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IS=イスラミックステートの脅威 アフガ二スタンでも
3月25日 6時50分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150325/k10010026941000.html
チュニジアでのテロ事件など広がるイスラム過激派の脅威。中でもIS=イスラミックステートやその思想に同調する過激派の脅威は、中東や北アフリカ以外にも拡大し、アメリカ軍が来年末の完全撤退を目指すアフガニスタンでも広がりを見せています。
IS=イスラミックステートは、ことし1月音声メッセージを出し、拠点とするイラクやシリアと同様に、アフガニスタンを含む南西アジアの地域をISの州にすると宣言しました。それに呼応するように、今、アフガニスタンでISに加わる動きが広がっています。
このうち北部のクンドゥズ州で、ことし1月下旬に反政府武装勢力タリバンを脱退しISに加わったグループには、アラビア語などを話す10人近くの外国人が接触してきたといいます。「『外国の軍を追い払う』という目的は同じだ」と説明され、忠誠を誓うことを決めたといいます。
その決め手となったのは、ISの資金力でした。今後、タリバン時代のおよそ3倍に当たる1人当たりおよそ3万円を毎月受け取ることになっていると言います。
また、東部クナール州で接触したタリバンのグループも、今後の勢力拡大につながるとしてISへの転向を望んでいました。グループのリーダーは「ISの指導者はより影響力があり、世界で知られている。だからISはアフガニスタンを導いてくれるはずだ」と話していました。
こうした状況に市民の間では、アメリカ軍の撤退後、治安が悪化してISの台頭を許したイラクの二の舞になりかねないとの懸念が広がっています。
また、アフガニスタンの専門家からは「イラクやシリアにいるISの外国人戦闘員が、今度はアフガニスタンに根づき、活動拠点となる可能性がある」として、かつて国際テロ組織アルカイダがアフガニスタンを拠点としたような事態に陥りかねないと指摘しています。
タリバンに加えISの脅威が広がるなか、アフガニスタンは再び「テロの温床」となりかねない厳しい現実に直面しています。
アフガニスタン駐留の米軍 年内は兵力維持へ/nhk
3月25日 7時55分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150325/k10010026991000.html
アメリカのオバマ大統領はアフガニスタンのガニ大統領と会談し、現在、アフガニスタンに駐留しているアメリカ軍およそ1万人について、現地の治安が悪化していることから、ことし中に半分に減らすという当初の計画を見直し、年内は今の兵力を維持することで合意しました。
アメリカのオバマ大統領は24日、ホワイトハウスでアフガニスタンのガニ大統領と会談しました。会談で双方は、アフガニスタンに駐留しているアメリカ軍9800人について、ことし末までにおよそ半分に減らすという当初の計画を見直し、年内は今の兵力を維持することで合意しました。
ただ、来年末までにアメリカ軍を完全に撤退させる計画については変更はないとしています。
会談後の共同記者会見でオバマ大統領は、「アフガニスタンはまだ非常に危険な場所だ。われわれは安全保障面で引き続き緊密に連携していく」と述べたのに対して、ガニ大統領は「アメリカ軍の撤退計画の見直しは、アフガニスタンの治安部隊の訓練や装備の充実に役立つ」と述べ、計画の見直しを歓迎しました。
アフガニスタンでは、去年末にアメリカ軍を中心とする国際部隊が戦闘任務を終え大部分が撤退しましたが、その後も治安の悪化に歯止めがかからず、最近では、過激派組織IS=イスラミックステートに同調する勢力も現れており、ガニ大統領はアメリカに対して撤退計画の見直しを求めていました。
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