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仏独伊、中国主導アジアインフラ投資銀に参加へ=報道:日本がどの時点で参加するのかが焦点:韓国は日本に先行?
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/278.html
投稿者 小魚骨 日時 2015 年 3 月 17 日 15:58:04: 5fM4yUMte5cr2
 


※「小魚骨」は「あっしら」の別名です。一時的投稿禁止処分を受けているためこのようなかたちの投稿にさせていただきました。
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 米欧合作での“日本外し”の様相も見えてきた。

 残すところ10日ほどである3月中に参加を決めた国が、アジアインフラ投資銀行の創設メンバーになるとされている。

 米国は今後、アジアに対し、経済的利益はともかく政治的にこれまでほど深くコミットメントするつもりはない。
 中国や日本とのあいだで緊密な政治的経済的関係性を築くことで、中国や日本に資金を負担させながら、アジア地域からできるだけ多くの経済的恩恵を受けられるようにしたいと考えているからだ。(カネは出さないが、口も出すし果実も得るという算段)

 韓国政府は、先日の協議のなかで中国政府から、高高度防空ミサイル「サード」の配備は断念するよう求められる一方AIBBに参加するよう求められた。

 「サード」配備については、米国と韓国の間で交渉内容について明らかにしないという合意がすでにできており、韓国政府は、中国政府に対し、北朝鮮の核兵器開発を押しとどめることを条件に「サード」配備を断念するだろう。
 韓国政府は、創設メンバーになる利を考え、AIBBへの参加もまもなく決定するだろう。

 AIBBについては、日本がどの時点で参加するかが最大の焦点と言える状況になっている。

 日本は自主的に判断するのなら3月中に参加を決定し、創設メンバーとしての地位を確保すべきだが、従米から踏み出せないのなら、あとからのこのこ参加という最悪のパターンになる可能性もある。


※ 関連投稿

「中国主導のアジア投資銀に英参加 G7で初:豪首相、中国主導のインフラ銀「来週にも参加判断」:日米、英に不満広がる」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/266.html

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仏独伊、中国主導アジアインフラ投資銀に参加へ=報道
2015年 03月 17日 09:44 JST

[17日 ロイター] - 17日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)によると、フランス、ドイツ、イタリアは英国に追随し、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加することに合意した。

西側諸国のAIIB参加を阻止したい米国にとってさらなる打撃となる。

アジアで輸送、エネルギー、通信などのインフラ事業への投資を促進するため、昨年設立されたAIIBは、西側が出資国の大半を占める世界銀行やアジア開発銀行(ADB)に対抗する機関とみられている。

中国が今年に入って発表したところによると、アジアと中東を中心に26カ国がAIIBへの参加を表明している。

© Thomson Reuters 2015 All rights reserved.

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPKBN0MD02I20150317


 

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コメント
 
01. 2015年3月17日 19:28:16 : yy7D5jhcis
出資額が問題だ。1億円でも出資は出資だ。「参加することに意義がある」だろうな。

02. 2015年3月18日 06:51:39 : jXbiWWJBCA
米国の同盟国を引き寄せる中国のマネー磁石AIIBに英国などが参加表明、外交の失敗で孤立する米国
2015年03月18日(Wed) Financial Times
(2015年3月17日付 英フィナンシャル・タイムズ紙)

中国、「幽霊公務員」16万人を給与支払い名簿から削除
中国が主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」への参加表明が相次いでいる〔AFPBB News〕

 アジアインフラ投資銀行(AIIB)を巡る物語は、米国にとって外交的な大失敗と化しつつある。

 中国との勢力争いをお膳立てしておきながら、その争いに負けることで、米国政府は21世紀の権力と影響力の漂流に関して意図せぬシグナルを送ってしまった。

 2013年に中国がAIIBを創設する意図を明らかにするや否や、米国は同盟国に対し、新銀行をボイコットするよう求める説得工作に乗り出した。

 米国は、中国政府の支援を受けた新銀行は、クリーンな政府や環境基準といった問題について、世界銀行ほど慎重ではない融資基準に従う恐れがあると主張した。

アジアにおける米中の勢力争い

 だが、これが勢力争いであることもかなり明白だった。世界銀行はワシントンに本部を置き、総裁は常に米国人だった。潜在的な競合機関のAIIBは上海に本部を置く予定で、中国が最大の株主だ。

 当初、日本、韓国、オーストラリアはAIIBへの参画を見送ることを決めた。欧州の大国も揃って不参加を決めた。だが、ここへ来て、英国が創設メンバーとしてAIIBに参加することを決めたというニュースが反AIIB陣営に決定的な亀裂を生んだように見える。

 筆者は先週、韓国を訪れていた。韓国の大半のアナリストは、韓国政府がAIIBへの参加を決めるのは時間の問題だと見ている。オーストラリアはすでに自国の立場を再検討しており、他の大きな欧州連合(EU)諸国は英国の後を追う可能性が高い。

 その時点で、AIIBに抵抗する唯一の主要国は日本と米国になる。この状況は、米国にとって非常に体裁が悪い。欠陥のある構想に対する道義的な反対で友好国が結集するどころか、AIIBのエピソードによって、米国は孤立し、すねているように見える。

南シナ海でベトナムに強硬姿勢、中国の狙いは 専門家が分析
2014年5月、南シナ海でベトナムの船艇に放水する中国海警局船(右)〔AFPBB News〕

 中国はこの2年ほど、アジアにおける権力と影響力を巡る米国との戦いで苦戦していただけに、AIIBの物語は中国にとって一段と甘いものになる。

 中国は領有権を巡る近隣諸国との対立で攻撃的な態度を取ることで、図らずも米国の立場を強めることになった。フィリピン、日本、オーストラリア、インドを含む多くの国が、外交、安全保障の両面で米国との関係強化に動いたからだ。

 だが、中国はこの経験から学んだように見える。中国はここ数カ月、近隣諸国に対し、露骨な対立姿勢を控えるようになり、代わりに経済的な絆を築く願望を強調するようになった。その1つが、中央アジアを通る貿易とインフラの新シルクロードと、東南アジアの海域を通る「海上シルクロード」だ。AIIBはこうした取り組みの資金を賄ううえで大きな役割を担うことができる。

 中国が期待しているのは、アジア諸国を説得し、これらの国は中国の台頭の脅威に直面するのではなく、むしろ中国の高まる富から恩恵を受ける立場にあるということを納得してもらうことだ。やはり中国の投資を呼び込むことを期待する英国だけでなく、中国の近隣諸国の大半は、このチャンスを逃すのは愚かだとの判断を下したようだ。

 AIIBのエピソードは、アジアにおける影響力を巡る戦いで中国が持つ最強の切り札は同国の高まる経済力だということを浮き彫りにしている。これに対して米国が持つ一番の切り札は、軍事力と安全保障条約のネットワークだ。

板挟みになる米国の同盟国

 米中の板挟みになった国はジレンマに直面する。日本、オーストラリア、フィリピン、韓国は皆、米国と安保条約を結んでいる。だが、すべての国で今や、対中貿易が対米貿易をかなり上回っているのだ。

 例えば韓国は北朝鮮を牽制することについても、そして、いつの日か中国自体に対するヘッジとしても、米国の力に依存している。だが、中国は現在、韓国の輸出の4分の1以上を受け入れている。これに対し、韓国の対米輸出は約12%にとどまる。

 その結果、韓国は頻繁に2つの方向に引っ張られることになる。AIIBがそうした例の1つだ。もう1つの例は、北朝鮮に対する防衛には役立つかもしれないが、中国が自国の安全保障に対する脅威と見なすミサイル迎撃システムの配備を求める米国の要請に応じるか否かに関し、韓国国内で繰り広げられている激しい議論だ。

 AIIBのエピソードは、環太平洋経済連携協定(TPP)交渉の妥結を目指す米国と日本の動機を強める一方だ。TPPは12カ国の太平洋諸国を1つにまとめるが、かなりあからさまに中国を含めない貿易協定だ。ここでも米国は、これは反中ブロックを構築する努力などではなく、経済の開放性の基準を維持するという問題だと主張している。

 だが、米国の一部同盟国でさえ、この主張を完全には受け入れず、アジア太平洋地域で最大の貿易国である中国を除外する新たな貿易協定を築くのは少々奇妙だとこぼす人もいる。

米国の軍事力か中国の経済力か

 米国政府と中国政府が繰り広げる、このアジア腕相撲大会における大きな疑問は、米国の軍事力が究極的に中国の経済力よりも重要な意味を持つかどうか、だ。

 個々の問題によって、答えは変わってくる。だが、全般的には、ある国が中国に脅かされていると強く感じるほど、米国の方へ傾く可能性が高い。日本がアジアでAIIBに抵抗する最後の大国となりそうなのは、このためだ。

 対照的に、もし中国があまり頻繁に拳を振りかざさないだけの分別を持てば、米国の緊密な同盟国に対しても、中国の経済力が次第に政治的、外交的な影響力に発展する可能性が十分にある。

 強大な米ドルの前に世界が屈服したと言われた時代があった。だが、AIIBの物語は、最近では米国の最も緊密な同盟国の多くでさえ、人民元というマネーに目の色を変えていることを示唆している。

By Gideon Rachman

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43232


03. 晴れ間 2015年3月18日 07:37:21 : FhUYgDFvAt2/E : xni5yVaf3k
中国は、フランスでますます存在感を高めています。

原発への不信で、フランスの原発企業アレバが経営危機に陥っていますが、中国が支援を申し入れています。中国自身も、自ら原発産業に乗り出したいようです。

また、フランスの公教育では、中学校の段階で、中国語を第二外国語の選択科目に加えることになりました。(英語が第一外国語。ドイツ語、スペイン語、中国語が第二外国語。)

日本のニュースはさっぱり出てこない。最近では戦艦武蔵がみつかったことくらい。古代ローマの貿易船発見と同じくらいの距離感。


04. 2015年3月18日 13:56:43 : lDBepGY1eE
中国は10年以内には再生エネルギー大国になるだろう。

05. 2015年3月18日 16:09:01 : Cur0RCSFcE
 今のチャイナが10年も持つはずがない。

06. 2015年3月18日 23:19:34 : xcazJM5EZg
いや、欧州財閥が搾取先をアメリカ(=日本込み)から中国に乗り変えるってわけだろう

07. 2015年3月19日 12:39:29 : xPQrro3Nu6
★このまま日本がアメリカ隷属ならアジアで孤立し、将来アメリカと共
にAIIB参加すれば、日本は中国に軽蔑されると同時に最も軽視される。
日本の政治年齢はマッカーサーのGHQ時代は14歳だったが今はマイ
ナス7歳だ。
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h27/jiji150318_972.html

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