http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/114.html
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(今晩のN海外ネット)
リシャウィ死刑囚を釈放しなければ、拘束したパイロットを殺害するとしたイスラム国だが、これに対してヨルダン政府は、イスラム国の狙いは死刑囚の釈放などではなく、ヨルダンに揺さぶりをかけることにあると当初から分析していたと見られる。
二度にわたって首相を務めたヨルダン政界の重鎮アブデルサラミ・マジャリ氏に話を聞くことができた。今のヨルダン政府に影響力を持っている。
取材したのはヨルダン人パイロットの殺害が明らかになる数時間前だった。
マジャリ「イスラム国はパイロットをすでに殺していると思う。日本人よりも先に殺害している。それを公表しないのは取引をするためだ」
マジャリ氏は、イスラム国が後藤さんの解放と引き換えに死刑囚の釈放を求めてきたのは、ヨルダン政府を苦しい立場に追い込む狙いだったと指摘した。
マジャリ「イスラム国はヨルダンと日本両国を策略にはめようと思いついた。ヨルダン政府が自国のパイロットよりも日本人を優先させ死刑囚との交換に合意したら、国全体が政府に反発するだろう」
その上で、イスラム国は、パイロットが生きていると思わせてまで、ヨルダン政府を脅かし続けたのは、有志連合の空爆で重要な役割を果たしているからだと強調した。
マジャリ「イスラム国はヨルダン政府を苦境に陥れたかった、それが狙いだ。日本人を解放するというのは本心ではなかった」(番組終わり)
今回の人質交換が仮に成立していたら、この大博打は功を奏しヨルダンはイスラム国の思惑通りになった。
だが、突如潮の流れが変わり、残酷な殺害映像の公開が逆効果となり、かえってヨルダン国民を結束させる結末になったといえる。イスラム国の軍師、黒星の巻だろう。この痛い教訓をイスラム国は今後どう考えていくのか?
・アブハヤニ氏「日本は三つの大きな間違いを犯した。対応の遅さ、中東訪問と2億ドル支出、現地対策本部をヨルダンに設置したこと
http://www.asyura2.com/15/senkyo179/msg/535.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 2 月 07 日 20:34:35: jdZgmZ21Prm8E
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