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茨城震度5は首都直下地震の「前震」か 3・11後の変化…震源域が内陸部に移動
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20160517/dms1605171700016-n1.htm
2016.05.17 夕刊フジ
地震の影響で停止したJR常磐線の車両=16日午後10時50分ごろ
茨城の地震は首都直下地震の前震か
関東地方を強い揺れが襲った。16日夜、茨城県小美玉(おみたま)市で震度5弱を記録したほか、神奈川、千葉、埼玉、栃木の各県で震度4などを観測。建物が不気味な音をたてて揺れ、住民の中には「熊本地震を連想した」と語る人も。これは前震で次に本震が来るのか。専門家は首都直下地震の“呼び水”になる可能性も捨てきれないと指摘する。
「閉じ込められたら、大変だと思った」
16日午後9時23分ごろ、茨城県小美玉市では家屋がミシミシと音を立てて揺れ始めた。急いで玄関の扉を開けに走ったという女性(72)は恐怖の色をにじませた。
震源は茨城県南部で、震源の深さは約42キロ。地震の規模を示すマグニチュード(M)は5・5と推定される。千葉県成田市、柏市▽埼玉県川口市▽横浜市緑区などでも震度4を記録した。
翌17日午前7時ごろにも同じ震源で2度、M4・0とM4・3、最大震度3の地震が発生。気象庁によると、揺れが強かった地域は2、3日の間は、最大震度4程度の地震に注意が必要だという。
今回の地震は関東地方を乗せた陸側プレートとその下に沈み込むフィリピン海プレートの境界で起きた逆断層型と考えられている。首都直下地震の1つと仕組みは同じだが、エネルギーが数百分の1程度と小さかったことが幸いした。
気象庁は首都直下地震に直接つながるかは「分からない」としたが、専門家は今回の地震がさらなる巨大地震を生む“呼び水”になる可能性を指摘する。
夕刊フジで「警戒せよ!生死を分ける地震の基礎知識」を連載する武蔵野学院大の島村英紀特任教授は、「東日本大震災後、震源域は内陸部に移動してきており、今回の地震も一連の過程の中で、発生した可能性がある」と話す。
島村氏によると、首都圏はもともと太平洋プレートがあるだけでなく、フィリピン海プレートも存在するなど「地震が起きる理由」がとても多い地域。「茨城にある鹿島神宮や千葉の香取神宮には地震を鎮めるとされる『要石(かなめいし)』が置かれていることからもそれは分かる。首都圏は巨大な地震に襲われる可能性が日本で高い地域の1つといえ、余震を含め、今後の動きを注視する必要があるだろう」と警鐘を鳴らす。
首都圏でM7級の直下型はいつ起きてもおかしくないとされている。十分な備えが必要だ。
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