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緊急地震速報が救った?
2016年8月1日
最近、関東地方で地震が多い。緊急地震速報の音楽は不安な気持ちにさせる。本当に役に立つのだろうか。そんな疑問に応えてくれる人に会った。
大分県別府市にある京都大学地球熱学研究施設の竹村恵二教授。被災地に住む研究者である。東京で開かれた熊本地震の報告会で講演するため上京した折、話を聞いた。
驚いたのは、地震が起きたことには驚いていないことだった。別府市では十年弱の間隔で少し大きな地震が起きていた。「そろそろ起きるころ」と行政の担当者や住民に話していたという。予知ではないが、地元の人には有益な情報だっただろう。
強調していたのは、緊急地震速報の効果だ。「本震」が起きたのは四月十六日午前一時二十五分ごろ。竹村さんがベッドに入った直後に緊急地震速報が流れた。震度6弱の揺れが襲ったのは約二十秒後だったという。
「何もできないけど、揺れるぞと、心の準備はできる。別府では階段から転げ落ちるような人はなく、重傷者はゼロだった」
緊急地震速報が知らせたのは熊本の地震。別府市が揺れたのは誘発された別の地震だった。それでも住民の安全には役立った。
緊急地震速報が鳴ったら、すぐに頭を保護し、机の下などの安全な場所に移動しよう。あわてて外に飛び出したり、火を消そうとしたりする方が危ない。 (井上能行)
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2016080102000141.html
震度7緊急速報、気象庁が誤配信…鉄道に遅れも
2016年08月01日 21時28分
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20160801/20160801-OYT1I50051-N.jpg
気象庁の緊急地震速報をもとに、誤った震度表示が映し出されたスマートフォンの画面(1日午後5時10分撮影)
1日午後5時過ぎ、首都圏を中心に最大震度7の揺れが起きるとする気象庁の事業者向け緊急地震速報が配信され、すぐに取り消されるトラブルがあった。
実際に揺れはなく、同庁は「原因を究明し、対策を講じていく」としている。
同庁によると、1日午後5時9分頃、千葉県内で異変を示す地震計のデータを観測。同庁は、東京湾を震源とするマグニチュード9以上の地震が発生し、東京23区や千葉県南部、神奈川県東部などで震度7となる可能性があるとする地震速報を出した。しかし、周辺の地震計で揺れは観測されず、速報は15秒後に取り消された。近くには当時、雨雲があり、落雷によって異常なデータが生じた可能性があるという。
同庁は2か所以上の地震計で異変を検知した場合にエリアメールなどで不特定多数の人に危険を知らせるが、今回は1か所だった。
(ここまで356文字 / 残り395文字)
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160801-OYT1T50113.html
8月1日 21時07分
気象庁 緊急地震速報のデータ取り消し 落雷が原因か
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1日夕方、気象庁が特定の事業者に向けて出している緊急地震速報のシステムで、東京湾で大きな地震が起きる可能性があるというデータが一時流れましたが、すぐに取り消されました。気象庁は落雷によって千葉県内の地震計の1か所に誤ったデータが記録されたことが原因ではないかとみて詳しく調べています。
1日午後5時すぎ、気象庁が特定の事業者に向けて出している緊急地震速報のシステムで東京湾を震源とする最大で震度7程度の激しい揺れを伴う地震が起きる可能性があるというデータが一時的に流れ、15秒後に取り消されました。
このデータは鉄道会社や電力会社など合わせて54の特定の事業者に向けて出しているもので、NHKなどの放送では流れていません。気象庁によりますと、千葉県富津市にある地震計の1か所で大きな揺れを示す誤ったデータが記録されたため一時的にデータが流れましたが、その後周辺の地震計では揺れが観測されなかったため、取り消されたということです。同じ時間に東京湾を震源とする地震は観測されておらず、およそ3分後にも同じ地震計から強い揺れを示す誤ったデータが入ったということです。
当時、地震計のある周辺には発達した雨雲がかかっていて、気象庁は落雷によって、地震計に誤ったデータが記録されたことが原因ではないかとみて詳しく調べています。気象庁の青木元地震津波監視課長は「一般向けに発表する緊急地震速報はこうした誤ったデータによる発信を防ぐため、2点以上の観測点で揺れを観測した場合に発表することにしていて、今回も発表していない」としたうえで、事業者に対し、こうした情報の内容を利用者にきちんと説明するよう求めていくとしています。
一部の私鉄や地下鉄 一時運転を停止
気象庁が午後5時すぎに特定の事業者に向けて出した緊急地震速報のデータの影響で、東京の都営地下鉄や小田急電鉄などのほか、千葉、埼玉、神奈川などを走る一部の私鉄でいったん運転を停止しました。
その後、各社が設置している地震計で揺れが観測されなかったことなどから、すぐに運転を再開し、各社の運行に大きな影響はなかったということです。
また、JRの在来線や新幹線は平常どおりの運行を続けているということです。
防災アプリなどで誤った情報流れる
気象庁が特定の事業者向けの緊急地震速報のシステムに一時、東京湾で大きな地震が起きる可能性があるという事実と異なるデータを流したことを受けて、一部の民間企業のスマートフォンの防災アプリや携帯電話のメールなどでは利用者に誤った情報が流れました。
スマートフォン向けのアプリ、「ゆれくるコール」で緊急地震速報などを配信している「アールシーソリューション」によりますと、気象庁が事業者向けに出した事実と異なるデータを受けて利用者に誤った情報を配信したということです。
アプリの利用者は、全国でおよそ500万人いるということですが、配信を受ける地域や震度を設定できるため、今回の情報が配信された利用者の数は確認中だとしています。
また、民間の気象会社の「ウェザーニューズ」も午後5時9分ごろ、「東京湾でマグニチュード9.0の地震が発生しました。最大震度は7です」という誤った情報をメールなどで配信しました。
ウェザーニューズは、「緊急地震速報は気象庁のデータを受けて配信しています。配信した人数など詳細は確認中です」と話しています。
ツイッターに書き込み相次ぐ
気象庁が特定の事業者向けに出した緊急地震速報のデータが流れた直後から、ツイッター上でも多くの反応が寄せられています。ツイッターの書き込みでは、「びっくりした」、「心臓がバクバクした。誤作動でよかった」「誤報にもほどがある」などの声が上がる一方、落ち着いた行動を呼びかける書き込みもありました。
気象庁「観測点のデータにノイズ」
気象庁によりますと、午後5時9分ごろに千葉県富津市付近を中心に最大震度7を予測したデータを事業者向けに発表しましたが、その後、周辺の観測点で揺れが観測されなかったために、15秒後に取り消したということです。
気象庁は「今回の原因は、防災科学技術研究所の富津観測点のデータに大きなノイズが記録されたためで、一般向けに発表する緊急地震速報は、こうしたノイズによる発信を防ぐため、2点以上の観測点で揺れを観測した場合に発表することにしていて、今回も発表していない」としています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160801/k10010617121000.html
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