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30年以内で震度6弱以上の地震の確率が81・3%となった東京スカイツリー
関東で震度6弱以上 ディズニーランドで82%、30年以内の確率
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160611/dms1606111830009-n1.htm
2016.06.11 夕刊フジ
政府の地震調査委員会は10日、今後30年間で震度6弱以上の揺れに見舞われる確率を示した「全国地震動予測地図」の2016年版を公開した。関東地域の一部では前回の14年版に続いて80%超と高い状態を維持。南海トラフ地震で影響を受ける静岡県から四国にかけての太平洋側の地域も確率が上昇した。震度6弱では、耐震性の低い建物が倒壊することがある。
都道府県庁所在地の確率は千葉市が最も高い85%で、横浜市と水戸市81%▽東京都新宿区(都庁)47%▽静岡市68%▽名古屋市45%▽大阪市55%▽高知市73%だった。
関東では首都直下地震や、相模湾から房総半島沖に延びる相模トラフで起きる海溝型地震が影響している。
防災科学技術研究所の「地震ハザードステーション」の地震動予測地図によると、東京都墨田区の東京スカイツリーでは81・3%、千葉県浦安市の東京ディズニーランドで82・5%、横浜市西区の横浜ランドマークタワーで76・1%と高い確率となっている。
地図は確率が相対的に低い地域で「安心情報」と受け取られる懸念が指摘されている。平田直委員長は「熊本地震は確率が8%弱の場所で起きた。日本はどこでも強い揺れに見舞われる可能性がある。低い地域も安心すべきではない」と警鐘を鳴らしている。
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