http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/113.html
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〔テロの脅威 フランスの苦悩〕広瀬公人巳(NHK解説委員)2015.2.6
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/208817.html
Q.イスラム国の戦闘員とみられるテロの呼びかけ、不安にさらされていますね。
パリでは日本人学校も安全確保のために郊外学習の中止を余儀なくさせられたという状況です。新しい映像では武装した男が、ひと月前の事件で、新聞社を襲撃した後に射殺されたフランス人の実行犯を殉教者としてたたえています。そして一般市民や警備の兵士を対象にしたフランスでも新たなテロを促しています。
Q.同じような事件が起きる恐れはないのか心配ですね。
実際に気がかりな事件が起きています。今週、南フランスでユダヤ教の施設の警備をしていた兵士たちがナイフを持った男に襲われる事件がありました。この男は、イスラム国に向かおうとしていたとみられることが分かっており、当局が動きを警戒していた要注意人物でした。
イスラム国の戦闘員がシリアやイラクから世界各地に広がっていることを改めて示すもので、問題がフランス一刻だけでは解決できない根の深いものであることを改めて浮き彫りにしています。
Q.フランスの人たちはこうした不安な状況をどう受け止めているのでしょうか。
あまり好ましくない方向に進んでいるように思います。最近の世論調査では、テロとの戦いの対象が「過激派」だけでなく「イスラム教そのもの」だと考える歩とが16%もいるという結果がでています。さらに移民排斥で知られる野党の右派政党の支持者は半数以上が「イスラム教は寛容でなく暴力の要素を持っている」と答えています。
イスラム教徒を排斥する動きがうかがえます。フランスでは差別や偏見によってイスラム教徒に不満がうっ積し、イスラム国に渡るテロリストが浮かれる土壌を作ってきました。
憎悪と差別の悪循環が新たなテロを生み出すことがないのか心配な日、最高度の日が続くことになりそうです。
・仏テロに揺れる欧州、”分断”の危機は避けられるか〜渡邉啓貴「西洋的な価値観を絶対視する見方が今揺れてきている」クロ現
http://www.asyura2.com/14/kokusai9/msg/892.html
投稿者 仁王像 日時 2015 年 2 月 04 日 21:35:13: jdZgmZ21Prm8E
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