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アジアインフラ投資銀行 政府内から参加論も:麻生財務相も今朝の会見で参加に含み:すっきり決められない対米従属国の悲哀
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/294.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 3 月 20 日 12:51:16: Mo7ApAlflbQ6s
 


 麻生財務相は、今朝の会見で、AIIB参加について「融資案件ごとに理事会で審査が行われるのなら、参加することに問題はない」と語っていた。
 融資基準を含めAIIBの基本的な枠組みを決めるのが創設メンバーであり(出資比率がGDP基準になることからGDPの大きさで発言権が規定される)、運営規定どころか、未だ創設メンバーによる協議も行われていない段階で、麻生財務相のような“疑念”を発しても、意味がない言い逃れにしかならない。

 創設メンバーになるかたちでのAIIBに参加できる期限は来週いっぱいである。

 日本が参加すれば中国に次ぐNo.2の出資比率になるはずで、“友好国”と考えている独仏英伊など西欧諸国の出資比率と合算すると中国を上回る議決権になる。
 「融資案件ごとに理事会で審査が行われるのなら、参加することに問題はない」といって参加をぐずっているような状況ではないし、そのように米国に説明もできるはず。

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アジアインフラ投資銀行 政府内から参加論も[NHK]
3月20日 4時23分

中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行を巡って、政府は参加に慎重な立場を示していますが、イギリスやドイツなどが参加を表明したこと受けて、方針の変更を求める声も出始めており、今後、調整が行われる見通しです。

アジアインフラ投資銀行は、中国政府が、アジアの発展途上国を支援するためとして、設立を提唱しているものです。

これについて、菅官房長官が、「日本としては参加に慎重な立場だ」と述べるなど、政府は、日本とアメリカが中心となって運営してきたアジア開発銀行との役割分担や、中国以外の参加国の意思を組織の運営にどう反映させるかが明確になっていないなどとして、各国に日本の立場を説明して理解を求めてきました。

しかし、東南アジアの各国やイギリスに加えて、今月17日には、フランス、ドイツ、イタリアも参加を表明したことを受けて、政府内では、「インフラ輸出を推進するためにも参加をしたほうが得策だ」という指摘や、「公正な運営を実現するために参加を検討すべきだ」などと、方針の変更を求める声も出始めています。

このため、政府は、日本と同様に慎重な立場に立つアメリカと情報交換を行うなどして対応を検討することにしており、今後、調整が行われる見通しです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150320/k10010021961000.html

 

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コメント
 
01. 2015年3月20日 17:33:44 : 2x41b1WttY
>政府は、日本と同様に慎重な立場に立つアメリカと情報交換を行うなどして対応を検討することに

あほ抜かせ

何が同様の立場だよ

奴隷国ニッポンだからご主人様、鬼畜米国の命令通りに動くだけだろ


02. 2015年3月20日 19:21:07 : aQq0UGoaxY
麻生財務相もシロアリにせっつかれて大変だわ。

自分のことしか考えないシロアリは税金の無駄使いなど気にしません。
財務省のシロアリが、AIIBの利権臭に寄って来ているが、嫌われ物の安倍(不正選挙)の間は無理でしょう。

参考利権:--------------------------------------

アジア開発銀行(アジアかいはつぎんこう、英: Asian Development Bank、ADB)は、アジア・太平洋における経済成長及び経済協力を助長し、開発途上加盟国の経済発展に貢献することを目的に設立された国際開発金融機関である。本部はフィリピン共和国・マニラ。ESCAP(アジア太平洋経済社会委員会)の発案により、1966年に発足した。現在67か国/地域で構成される。最大の出資国は日本と米国(ともに出資比率15.7%を占める)である。

歴代総裁
渡辺武 1966年11月 - 1972年11月
井上四郎 1972年11月 - 1976年11月
吉田太郎一 1976年11月 - 1981年11月
藤岡眞佐夫 1981年11月 - 1989年11月
垂水公正 1989年11月 - 1993年11月
佐藤光夫 1993年11月 - 1999年1月
千野忠男 1999年1月 - 2005年2月
黒田東彦 2005年2月 -2013年3月
中尾武彦 2013年4月 -


03. 2015年3月20日 20:28:32 : nJF6kGWndY

一応、自覚はあるらしいなw

http://jp.wsj.com/articles/SB11871187576556893798304580529630689188218
【社説】米国の「スマートパワー」粉砕した中国の「小切手外交」

原文(英語)
2015 年 3 月 20 日 18:31 JST

人民大会堂で開かれたアジアインフラ開発銀行の調印式に参加するアジア各国の代表ら(2014年10月24日) Getty Images
 オバマ政権は「スマートパワー」を通じて世界における米国の影響力が高めることができると主張している。だが、経済外交では中国が米国を打ち負かしたようだ。

 中国政府はカネで他国を味方につけようとする「小切手外交」を隠そうともせず、地域の野心的事業を追求するため巨額の資金を投入してきた。例えば、中央アジアをまたぐ交易網を開拓する「シルクロード基金」に400億ドル(約4兆8300億円)、新興5カ国(BRICS=ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)の開発を支援する「新開発銀行」に410億ドル、東南アジア諸国向けソフトローン(貸し出し条件の緩やかな融資)とインド洋周辺の港湾事業「海のシルクロード」にさらに数十億ドルを投じてきた。

 最近、中国は資本金500億ドルの「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」を設立という新たな冒険に打って出た。アジア開発銀行(ADB)は2020年までに地域のインフラ開発に8兆ドルが必要になると試算しているが、この一部がAIIBの融資で賄われる見通しだ。オバマ政権はAIIBに反対してきたが、その主張は無視されてしまった。

 2014年10月、第1陣として21カ国がAIBB設立に向けた覚書に署名した。その後、バングラデシュやベトナムなどのアジア諸国が加わり、参加国数は中国を含めて26カ国に拡大した。米国政府が語気を荒らげて反発したものの、最近1週間のうちに英国、フランス、ドイツ、イタリア、ルクセンブルグ、ニュージーランドも相次いでAIIB参加を表明した。

 米政府高官は英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)に対し、「われわれは中国にすり寄る絶え間ない流れを警戒している。これは台頭するパワーに対する関与の仕方として最良ではない」と語った。また、この高官は英国が「事実上、米国に何の相談もなしに」AIIB参加に調印したことに不満を表明。一方、英政府の関係者らはルー米財務長官を含む主要7カ国(G7)を通じ、1カ月にわたり協議してきたと主張している。

 商業上の理由で中国になびくという英国の習慣を米国が懸念するのは当然だ。植民地だった香港の自由を擁護するという歴史的使命を英国が放棄して以来、こうした懸念は特に高まってきた。しかし、この出来事は外交における米国の影響力が、特に欧州の同盟国に対していかに低下したかを物語っている。

 世界が新しい開発銀行を必要とする理由を考えてみる価値はある。世界銀行は長い間まずい運営を繰り返してきたばかりか、汚職に寛容な姿勢を示してきた。世銀総裁だったポール・ウォルフォウィッツ氏は腐敗した体制への融資を停止した結果、欧州出身のスタッフらによって職を追われてしまった。規模の小さい開発銀行はさらに問題が多かった。

 AIIBの存在は、恩恵を受けるであろう国を単に支援するよりもはるかに強く中国の影響力を押し上げる可能性がある。中国の好意に甘えたがる貧弱な体制が条件の緩い低利融資を受ける見込みだが、AIIBは透明な市場よりも中国風の国家資本主義を促進するだろう。

 「悪貨は良貨を駆逐する」というグレシャムの法則は経済発展にも当てはまる。意図的に価値を下げられ、貧弱で腐敗した監視しか受けていない資本が注入された港湾や橋などの公共事業は、国を借金漬けにし、デフォルト(債務不履行)リスクを高めるばかりか、生産的民間投資を頻繁に損ねることになる。アジアが公共投資のため必要とする巨額の資本は、民間投資家から汚職のない投資機会であるとの信頼を得るまでは決して実現しない。身内びいきを永続させるためにインフラ融資をばらまいても意味がないのだ。

 「スマートパワー」の敗北により、アジア太平洋で貿易協定をまとめる重要性が一段と高まった。これは経済の主導権が米国から中国にさらに移行するのを避けるためにも必要だ。6年以上前にオバマ政権が成立してから、友好国に対しても敵対国に対しても、世界中で米国の影響力が低下したことは失望を招く事実なのだ。

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04. 2015年3月20日 20:32:02 : URbdINlH4J
イギリスなどの欧米投資銀行が、中国主導のアジアインフラ投資銀行への参加を表明しているのは、崩壊する中国共産党政府の国営企業を手に入れようと言う企みだと思うがね。 清国が衰退して行った時期に、ヨーロッパ諸国が競って領土をむしりとった事と同じだろう。 中国の現状はまさに新帝国の末期と同じように見えるから、欧米の金融資本は中国の国営企業群を分け取りにする事を考えている筈。 その点を考えれば日本が参加する意思を表明して、分け前を要求する事が出来るようになると考えているのかも知れないね。 中国共産党政権の崩壊は目前に迫っていると見えるから、その後の状況次第で投資の意味が出てくるだろう。 併し昔の事を考えれば、日本は手を出さないのが正解だと思う。

05. 2015年3月21日 17:47:55 : L9Z10XUNZo
04
ネトウヨって本当に低能で気の毒になるよな。
AIIBは別に中国国内にカネを貸す銀行じゃない。
ネトウヨにつける薬なし

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