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熊本は地震で深刻 「地下水汚濁」首都圏で危ない場所は?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/180036
2016年4月23日 日刊ゲンダイ
震災直後、上下水道局に行列ができた(17日)/(C)日刊ゲンダイ
巨大地震は「日本一の地下水都市」を破壊した――。熊本県では21日現在で、3万1000世帯が断水している。原因のひとつに地下水の汚濁がある。
人口74万人の熊本市は水道水源の全てを地下水で賄う世界有数の都市だ。地下水の採水施設(井戸)は川の水を浄化する地上施設に比べ、地震による損壊を受けにくいといわれている。熊本市の水道復旧も早かったが、「濁った水が出てくる」という問い合わせが市に相次いでいるという。
「熊本市には100近くの井戸がありますが、地震の影響で、井戸が破損した可能性があります。また、一度断水し、その後、勢いよく水が出たことで、家庭用の配水管についたサビが取れ、水に混じって流れてしまったのかもしれません。現在、原因を調査中です。ほとんどの井戸は回復していますが、震度3以上の余震が続けば、濁水の影響が広がる可能性もあるので、注意が必要です」(熊本市上下水道局担当者)
熊本市の地下水は、ほとんど濾過しなくても直接、飲むことができる。そのため濾過施設も造っていないという。地下水都市が逆にアダになった。
だが、首都圏の在住者だって他人事ではない。日本水道協会によると、全国の主要な水道事業を扱う事業体は約1500あるが、そのうち3分の1に当たる500の事業体が地下水を使っている。東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏で使用量が多いおもな自治体は別表の通りだ。大地震が来れば、熊本と同じように汚濁して、水が飲めなくなる可能性もあるわけだ。
「東日本大震災でも津波の影響で砂や海水が入って地下水が使えなくなるケースもありました。地下水が深く濁っていると、元に戻るのに数カ月かかることもあります。特に浅い井戸は大きな地震でなくとも影響を受けやすいので、地下水由来の水道水を飲む際は注意が必要です」(日本水道協会工務部担当者)
自宅にミネラルウオーターを備えるのが一番確実のようだ。
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