http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/425.html
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キリスト教の復活祭を“祝う”(呪う)ように起きたケニア大学襲撃テロ。
150名ほどの犠牲者が出たとされる今回のテロは、一昨年(13年)9月にケニア・ナイロビで起きたナイロビのショッピングセンター(SC)襲撃事件を彷彿とさせる。
数ヶ月前から情報が流れていたナイロビSC襲撃事件と同様、今回の大学襲撃事件も、数日前から襲撃情報が流れていたとされる。
そのようなかで起きた襲撃でありながら、治安部隊が現地に到着したのは襲撃を受けてから7時間後という有様である。
ナイロビSC襲撃事件でも、治安部隊は何時問も現場に現れず、非番の警官が自警団らと協力して市民の救出に当たっている。
ナイロビSC襲撃事件は、直後の報道では襲撃犯を殺害したことになっていたが、遺体は見つかっておらず実際は逃亡したと見られている。
今回の銃撃事件では、現場にあった黒焦げの遺体4つを犯人のものとケニア政府は説明しているが、それを証明するものはなにもないという。
今回の痛ましい銃撃事件を受けて、ケニア人のあいだでは、「犯人たちはどこで武器を調達したのか?」、「武器を持っていくつかある軍の検問所をどうやって通過できたのか?」といった疑義が提示されているという。
※ 関連記事
「<ケニア>大学襲撃70人死亡 人質救出作戦で4容疑者殺害:英米のアセット組織=アッシャバーブが犯行声明」
http://www.asyura2.com/15/warb15/msg/376.html
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ケニア大学襲撃、特殊部隊の到着は7時間後 記者らより遅いと批判[AFP時事]
2015年04月06日 16:18 発信地:ガリッサ/ケニア
【4月6日 AFP】ケニア北東地域ガリッサ(Garissa)で大学が襲撃され学生ら148人が殺害された事件で、ケニア当局の特殊部隊が現場に到着したのは事件発生から既に7時間が経過した後だったと、地元各紙が5日報じた。政府は対応に問題はなかったと主張している。
主要紙デーリー・ネーション(Daily Nation)によると、首都ナイロビ(Nairobi)にある精鋭治安部隊「レキ中隊(Recce Company)」の本部では、2日未明にガリッサ大学が襲撃されたとの一報が入ると同時に警報が鳴っていた。
ところが、主要部隊がガリッサ大学に到着したのは間もなく午後2時になろうとする頃だった。報道によれば、ナイロビからガリッサへ向かう飛行機の第一便には、ジョゼフ・ヌカイセリ(Joseph Nkaissery)内相と警察幹部が搭乗していたという。
一方、事件一報を聞いてナイロビから365キロの道のりを車でガリッサまで移動したジャーナリストたちの中には、空路を使った特殊部隊より先に現地に到着した記者が何人もいた。
「もはや犯罪レベルの怠慢だ」とデーリー・ネーション紙は5日の社説で指摘。「襲撃犯らは、ゆっくり時間をかけて明らかに楽しみながら大勢の学生たちを射殺していた」との生存者たちの証言を紹介した。
また、英字紙スタンダード(Standard)は、特殊部隊の隊員が任務中に居眠りしている風刺画を掲載した。風刺画では、いびきをかいて寝ている隊員が「テロの脅威」と書かれたヘビに噛みつかれて飛び起き、その傍らで犬が「(助ける努力が)少なすぎるし、遅すぎる」とほえる様子が描かれている。
アミナ・モハメド(Amina Mohamed)外相は4日、AFPの取材に「テロとの戦いはゴールキーパーのようなものだ。100回シュートを防いでも誰も覚えていないが、たった1回の失敗は忘れない」と述べ、政府の対応を擁護した。(c)AFP/Peter MARTELL
http://www.afpbb.com/articles/-/3044645
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