http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/679.html
Tweet |
震度6弱を観測した鳥取県倉吉市では、寺院の墓石が多く倒れていた(本社ヘリから)
直下型地震引き起こす“未知の活断層” 島村氏が指摘「東京近辺は堆積物が厚く見えない」
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20161024/dms1610241140005-n1.htm
2016.10.24 夕刊フジ
不気味な揺れだ。21日午後、鳥取県中部で震度6弱を記録する地震があり、22日未明にも、大分県で震度4の地震があるなど、断続的な揺れが西日本を襲っている。専門家は発見されてこなかった「未知の活断層」が直下型地震を引き起こす危険が高まっていると指摘する。東日本も警戒が必要だ。
気象庁によると、地震があったのは21日午後2時7分ごろで、震源地は鳥取県中部。地震の規模はマグニチュード(M)6・6と推定されている。鳥取県倉吉市、湯梨浜町、北栄町で震度6弱の揺れを観測した。
震源付近は昨年10月中旬から年末にかけて、最大震度4をはじめとする地震が相次いでいた。
大分県佐伯市でも22日午前3時33分ごろ、震度4の地震があった。震源地は日向灘で、地震の規模はマグニチュード(M)4・4と推定される。
夕刊フジで「警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識」(木曜)を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は「鳥取の震源付近は地震が多い場所として知られている。今後も大きな地震が起きる危険がある」と指摘する。「南海トラフ地震が起きる前には西日本で直下型地震が頻発するということが知られており、今回もその関連地震である可能性が考えられる」と語る。
4月に発生した熊本地震は、九州沖から関東まで伸びるとされる日本最長の活断層「中央構造線」のライン上で発生した。他の活断層などを刺激し、次の巨大地震が発生する“連鎖反応”が懸念された。今回の地震が東日本の脅威となる恐れはあるのか。
島村氏によると、今回の地震は中央構造線からかなり離れた場所で起きており、東日本に直接影響を及ぼす可能性は極めて低いとみられる。ただ、「日本では政府が『要注意』と言っている活断層よりも、まだ判明していない、見えない活断層で直下型地震が発生するケースの方がはるかに多い。特に東京近辺は堆積物が厚く、活断層があっても見えない状況だ。こうした見えない活断層が今後、直下型地震を引き超す可能性は極めて高い」という。
巨大地震はどこで起きてもおかしくない。引き続き警戒が必要だ。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。