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ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事とヒラリー・クリントン前国務長官(C)AP
米大統領選ヒートアップも…やっぱりヒラリーは勝てない?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158937
2015年4月14日 日刊ゲンダイ
雪辱なるか。米民主党のヒラリー・クリントン前国務長官(67)が2016年大統領選への出馬を正式に表明した。08年の指名争いに敗れてから2度目の挑戦となるが、今回は民主党支持層から圧倒的な支持を得ており、「指名獲得はほぼ確実」(在米メディア関係者)とみられている。
一方、ライバル共和党の指名争いは混戦模様。「高い知名度と支持率、米国初の女性大統領という期待もあり、現時点ではヒラリー氏が半歩リード」(米大統領選に詳しい国際ジャーナリストの堀田佳男氏)だ。
もっとも、道のりは平坦じゃない。共和党は相手をヒラリーに絞って、虎視眈々と攻め手を考えてきた。ヒラリーが国務長官時代、公務に私用のメアドを使っていた問題を厳しく追及するなど、共和党の“攻撃”は激しさを増している。
高齢批判もある。大統領に就任する2年後、ヒラリーは70歳を迎える。歴代最年長69歳で就任したレーガン大統領の例はあるが、2期8年、78歳まで務まるのか。
「それでなくても、ヒラリー氏は12年に脳血栓で入院しています。それにワシントンに20年以上いるベテラン、すでに“体制側の人”です。米国民を納得させられる新しいアイデア、清新さを打ち出せるかもカギになるでしょうね」(堀田佳男氏)
ただでさえ、共和党の候補は若い。すでに立候補を表明しているクルーズ、ポール両上院議員はそれぞれ44歳と52歳。あす(現地時間13日)にも表明するルビオ上院議員も43歳。集金力、選対の組織力で最有力候補とされるブッシュ前大統領の弟、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事にしたって、ヒラリーの5歳年下だ。
そして、もうひとつのカギが、米国内で急増している「ラティーノ(中南米系)」だ。
「黒人、アジア系を含めて選挙を大きく左右するでしょう。もともと民主党、特にヒラリー氏はマイノリティーから支持されていますが、クルーズ氏とルビオ氏は自身がラティーノ。ジェブ・ブッシュ氏は奥さんがメキシコ系、本人もスペイン語がペラペラです。共和党の候補次第で、流れが変わる可能性はある」(堀田佳男氏)
ヒラリーは昨年、イスラム国が勢力を拡大したことについて「オバマ大統領の失策」と批判。低支持率の現政権とうまく距離を置いてきたが、果たして初の女性大統領になれるか。
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