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毎日放送
鳥取地震は南海地震の「予兆」? 「しばらくは同規模の余震対応を」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161021-00000050-mbsnews-soci
毎日放送 10月21日(金)19時22分配信
鳥取で頻発する地震、MBSは去年、南海トラフ地震との関連性について取材していました。
「鳥取に関しては微小地震が線上にならんでいるというところがあって、そういうところが長い目でみると大きな地震を起こす原因になるかもしれない」(鳥取大学大学院工学研究科 香川敬生教授)
過去に何度も大地震が起きている鳥取県。1943年9月には震度6を観測する「鳥取地震」が県東部を直撃。戦時中のため家屋や施設の被害状況は詳しく公表されることはありませんでした。
この地震を引き起こしたのは、鳥取市の西にある鹿野断層と吉岡断層でした。この水路はかつて真っ直ぐでしたが、鹿野断層が動き東にずれたといいます。このとき2本あわせて約8キロの断層が動き、約1200人が犠牲となりました。21日起きた地震について鳥取大学の香川教授は・・・。
「鳥取県東部と西部は1943年の鳥取地震と2000年の鳥取西部地震とM7級が起こっている。中部はこれまでにM7級の地震がなくて、比較的M6級の地震が過去にも起こっている場所」(鳥取大学大学院工学研究科 香川敬生教授)
では、鳥取での大地震は関西とどんな関係があるのでしょうか?
「そういう大きい地震があった少し後に、南海トラフの巨大地震が起きている」(地震考古学者 寒川旭氏)
南海地震は約100年から150年の周期で繰り返し起きている巨大地震です。地震考古学者の寒川旭さんが指摘するのは、南海地震が起きる前後に山陰や近畿など西日本で大地震が相次いでいるということです。
歴史を振り返ってみると1925年に北但馬地震、27年に北丹後地震。36年には河内大和地震が起き、43年に鳥取地震が発生しています。そしてその翌年に東南海地震が、2年後に昭和の南海地震が起きました。つまり、鳥取で起きる地震は南海地震の発生が近づいていることを告げる「予兆」である可能性があるのです。
京都大学防災研究所の西村卓也准教授は、全国のGPSの観測データを基にした調査で、山陰地方の地下に歪みが溜まっていることを突き止めたといいます。西村准教授は、鳥取から島根にかけて日本海に近い地域で地盤が1年に4ミリ程度東にずれていると分析。歪みがたまって地震が起きやすくなっていると指摘します。
「もしこの歪が全て地震になったとすると、1000年に1回、M7クラスの地震が起こりうるような歪みの大きさになる」(京都大学防災研究所 西村卓也准教授)
21日の地震について香川教授も同様の見解を示しています。
「京大の西村先生とかGPSで測られていますけれども、鳥取県・山陰地域が東西にひずんでいる、ひずみつつあるということが原動力だと思う。しばらくは同じくらいの規模の地震が起こることを懸念した余震対応が必要」(鳥取大学大学院工学研究科 香川敬生教授)
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