪問[イランラジオ日本語]
ヴァガーリー解説員
アメリカのケリー国務長官が、韓国・ソウルでパク・クネ大統領をはじめとする同国の政府高官と会談し、サイバー空間における安全保障問題について検討しました。
ケリー長官の韓国訪問は、北朝鮮の新たなミサイル実験と、同国のヒョン・ヨンチョル国防大臣が処刑されたとする報道を受けて行われたものです。
北朝鮮は、約1週間前に、弾道ミサイルの発射実験に成功したことを明らかにしました。
ケリー長官の韓国訪問の一方で、北朝鮮の核問題を話し合う6カ国協議は、依然として中断されたままとなっています。
アメリカは、韓国におよそ3万人の軍隊を配備しています。
アメリカと韓国の合同軍事演習の実施により、北朝鮮は自国の治安状況を強く懸念しています。
このため、政治評論家の見解では、ケリー長官の今回の韓国訪問は地域の平穏の回復の助けにならないばかりか、アメリカが北朝鮮に対して韓国を断固として支持し続けていることを物語っており、このことは、これまで以上に地域の治安状況を悪化させる可能性があります。
アメリカは、日本にもおよそ5万人の軍隊を配備しており、日本と韓国での軍隊の駐留を正当化するため、北朝鮮の核問題を解決する意向はなく、依然として北朝鮮を地域の潜在的な危険因子として見せようとしており、日本や韓国の世論がアメリカ軍駐留に反対しないよう努めています。
しかし、日本では日々、在日アメリカ軍の駐留の継続に反対する声が高まっています。
これ以前に、韓国と北朝鮮による南北統一に向けた努力が行われましたが、アメリカはこれを失敗に追い込みました。その理由は、南北統一が実現した場合、アメリカ軍の韓国駐留の口実がなくなることによります。
ケリー長官の韓国訪問の一方で、韓国と日本は竹島問題をめぐり対立しています。また、従軍慰安婦問題は、日韓関係における問題の1つです。韓国は、アメリカが日本に圧力行使し、地域諸国への謝罪を迫ることを期待していますが、その一方でアメリカは常に、地域における同盟国である日本の立場を支持しています。
http://japanese.irib.ir/news/commentaries/item/54803
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