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米国では子供のいる高学歴の女性が増えている
By NEIL SHAH
原文(英語)
2015 年 5 月 8 日 15:39 JST
既婚者で高学歴、高所得の人は、他の誰よりも多くの子供を持つ可能性がある GETTY IMAGES
米国では、高学歴で複数の子供がいて大家族の女性の割合が高くなっている。
調査機関ピュー・リサーチ・センターが国勢調査局の統計を新たに分析したところ、40歳から44歳で修士号以上の学歴を持つ女性で、子供がいない割合が2014年はわずか22%で、1994年の30%から低下した。博士号以上の女性でみると、この割合は94年の35%から昨年は20%に下がる。
一方、40歳から44歳で大学院卒の女性のうち、子供が1人だけの割合は、2人以上とは逆に、94年の28%から14年は23%に減った。子供が3人以上いる女性の割合は、22%から27%に上昇した。
ピュー・リサーチのグレッチャン・リビングストン氏は「大学院卒の学歴と母親であることは、密接な関係が強まりつつある」と指摘した。
高学歴の女性の方が複数の子供を持つ可能性が高まりつつあるという事実は、女性にとって仕事と家庭のやりくりがしやすくなっているという意味かもしれない。一般的に言って、学歴の高い母親ほど、子供は少ない傾向がある。
今回の分析結果は、大学院卒の学歴を持つ女性の割合の増加が影響している。40歳から44歳の女性で、修士号以上の学歴のある女性は、94年が10%だったのに対して昨年は約14%だった。女性の間で高学歴がより一般的になれば、おのずと高学歴の女性で子供のいる人の割合はある程度増えることになる。
この分析で興味深い点としては、高校卒業の学歴でこの出産適齢期の終わりにあたる40歳から44歳の女性のうち、子供が2人いる割合は94年の43%から昨年は5ポイント減った。この層では、子供が1人だけの割合が増えている。
昔から高学歴の母親ほど子供が少ないとされてきたが、学歴の違いによる子供の数の差は、基本的に縮小している。
この事実は、結婚と出産に関する統計結果を説明する手掛かりになり得る。疾病対策センターが今年公表した統計では、米国では既婚女性の子供の数が増える一方で、未婚の女性は子供の数が減っていることが明らかになった。
これは偶然の一致ではないかもしれない。高学歴の女性ほど結婚する傾向があり、学歴が高い上に結婚していれば、もちろん所得もより高くなる。
つまり、既婚者で高学歴、高所得の人は、他の誰よりも多くの子供を持つ可能性があるということだ。
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