http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/678.html
Tweet |
中国、インドに100億ドル規模の大型投資 経済協力強化 中印首相が北京で会談へ
インドのモディ首相は15日、訪問先の北京の人民大会堂で中国の李克強首相と会談する。中国がインドに100億ドル(約1兆2千億円)規模の投資を行うことや、インドでの高速鉄道計画、工業団地の建設などで協力関係を強化していくことで合意する見通し。
中国メディアによると、習近平国家主席とモディ氏は14日の会談で、両国の国境問題の先鋭化を避けることで一致し、経済協力を最優先させる方針を確認した。首相会談では20項目以上の経済協力で合意するとの情報があり、昨年に続き中国による大型投資が決まる可能性がある。
インドは、中国が設立を主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバー。李氏は、中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」の構築へのインド側の協力を呼び掛けるとみられる。(共同)
関連ニュース
「赤字拡大の怒りを中国に」と中国コラムがインドを批判、インドは領有権問題で中国に抗議…首脳会談前に火花
インドの対中赤字拡大 484億ドルに
習近平氏、インドネシアなど歴訪へ アジアのリーダーをアピール写真あり
台頭する中国に対抗 インドが空軍力強化 仏36戦闘機購入へ写真あり
金正恩氏、07年にインド訪問か 韓国サッカー関係者からの助言に聞き入る
習主席がインドネシア大統領と会談 日本との関係強化を牽制
http://www.sankei.com/world/news/150515/wor1505150010-n1.html
インド首相が初訪中 習主席、異例の厚遇
2015年5月15日 朝刊
14日、中国陝西省西安で、会談を前に握手を交わすインドのモディ首相(左)と中国の習近平国家主席=共同
写真
【北京=佐藤大】中国の習近平国家主席は十四日、陝西省西安で、訪中したインドのモディ首相と会談した。モディ氏の訪中は昨年五月の就任以来初めて。国営新華社通信が伝えた。十六日までの訪中で、総額百億ドル(約一兆二千億円)超の経済協力で合意する見通し。中印は国境問題を抱えるが、中国は経済関係をてこにインドとの距離を縮め、日米などとの「中国包囲網」にくさびを打つ狙いがある。
西安で習近平国家主席は、唐の高僧、玄奘三蔵がインドから持ち帰った経典などを保存した大雁塔などにモディ氏を案内し、友好ムードを演出した。中国の指導者が北京以外で外国首脳をもてなすのは異例。
陝西省は習氏の本籍地で、中国側は、昨年九月の習氏の訪印時にモディ氏の故郷で歓待を受けたことへの答礼としているが、習政権が提唱する「シルクロード経済圏構想」をアピールする狙いがある。
会談で習氏は、インドの鉄道建設などで経済協力が進んでいるとし、両国は「国境地域をコントロールし、国際的、地域の課題で良いコミュニケーションが取れている」と強調。シルクロード経済圏構想や中国主導で設立準備が進むアジアインフラ投資銀行(AIIB)への協力を求めた。モディ氏はAIIBと密接に協力するとし、中国からの投資拡大に期待感を示した。
中印はカシミール地方で領土問題を抱え、二〇一三年四〜五月には両国軍の兵士がにらみ合う事態になった。また、中国はパキスタンやスリランカで港湾整備に協力しており、中国の海洋進出に対するインドの警戒感は強い。
モディ氏は十五日、北京で李克強首相らと、十六日には上海で企業経営者らと会談する。
この記事を印刷する
PR情報
最新記事記事一覧
中国滑走路完成「2〜3年後に」 南シナ海埋め立てで米が指摘(5月15日 朝刊)
インド首相が初訪中 習主席、異例の厚遇(5月15日 朝刊)写真付き記事
米列車脱線 規定2倍でカーブ進入 時速170キロ安全装置なし(5月14日 夕刊)写真付き記事
英皇太子の手紙公開 首相に「軍装備不十分」(5月14日 夕刊)
米列車事故 カーブ付近で脱線 続く捜索 死者6人に(5月14日 朝刊)写真付き記事
国防相粛清 加速する北の恐怖政治 金正恩体制 背景に忠誠心低下(5月14日 朝刊)写真付き記事
抗日戦勝日 中国、休日に 9月3日「全国民活動参加を」(5月14日 朝刊)
NPT会議最終文書案 「被爆地へ訪問要請」削除(5月13日 夕刊)
北、国防相を粛清 反逆罪で処刑か(5月13日 夕刊)写真付き記事
米東部フィラデルフィア 列車横転5人死亡(5月13日 夕刊)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015051502000128.html
印首相が中国訪問、習主席異例の歓待で貿易関係強化へ
2015年 05月 15日 09:55 JST
[北京 14日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は14日、訪中したインドのモディ首相を自身の故郷である陝西省西安市で出迎え、異例の歓待ぶりを見せた。
習主席が海外の首脳を故郷に招くのは初めて。二国間には長年国境問題をめぐる不信感がくすぶるが、両首脳は経済連携強化を図りたい意向で、大規模な貿易関連事業で合意する可能性がある。
両国はすでに、インドでの鉄道プロジェクトの加速で合意している。
モディ首相は3日間の日程で中国を訪問。15日には北京で李克強首相と会談する。その後、上海で企業幹部らとの会合も開く。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0O002320150515
2015.5.13 22:09
「赤字拡大の怒りを中国に」と中国コラムがインドを批判、インドは領有権問題で中国に抗議…首脳会談前に火花
モディ首相
【ニューデリー=岩田智雄】インドのモディ首相が14日から訪中するのを前に、インドと中国が領土や経済問題で火花を散らしている。モディ氏は16日までの滞在で、中国の習近平国家主席らとの首脳会談に臨むが、カシミール地方の領有権問題や、インドが抱える巨額の対中貿易赤字が両国関係の障害になっていることを浮き彫りにした。
インドのジャイシャンカール外務次官は12日、カシミール地方のうち、パキスタンが実効支配しインドが領有権を主張する地域を通る「中パ経済回廊」に、中国が支援と投資を表明していることについて、「中国の駐インド大使に懸念を表明した」などとして、中国側に抗議したことを初めて明らかにした。
中パ経済回廊は、習氏が唱える「シルクロード経済ベルト」と「21世紀の海上シルクロード」構想の合流点と位置づけられている。中国はこのシルクロード構想をインドにも持ちかけているが、ジャイシャンカール氏は「詳細に議論したことはない」と述べ、黙殺していることを明らかにした。
同氏はインドの昨年度の対中貿易赤字が378億5
千万ドル(約4兆5400億円)と過去最高に膨らんだことにも懸念を表明し、インドが得意とする製薬、情報技術産業の中国市場への参入が進んでいないとして不満をあらわにした。
一方で、中国共産党の機関紙、人民日報傘下の環球時報が掲載した専門家のコラムがインドで波紋を広げている。
インドの対中貿易赤字について、コラムは「インド政府は赤字拡大が自分たちの責任であることを認めようとせず、自国の経済構造や対中輸出品の質について検証しようとしない。それどころか、怒りの矛先を何度も中国に向けてきた」と指摘した。
また、「インドの中枢層の民主主義に関する盲目的な傲慢さと自信、庶民の劣等感のため、中印関係を正確かつ客観的、合理的に扱えるインド人はほとんどいない」と挑発した。インドのメディアはこのコラムをこぞって報道した。
http://www.sankei.com/world/print/150513/wor1505130056-c.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。