http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/193.html
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「ISISの“首切り処刑人”ジハーディ・ジョン=「モハメド・エンワジ」というBBC報道はインチキの可能性が大」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/186.html
の続報:
妄想はするがそれほどはひどくないので冗談だが、英国BBCニュースと米国ABCニュースは、上記投稿に応えたかのように、「モハメド・エンワジ」の写真を公開した。
しかし、BBCが公開したものは、なんと、「モハメド・エンワジ」が小学生の時に撮影されたカラーの集合写真と新聞に掲載されたもののコピーのように輪郭だけともいえる粗いモノクロの写真?である。
ABCは、BBCが公開した小学校時代の集合写真に加え、MLBピッツバーグ・パイレーツの野球帽を目深に被っているため帽子のひさしで眼のところまで影ができている粗い全身像の写真を公開した。
(鼻の下にひげをたくわえラッパー的雰囲気を醸している:以前からジハーディ・ジョンはロンドンで音楽関係の仕事をしていたという報道があった)
BBCニュースを見て、黒覆面を被り眼の部分だけわずかに露出しているジハーディ・ジョンの正体と称して公開した写真が小学校時代の集合写真ということにずっこけ苦笑した。
(こんな報道を恥知らずにしらっと真顔でできるBBCはさすがと言っておこう。「モハメド・エンワジ」は、ロンドンで小学校から大学までを過ごし、実家の住所までわかっている。ISのカリフを自称するバクダディと違い、情報機関などから入手できなくても、周辺から写真などの情報を得やすい条件にある)
ABCが公開した野球帽を目深に被った写真の人物が、小学校時代の集合写真と“同一人物”なのかさえ判然としないくらいだから、公開された二つの写真が、眼の形と表情しかわからないビデオ画像のジハーディ・ジョンの過去の姿かどうかなどまったくもってわからない。
“目は口ほどにものを言う”ものだから、大人になった時点の顔がはっきり写った鮮明なカラー写真があれば、“同じ人物かもしれないね”とか“別人だね”といったそれなりの判断ができる。
とにかく、英国情報機関は、目だけが見える黒覆面姿としゃべり声が含まれているビデオ映像を手がかりに、ジハーディ・ジョンを「モハメド・エンワジ」と特定したのだから、鮮明な顔写真や音声データが手元にあったはずであ。(英国情報機関が送り込んだアッセとならはじめから正体はわかっているが...)
英米の政治的指導者が地の果てまででも追いかけて罪を償わせると本気で考えているのなら、覆面をとった素の顔の「モハメド・エンワジ」の画像を世界に向け公開しなければ捕捉は覚束ないと言っておく。
ISのカリフを自称しているバグダディの顔写真も、昨年6月頃にモスルのモスクで説教を行っているビデオ映像が出回るまで、新聞や雑誌には粗いセピア色のものしか掲載されなかった。
(モスルのモスクで説教を行っているビデオ映像が出回る直前に、ロシアのRTRは、戦闘員たちの真ん中に立っているバブダディのビデオ映像を公開した。そのビデオ映像は、粗いセピア色の写真の人物と“同じ人だね”と言えるものだが、モスクでの説教映像の移っている人物は、セピア色の顔写真とは“別の人”と思えるものである)
「モハメド・エンワジ」はMI5と数度の接触があったとされているが、バグダディはそれ以上に米軍と深いつながりがある。二度ほど拘束され一度は4年間も拘束されていたとされる。
そのようなバグダディの鮮明な顔写真が米国機関の手元にないということはありえない。
(MI5が何度か接触をしていながら「モハメド・エンワジ」をシリアに行かせてしまったということで、英国民やメディアから政府は非難を浴びているという。キャメロン首相は、「モハメド・エンワジ」を“情報提供者として使った”ことで、いくつかのテロを防ぐことができたとしてMI5の動きは非難に値しないと反論した)
英米仏の支配層には、世界の人々を愚弄しながら世界を荒らし回る蛮行はほどほどにしてくれと言いたい。
そのような愚弄行為と殺戮の継続は、信心深いムスリムの怒りをさらにかき立てるだろう。
※ 参照投稿
「ISIS指導者バグダディの謎に満ちた素顔:5年前米軍は4年間拘留後あっさり釈放:露RTRが本人の最新ビデオ映像を放送!」
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/103.html
「自称カリフの平凡な素顔:「イスラム国」バグダディ氏情報「ニューズウィーク日本版」:バクダディ氏とされる男は二人いるかも」
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/107.html
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