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「イスラム国」 逃走の女の記事掲載か
2月13日 0時34分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150213/k10015421581000.html
先月、フランスで起きた一連のテロ事件で捜査当局が行方を追っている女とされる人物のインタビュー記事が、イスラム過激派組織「イスラム国」の活動を記したインターネットのサイトに掲載されました。
フランスの一連のテロ事件で食料品店に立てこもり、人質4人を殺害したクーリバリ容疑者は警察の突入で殺害されましたが、パートナーのブメディエンヌ容疑者は逃走中で、トルコを経由してシリアに入国したとみられています。
こうしたなか、イスラム過激派組織「イスラム国」の活動などをフランス語で記したインターネットのサイト「イスラム世界」が、12日までに「クーリバリ容疑者の妻へのインタビュー」とする記事を掲載しました。
記事は2ページにわたり、ブメディエンヌ容疑者の名前や写真はありませんが、この人物は「神聖な土地へおもむく任務を果たすことができて安心した」と述べていて、「イスラム国」の支配地域で暮らしていることを示唆しています。
また、クーリバリ容疑者について「夫は同胞とともに、われわれの神の敵と戦いたいと心の底から願っていた」と述べたうえで、イスラム教徒の女性たちに「イスラム国」の活動に加わる夫や息子を支えるよう呼びかけました。
記事が掲載された背景には、ヨーロッパで最も多くのイスラム教徒が暮らすフランスで、「イスラム国」への支持の拡大を図るねらいがあるものとみられます。
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