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2017年06月27日相次ぐ震度5強は「中央構造線」上の地震活動活発化の影響?過去にはM7以上連動も
http://jishin-news.com/archives/2444
2017/06/27 地震ニュース
6月20日の豊後水道M5.0・震度5強と6月25日の長野県南部M5.6・震度5強地震について複数の日刊紙が中央構造線との関連に言及する記事を掲載している(画像はWikipediaより)。
まず6月25日の朝、震度5強の揺れを観測した長野県南部・M5.6の地震について6月27日に「日刊ゲンダイ」が「『中央構造線』の活発化によるものとみている」という専門家の見解を紹介し、中央構造線付近や延長線上にある首都圏での揺れに警戒を促している。
この見解は武蔵野学院大学の島村英紀特任教授によるものだが、島村教授は6月20日の豊後水道震度5強地震についても中央構造線の一部で起きたとしていた。
これは6月21日に「zakzak」が掲載した記事の中で島村教授が「今回の地震は熊本地震の余震と考えていい」「地震が起きた場所は中央構造線の一部であると考えられる」などと発言していたもの。
島村教授は「今後、断層帯の別の場所でも同じような地震が発生しても決して不思議ではない」と話していたが、関連は不明ではあるものの5日後に長野県南部において震度5強の地震が起きたことになる。
日本国内で震度5強以上を記録した地震は2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱が最後だったが、6月下旬に入り相次いで発生した震度5強の地震は中央構造線付近の地震活動が活発化しはじめた為なのだろうか。
確かに中央構造線上で地震、しかもM7を超える地震が連動したケースが過去に存在している以上、その可能性は否定出来ない。中央構造線付近においてわずか数日の間にこれだけの地震が起きていたケースがあるのはよく知られた話である。
1596年09月01日 M7.0 慶長伊予地震
1596年09月04日 M7.8 慶長豊後地震
1596年09月05日 M7.5 慶長伏見地震
6月20日の地震が豊後水道で起きていたのが不気味さを増すが、2016年の熊本地震も中央構造線近くで発生していた点に照らせば、現時点で中央構造線周辺における地震活動の活発化を否定することは出来ず、短期間の間に相次いだ震度5強が相次いでいる以上、警戒すべき場所は長野県南部に限るべきではないだろう。
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