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NY外為:ドルが2週ぶりの大幅安、米景気失速の兆候
2015/04/17 06:30 JST
(ブルームバーグ):16日のニューヨーク外国為替市場はドルが下落。約2週間ぶりの大幅安だった。米国経済が今年に入って勢いを失ったとの懸念が背景だ。
ドルは主要通貨すべてに対して下落。この日発表された住宅着工件数や失業保険申請件数が市場予想を下回る内容だった。これ以前に発表された鉱工業生産や雇用統計、小売売上高も市場予想に及ばなかった。ドルの下落はスウェーデン・クローナや豪ドルなど資源輸出国通貨に対して特に下げた。
HSBCホールディングスの為替ストラテジスト、ロバート・リンチ氏(ニューヨーク在勤)は「市場は第1四半期が前四半期よりも弱かったことを認識している」と述べ、「ここ数週間、ドルの上昇は停滞した」と続けた。
ニューヨーク時間午後5時現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は 0.7%下げて1186.07。終値ベースで4月3日以来で最大の下げだった。
ドルは対ユーロで0.7%安の1ユーロ=1.0761ドル。対円では0.1%下げて1ドル=119円02銭。
米利上げ見通し
米国で金融当局が年内に利上げに踏み切ることができるのかどうか、投資家は疑問視している。また金融政策当局者の間では利上げ時期をめぐり意見が分かれている。
フィッシャー連邦準備制度理事会(FRB)副議長は永久に記録的な低金利を続けることはできないとの見解を示す一方で、アトランタ連銀のロックハート総裁は失業率の低下とインフレ上昇を経た上での初回利上げが望ましいとしている。
ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想によると、米国の今年の経済成長率は2.9%が見込まれている。これは主要10カ国の中でニュージーランドに次ぐ高水準。
ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、マーク・チャンドラー氏は、「数値自体は悪くないが、市場参加者が期待したほどではない」と述べ、「第1四半期が低調だったことは誰もが認識している。低調と言うよりも平坦だった。これは過去5年間にも起きたことだ。ドルは今は売り圧力にさらされているが、また回復するだろう」と続けた。
原題:Dollar Drops Most in 3 Weeks on Signs Economy Is Losing Momentum(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Andrea Wong awong268@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net Paul Cox, Kenneth Pringle
更新日時: 2015/04/17 06:30 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMWI326K50XU01.html
米住宅着工件数:3月は2%増の92.6万戸−伸びは予想下回る
2015/04/16 23:40 JST
(ブルームバーグ):3月の米住宅着工件数は前月比で増加したものの、伸びは市場予想を下回った。
米商務省が16日発表した3月の住宅着工件数 (季節調整済み、年率換算、以下同じ)は前月比2%増の92万6000戸で、ブルームバーグが実施したエコノミスト調査での最も悲観的な予想も下回った。エコノミスト予想の中央値は104万戸。前月は90万8000戸(速報値89万7000戸)に修正された。
ノムラ・セキュリティーズ・インターナショナルのチーフエコノミスト、ルイス・アレクサンダー氏は「住宅市場が早急に回復することはない。だが回復しないわけではない」とし、「住宅をめぐるファンダメンタルズは前向きだと引き続き考えている」と述べた。
着工件数の先行指標となる住宅建設許可件数 は前月比5.7%減の104万件。集合住宅の落ち込みが反映された。市場予想は108万件への減少だった。
一戸建ての着工件数は前月比4.4%増の61万8000戸(前月15.2%減)。集合住宅は2.5%減の30万8000戸。
地域別の住宅着工件数は、西部 で19.3%減の20万1000戸と、昨年5月以来の低水準。南部 は3.5%減って49万8000戸と4カ月ぶりの低い水準だった。
一方で北東部は115%増と過去最大の伸び。中西部も31.3%増えた。
統計の詳細は表をご覧ください。
関連ニュースと情報:トップストーリー:TOP JK<GO>海外トップニュースの日本語画面: TOP JI<GO>米住宅着工件数の推移グラフ {<a href='custom:custom:bloomberg:NHSPSTOT (Index) GP'>NHSPSTOT <Index> GP <GO></a>}米住宅建設許可件数の推移グラフ {<a href='custom:custom:bloomberg:NHSPATOT (Index) GP'>NHSPATOT <Index> GP <GO></a>}米住宅着工件数の関連ティッカー {<a href='custom:custom:bloomberg:ALLX NHSP'>ALLX NHSP <GO></a>}米住宅着工件数のその他の関連データ {<a href='custom:custom:bloomberg:HSST'>HSST <GO></a>}
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMWJXN6JTSED01.html
米国債:FOMC当局者に振り回される、利上げで多様な意見
2015/04/17 05:17 JST
(ブルームバーグ):16日の米国債市場は米金融当局の発言に右往左往する展開となった。
2006年以来で初となる利上げのタイミングをめぐり、連邦公開市場委員会(FOMC)参加者から様々な発言が飛び出し、米国債相場は振り回された。かつては早ければ6月にも利上げがあるとの見方が広がっていたが、予想より弱い経済統計が最近相次いだために市場はデータを見極めようとしていた。そこに、当局者の様々な発言が伝えられ混乱を深めた格好だ。
RWプレスプリッチの政府債取引担当マネジングディレクター、ラリー・ミルスタイン氏(ニューヨーク在勤)は「FOMC内にはいろんな派閥がある」と指摘。最終的にイエレン議長に「利上げのゴーサインを出すのは統計だ」と述べた。
ブルームバーグ・ボンド・トレーダーによれば、ニューヨーク時間午後3時37分現在、10年債利回り は前日とほぼ変わらない1.88%。一時は4ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、2bp下げる場面もあった。同国債(表面利率2%、2025年2月償還)の価格は1011/32。
米大統領貿易促進権限の付与法案を超党派で提出-TPP後押し
2015/04/17 06:23 JST
(ブルームバーグ):米大統領貿易促進権限(TPA)付与法案に関して、議会の有力議員の間で妥協が成立し、法案が提出された。オバマ大統領は環太平洋連携協定(TPP)をはじめとする通商課題の推進に向けて、議会に同法案の成立を求めていた。
上院財政委員会のハッチ委員長(共和)と民主党のワイデン筆頭理事は16日に超党派の法案を提出。下院ではライアン歳入委員長が法案を出した。
オバマ大統領は声明で同法案の提出を歓迎した。
米国株:ほぼ変わらず、半導体株安い−ネットフリックス上昇
2015/04/17 05:19 JST
(ブルームバーグ):16日の米株式市場では主要株価指数はほぼ変わらず。ネットフリックスが上昇した一方、サンディスクの決算を受けて半導体株が売られた。S&P500種株価指数は一時過去最高値に近づく場面もあった。
ニューヨーク時間午後4時過ぎの暫定値では、S&P500種 株価指数は前日比0.1%安の2105.07。一時は最高値まであと0.3%の水準まで上げた。ダウ工業株30種平均は6.84ドル下げて18105.77ドル。
ミラー・タバクの株式ストラテジスト、マット・メイリー氏は「S&P500種は最高値付近に上昇している。そうした水準を上抜ける前に、相場は一服することがある」と分析した。
アトランタ連銀総裁:インフレ率上昇が必要−利上げ前に
2015/04/17 03:45 JST
(ブルームバーグ):米アトランタ連銀のロックハート総裁は米経済が1−3月(第1四半期)に減速したと指摘。金融当局による初回利上げの前に、失業率低下とインフレ率上昇の両方を確認することが望ましいとの考えを示した。
総裁はフロリダ州ウェストパームビーチでの講演で、「経済の先行きが不透明な状況は、重要な政策決定を行う上で理想的な環境ではない」とし、「失業率の低下やインフレ率の上昇が近く見られる可能性は低そうだ。インフレ率は今年後半になるまで上向かないと私は予想している」と続けた。
さらに総裁は「理想を言えば、望ましい状況が実際に実現しつつあるという直接的かつ肯定的な証拠をデータで確認したい」とし、「それには、失業率の低下とインフレ率の上昇が必要だ」と続けた。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NMX0WI6JTSEG01.html
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