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ロシアの脅し
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4845694.html
2015年03月24日 NEVADAブログ
ここにきてロシアは、相次いで「脅し」をかけてきていますが、西側は何も対抗先を出せていません。
1.ロシアのミハイル・ワニン駐デンマーク大使は21日のデンマーク紙ユランズ・ポステンへの寄稿で、デンマークが北大西洋条約機構(NATO)のミサイル防衛(MD)計画に参加した場合、同国軍の艦船が「ロシアの核ミサイルの標的となる」と述べた。
2.ロシアのプシコフ下院外交委員長は22日、自身のツイッターで「ロシアによる(ウクライナ南部)クリミア半島編入は、英国によるフォークランド(アルゼンチン名マルビナス)諸島領有よりも十分根拠がある」と主張した。
ロシアはここにきてあらゆるチャネルを使って外交攻勢をかけてきており、西側はただその場で反論するだけであり、有効な対抗策を打ち出せない状況に陥っています。
ではロシアはただ脅すだけでしょうか?
昨日は日本列島を舐めるようにロシア軍機が周回しており、自衛隊機がスクランブルかけています。
この動きはいつもの”周回旅行”であり、意味はないとの見方もありますが、実は日本・韓国・中国の防空識別域ぎりぎりを飛行しており、日本・韓国の出方を見たとも言え、今までより一歩踏み込んでいると言えます。
ロシアが今後、北方領土で揺さぶりをかけてくるのか、それとも脅しをかけてくるのかによって、プーチン大統領の本意が分かります。
厄介な状態にならなければよいですが、ウクライナ問題でIMFがロシアを脅しており、この対抗策が軍事的圧力となれば、事はそう単純なものではなくなります。
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