http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/266.html
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※ 参照投稿
「米中、日本抜きで握手:日韓は属国、中国は台頭著しい独立国だから当然:その自覚がないため危険で異様な国策が跋扈」
http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/536.html
※ 参考記事
「中国主導のアジアインフラ銀「欧州勢も参加意向」 財政相が明言:日本が創設メンバーに加わる可能性もあると財政相」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/234.html
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中国主導のアジア投資銀に英参加 G7で初[日経新聞]
2015/3/13付
【北京=大越匡洋】英国財務省は12日、中国主導で今年末に発足するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加する方針を発表した。主要7カ国(G7)で参加するのは英国が初めてだ。国際金融機関として信認が高まり、カナダやオーストラリア、韓国なども追随する可能性がある。AIIBの構想に距離を置いてきた米国や日本の対応が今後の焦点となる。
これまでにAIIBには東南アジアなど27カ国が参加を表明していた。最終的に1千億ドルとしている資本金の大半を中国が負担し、初代総裁のポストも中国が握る見通しだ。
すでに英国は日米などG7各国にも参加の意向を伝えたもようだ。ロンドンを中国の通貨・人民元を使った金融取引の中心的な市場に育てる考えだ。AIIBを後押しし、中国との関係強化をテコに人民元取引の増大や中国・アジア市場での影響力の拡大を狙う。
オズボーン英財務相は12日の声明で「英国が西側主要国で初めてAIIBの創設メンバーになることをうれしく思う。英国とアジアの連携強化は英国企業が世界で最も成長著しい市場でビジネスと投資の機会を得るための長期的な経済計画の柱だ」と強調した。
英国は今月中にAIIBの設立協議に加わり、「AIIBの組織運営の透明性の向上などに重要な役割を果たしたい」(英財務省)としている。中国財政省は「英国の決定を歓迎する。ほかの参加国と協議したうえで、英国は早ければ3月末にAIIBの創設メンバーとなる」との声明を発表した。
米国と日本は両国が中心となって運営してきたアジア開発銀行(ADB)と役割が重なるほか、組織運営に不透明さが残るなどとして、AIIBへの参加に慎重だった。米国が主導してきた国際金融秩序への挑戦と受け止める警戒感もある。英国の参加をきっかけに、米中間の国際金融の枠組みを巡る主導権争いが一段と激しくなりそうだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXKASGM12H6D_S5A310C1EA2000/
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豪首相、中国主導のインフラ銀「来週にも参加判断」[日経新聞]
2015/3/15 1:02
【シドニー=高橋香織】オーストラリアのアボット首相は14日、アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加を「来週にも判断する」と述べた。地元テレビのインタビューに答えた。アボット氏は英国やニュージーランドによる参加表明の動きを「非常に注意深く検討している」と語った。
同氏はAIIBへの関与には、月内が期限の創設メンバーになり、その上で最終的な機構の定款に賛同するかを決めるという「2段階がある」と指摘。英国などは内部から中国に働きかけるために参加の意図を表明したとの見方を示した。
アボット氏は「特定の国の外交の一部門にすぎない機関に入るつもりはない」と従来の慎重な姿勢を繰り返し表明する一方、AIIBが「純粋な多国間機関となる可能性はある」と指摘。「もし中国がそのような機関を設立する用意ができているなら、私は米国や日本を含む多くの国の参加を率直に望む」と話した。
豪政権内ではロブ貿易・投資相やホッキー財務相が参加に前向きだ。ホッキー氏は「AIIBのガバナンスは改善した」との見方を示す。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14H42_U5A310C1FF8000/
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日米、英に不満広がる 中国主導のインフラ銀参加で
【ワシントン=矢沢俊樹】中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に英国が参加を表明したことに、米国や日本の当局間で怒りの声が広がっている。組織運営が不透明なAIIBに「協力する真意が不明だ」(米外交筋)といった声が聞かれる。一方で参加を逆手に取り、英を通じ経営の質を高めるようけん制したほうがよいとの見方も出ている。
日米独など主要7カ国(G7)は当局間のきわめて緊密な連携と周到な根回しで知られるが、英のAIIB参加表明には「仰天した」(G7当局者)と驚きの声があがっている。キャメロン英政権が独断で発表に踏み切った可能性もある。
米国務省のサキ報道官は12日の記者会見で、英の参加について「個々の国の判断だ」と論評を避けた。「我々は高い透明性を求め、詳細な内容を知りたいと言ってきた」と語り、参加の是非を判断する段階にも至っていないとの認識を示した。
抑え気味の公式答弁とは裏腹に、米政府の本音は「AIIBがつまずけば、英自身がG7メンバーから厳しく責められるだろう」(米当局関係者)などと手厳しい。米が批判的な第1の理由は、AIIBの運営が圧倒的に中国主導となることが目に見えており「公正な経営統治は望めない」(米財務省筋)ためだ。
国際金融筋によると、AIIBの出資比率の算定にあたり、中国側は各国の物価の違いを踏まえて通貨の交換比率を調整した「購買力平価」と呼ばれるモノサシを用いる案を打診した。購買力平価でみると、世界経済に占める中国のシェアは2014年に米を抜き世界一に躍進。そのためAIIBでも「中国は5割近い発言権を占める」との見方がある。
米国の反発の背景には、中国の政策銀行である中国輸出入銀行の融資行動もある。アフリカやアジア地域では日米が主導するアジア開発銀行(ADB)が途上国融資などを巡り、中国輸銀に競り負けるケースが後を絶たない。
中国輸銀の特徴を「環境保護が不足したり、当事者国の返済能力を上回るような巨額融資を短期間で通したりする」(世界銀行関係者)と批判する向きが西側諸国には多い。AIIBが「巨大な中国輸銀」と化せば、世銀などが戦後積み上げてきた開発金融政策が揺さぶられかねない。
日本政府関係者も「現時点で検討に全く値しないという点で、日米は一枚岩だ」と言い切る。参加が取り沙汰される韓国やオーストラリアなどの動向には日米とも神経をとがらせており、水面下の外交的な駆け引きは一段と激しくなりそうだ。
[日経新聞3月15日朝刊P.1]
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日米、アジアの開発金融 中国主導に警戒感
英が参加、先進国の追随焦点
中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に英国が参加を表明したことを受け、日米両国は他の先進国が追随することに警戒感を強めている。日米主導のアジア開発銀行(ADB)は融資枠を拡大させてインフラ支援を強化するが、AIIBに参加する先進国がさらに増えれば、アジアの開発金融の主導権が移る端緒になる可能性もある。
「とんでもない」。日本の財務省幹部は13日、英国によるAIIBへの参加表明を受け、思わず声を荒らげた。主要7カ国(G7)でAIIBに参加するのは英国が初めてになる。
英財務省は声明で「組織運営の透明性向上に役割を発揮する」と表明した。日米はAIIBへの参加に慎重な姿勢を示す最大の理由として不透明な意思決定などを挙げていただけに、英国の声明に、はしごを外された格好だ。
英国からは事前に参加方針が伝えられたが、日米は翻意させることができなかった。資源やモノの貿易で中国への依存度が増す各国は日米の慰留を素通りする。
「案件審査で環境への影響を考慮できるのか」。麻生太郎財務相は昨年9月、インドのモディ首相との会談でAIIBが国際基準に沿った審査体制が不十分な点を指摘し、参加を思いとどまるように訴えた。ところがわずか2カ月後、インドはAIIB創設の覚書に署名した。財務相会談を通じて参加を思いとどまらせようとしてきたオーストラリアも「止めるのは難しい」と、日本の財務省幹部は警戒感を隠さない。カナダや韓国も参加を検討する。
AIIBの創設は日米が招いた結果でもある。中国はADBの出資比率を上げるように訴えてきたが、影響力の維持を狙う最大出資国の日米は増資に反対を貫いてきた。2017年から実施する自己資本の改革でも、増資は棚上げした。ADB総裁は1966年の創設以降、9代続けて日本の財務省と日銀の出身者。不満を募らせた中国は独自の銀行創設に動いた。
英国のような先進国が参加すれば、AIIBが発行する債券は高格付けを得やすくなり、資金調達コストを抑えられる。これまで日本の財務省幹部は「AIIBは新興国が中心で資金調達コストが高く、採算が合う案件は限られる」として、最上位の格付けを持つADBの優位性は揺るがないとみていた。
「AIIBがなぜ問題なのかは改めて言うまでもない」。麻生氏は13日の閣議後の記者会見で、参加に慎重な姿勢を改めて示した。
だが主要国がAIIBへの参加を検討する事態を目の当たりにすると、日米がアジアの開発金融の主導権を保つことが一段と難しくなっているように映る。
[日経新聞3月13日朝刊P.5]
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どこまで盾突く気?中国主導のアジアインフラ投資銀行に日本は参加せずの報道に「招待していない」「うぬぼれているな」の声―中国ネット
配信日時:2015年3月15日(日) 13時20分
14日、中国メディアの新浪は、麻生太郎財務大臣が、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行に日本が参加するのは難しいとの考えを示したことを伝えた。これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。
2015年3月14日、中国メディアの新浪はロシアメディアの報道を引用し、麻生太郎財務大臣が13日の記者会見で、中国が設立を提唱しているアジアインフラ投資銀行に日本が参加するのは難しいとの考えを示したことを伝えた。
【そのほかの写真】
新浪は「われわれが重要と考える融資に関する規則などが明確になるまでは、日本がアジアインフラ投資銀行に参加することは難しい」と麻生大臣が述べたと伝えた。
このニュースに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。
「来るなよ。来ても迷惑だ」
「参加したいと思っても入れてあげないよ」
「日本に参加してもらいたいとは思っていない。参加してほしいのは韓国とオーストラリア」
「中国は最初から日本を招待していませんけど」
「最初から日本を呼ぶつもりはないんだよ。麻生大臣は何をうぬぼれているんだ?」
「(日本は)米国の犬だからな。加入しないのが一番だろう。中国も歓迎しないし」
「何を言っているんだ。米国が参加させないんだと直接言えばいいじゃないか」
「金持ちクラブには参加したくないということですね」
「歴史を見ると、日本はいつでも誤った判断をしているよね」
「中国政府は中国人旅行者が小日本に行って買い物をすることを制限すべきだ」
「日本鬼子(日本人の蔑称)が中国の益になることをすると期待してはいけない」
「中国は大国としての度量を示してすべての国の歓迎し、どの国も排斥すべきではない。そして各国の決定を尊重すべきだ」(翻訳・編集/山中)
http://www.recordchina.co.jp/a104266.html
- アジア開銀、中国主導のインフラ銀と協力検討:日本がAIIBの創設メンバーになる芽が少しずつ膨らんでいる あっしら 2015/3/17 03:49:37
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- 仏、関与の形を検討中:加入の時期は未定:アジア開発銀行は米国、アジアインフラ投資銀行は欧州系諸国という影響力構図 あっしら 2015/3/17 04:06:50
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- 仏、関与の形を検討中:加入の時期は未定:アジア開発銀行は米国、アジアインフラ投資銀行は欧州系諸国という影響力構図 あっしら 2015/3/17 04:06:50
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