http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/360.html
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まず、LCCの拡大で世界的にパイロット不足に陥っているが、ジャーマンウイングもしくはルフトハンザが、パイロット不足という状況のなか、精神的に少々問題を抱えているパイロットとわかっていながら、まあ大丈夫だろうと判断し、搭乗勤務を続けさせていたかどうかが重要な問題になるだろう。
次に、今回の報道にある診断書の存在も大きな問題になる。
副操縦士が受けた診察が本人の意思だけによるものかそれとも会社(ジャーマンウイングもしくはルフトハンザ)の指示によるものかで、会社にかかってくる責任の重さが変わってくると思う。
仮に、会社の規定ないし指示で受診したのなら、「副操縦士が会社側に病気を隠して乗務していた」という説明で終わらせることはできない。
「病気のため、墜落の当日に勤務はできないとする医師の診断」が、なぜ、会社に通知されなかったのかというシステム上の欠陥が浮かび上がってくるからである。
記事に、「副操縦士は、こうした書類を破り捨てるなどして、会社に提出していなかった」ともあるから、会社の規定ないし指示で受診していた可能性もある。
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旅客機墜落 副操縦士に「勤務できない」と診断書[NHK]
3月27日 20時52分
フランス南東部で起きたドイツの旅客機の墜落について、ドイツの検察は、旅客機を故意に墜落させた疑いがある副操縦士の関係先を捜索した結果、病気のため、墜落の当日に勤務はできないとする医師の診断書などが見つかり、副操縦士が会社側に病気を隠して乗務していた疑いがあると発表しました。
フランス南東部で起きた、乗客乗員150人を乗せたドイツの旅客機の墜落について、ドイツの検察当局は27日(日本時間の27日午後9時前)、西部のデュッセルドルフで声明を発表しました。
このなかで検察は、ドイツ人のアンドレアス・ルビッツ副操縦士の関係先などを捜索した結果、病気で医師の治療を受けていたことを示す文書が見つかったことを明らかにしました。検察は、具体的な病名については明かにしていません。
自宅などから見つかった文書には、病気のため墜落当日に勤務はできないとする医師の診断書が含まれているということです。副操縦士は、こうした書類を破り捨てるなどして、会社に提出していなかったということで、検察は、副操縦士が会社側に病気を隠して乗務していた疑いがあるとしています。
また検察は、これまでのところ、遺書や犯行をほのめかすような文書は見つかっておらず、動機につながるような政治的、宗教的な背景を示すものは見つかっていないとしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150327/k10010030331000.html
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晴れ間さんへ:
【引用】
「あっしらさんも、「ある種のテロ」と言うのだったら、どういう種類のテロなのか、もう少し丁寧に説明すべきでしょう。
【コメント】
政治的目的を実現するため暴力手段を行使して人々を恐怖に陥れることがテロだとすれば、今回の搭乗機の意図的な激突行為は、今のところテロと判断できるものではありません。
それでも、タイトルに「「テロであることを示す根拠はない」?発表通りならある種のテロ」と書いたのは、西側が行ってきた様々な事件に関する“テロ判断”へのイヤミです。
チュニスのバルドー博物館銃撃事件についても、西側の政府及びメディアは、事件発生後、捜査や検証を待つことなく間髪入れずにテロ事件と“判断”しました。
チュニスの銃撃事件は、精神的に錯乱したグループが起こした無差別殺人事件や反政府活動の一環としての武装闘争さらには政府が反政府組織への取り締まりを強化するための自作自演など様々な可能性があるはずなのに...
報道されているような経緯が事実なら、150人近い乗客が乗っている航空機を意図的に岩山に激突させて殺したわけですから、背景や目的はともかく、これまで見せてきた西側の基準に拠ればテロになるのではないですか?
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