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環太平洋火山帯で毎日起きる新しい噴火 : 5月1日から12日までに新たに噴火した火山の数は「24」に
この春は、地震と火山の噴火が特別に多い期間となっている感がありますが、実際に火山の噴火は急激に増えているようで、2016年5月1日から 5月12日までの 12日間で、「24の新たな噴火が報告されている」のでした。
これが特別に多いかどうかは、何ともいえないですが、「多い」とは言えると思います。そして、ハワイのキラウエアを除いて、そのすべてが環太平洋火山帯に位置しています。
この期間に噴火した火山を記載してみたいと思います。
2016年5月1日から12日までに新たに噴火した世界の火山
・南極圏のサウスサンドウィッチ諸島にある火山島が60年ぶりに噴火
・kscnet.ru
・kscnet.ru
・鹿児島暮らし
・知理保以島
・nzherald.co.nz
・noticias terra
・Extreme Exposure Fine Art Gallery
・USGS / AVO
・nzherald.co.nz
・Sernageomin
環太平洋火山帯で毎日起きる新しい噴火 : 5月1日から12日までに新たに噴火した火山の数は「24」に 地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー
4月13日からの1週間だけで環太平洋火山帯で「7つの火山」が噴火。さらに16の火山が活動進行中
環太平洋火山帯を中心として、地震と火山活動が活発な状態のままとなっていますが、現在、世界では 38にものぼる火山が噴火しています。
下は、4月21日時点で噴火中の火山(▲)と、活動進行中の火山(▲)、そして、噴火の可能性がある火山(▲)を示したものです。
・Volcano Discovery
この他に、イタリアで1つ、アフリカで3つの火山が噴火しています。
それにしても、上の図を見ていますと「環太平洋火山帯」という言葉が、まったく現実をあらわしている言葉であることがよくわかります。
日本とインドネシア、そしてカムチャッカ半島は、火山のマークで「国土の地図が消えてしまっている」というほど火山が多いですが、次第に「赤」のマークが増えてきています。
そして、九州で地震のあった週(4月13日から19日の週)だけで、世界では「1週間で7つ」もの火山が噴火したのでした。それらはすべて環太平洋火山帯の上にあります。
それ以外に、16の火山の活動が進行していて、いつ噴火してもおかしくない状態にあります。
それらの火山をリストアップしておきたいと思います。
2016年4月13日から19日までの間に噴火した火山
・ecuador-travel.net
・AFP
・産経ニュース
・KTVA
・Volcano Discovery
・24horas.cl
・torontovka.com
他に現在、活動が進行中の火山は以下の通りです。
- アライド島(日本名「阿頼度島」) / 千島列島
- 阿蘇山 / 日本
- コリマ山 / メキシコ
- ドゥコノ山 / インドネシア
- フエゴ山 / グアテマラ
- カリムスキー山 / ロシア(カムチャッカ半島)
- キラウエア火山 / 米国(ハワイ州)
- ネバド・デル・ルイス火山 / コロンビア
- ネバドス・デ・チジャン火山 / チリ
- レベンタドル火山 / エクアドル
- サンタマリア山 / グアテマラ (※ 4月21日に噴火)
- スメル山 / インドネシア
- シベルチ山 / ロシア(カムチャッカ半島)
- シナブン山 / インドネシア
- 諏訪之瀬島 / 日本
- テンガー・カルデラ / インドネシア
これらの火山も、噴火活動が継続していますので、いつでも噴火する可能性があります。
4月13日からの1週間だけで環太平洋火山帯で「7つの火山」が噴火。さらに16の火山が活動進行中 地球の記録 – アース・カタストロフ・レビュー
残念ながら、これほどの世界規模の群発地震もやはり、地軸逆転の過程における現象の一つなのではないのでしょうか?
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