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九州地方のブーゲー図。重力異状とともに延びる活断層。あ!その先は伊方原発。(九州の断層マップ)
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/377.html
投稿者 地震くん 日時 2016 年 4 月 20 日 01:09:15: bjxfYNowiOS/g km6Qa4KtgvE
 

ブーゲー図(重力異常図)って、ご存知ですか?

 

ネットからの拾い物ですが、重力異状偏差図に九州の断層を重ねると、かなりよく一致するのですね。

 

用語解説2014年春「重力異常」

f:id:memomemokun:20160419225603j:plain

 

 重力異常とは、文字通り「重力」の「異常」のことです。ここでいう「重力」とは地球上での重力加速度のこと、「異常」とは重力加速度の実測値と地球上での標準的な重力加速度の値との差のことを指します。


 地球上の物体には、地球からの引力と、地球の自転による遠心力が働きます(これらの力を合わせたものが重力です)。万有引力の法則と遠心力の性質から、ある地点の重力は標高と緯度に応じて決まることが期待されます。


 ところが、実際に重力を測定すると、標高と緯度から期待される重力値よりも、ごくわずかにずれた値になります。ずれの原因は、測定地点周辺の岩盤の密度の違いや、地形(周りの岩盤が引力を及ぼすため)にあります。測定値から地形の効果を除去し、さらに、平均的な密度の岩盤が海抜0mより上に存在すると仮定して、その岩盤からの引力を取り除いても残る重力値の差を、ブーゲー異常と呼びます(以降、重力異常と呼びます)。


 重力異常は、地下に高密度の岩石があると大きくなり、低密度の岩石があると小さくなります。平野など厚い堆積層に覆われた場所であっても、地下の岩盤に大きな起伏があると、重力異常値に起伏が現れます。この性質を利用することにより、基盤面に大きな落差を持つ断層を推定することができます。

 

 図1は九州地域の重力異常の変化率と活断層分布を示した図です。九州の中南部は正断層の多い地域です。断層を境に基盤に段差があることが期待されますが、重力異常の変化率が大きい場所に活断層が位置しています。

 

 

地震調査研究推進本部さんから

http://jishin.go.jp/main/chousa/13feb_chi_kyushu/k_honbun.pdf

 

 

f:id:memomemokun:20160419232235p:plain

 

単位がmGal(ミリガル)となってます

これは重力加速度、つまり重力を表す単位で

黄緑のエリアが一般的な地下構造なら標準的な重力の地点ですよということを表してまして、

赤に行くほど重力が大きく

青いところは重力が小さく、重力が大きいところは地下に高密度の岩石があるかもねみたいなことが図から読み取れます。

 

その図に、断層を重ねて見るとこんな感じで

 

f:id:memomemokun:20160419232439p:plain

 

等高線みたいなのが密になっているところに断層が集ってる感じなので、重力の微小な変化に目をつけて(重力勾配、あるいは、重力偏差)、地下に1km潜るとどのぐらい重力が変化するかを図にしたのが下図で、単位はmGal/km

 

f:id:memomemokun:20160419232701p:plain

 

それに九州の断層を重ねると。

お!濃い青のところに断層が集中している感じですね。

 

でもまてまて、大分の断層の先も真っ青じゃん!

あ、伊方原発がある方だ!

と、あれれ〜〜って感じですね。

 

f:id:memomemokun:20160419232810p:plain

 

 

九州の断層とかのわかりやすい図もあったので、以下添付。

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九州の地下構造。

f:id:memomemokun:20160419231501p:plain

 

f:id:memomemokun:20160419231605p:plain

 

 

 

 

九州地方のブーゲー図。重力異状とともに延びる活断層。あ!その先は伊方原発。 - 気になるメモ メモφ(.. )

 

 

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コメント
 
1. taked4700[5274] dGFrZWQ0NzAw 2016年4月20日 08:30:23 : GWRnFoWfFC : d4fUtJUcmzw[4]
重力異常は地下水の有り無しの判定にも使われています。温泉、地熱源泉の探査に使うのです。

2. 2016年4月20日 09:18:39 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[1324]

>重力異状とともに延びる活断層。あ!その先は伊方原発

またいつものやつかw

縮尺がおかしいと線が太く見えるアーティファクトだな

それに伊方原発の下に活断層はないよ

http://www.yonden.co.jp/energy/atom/ikata/page_08a.html
トピックス:1596年に発生した地震の伊方発電所周辺への影響について
報道等で、1596年に発生した地震により伊方発電所周辺を10m〜15mの津波が襲った可能性があると指摘されている件について、当社の見解は以下のとおりです。

1596年9月に発生した慶長豊後地震において、大分県佐賀関で比較的大きな津波が発生しております。
これは別府湾の正断層(縦ずれ断層)のずれによって発生した津波と思われ、伊方発電所周辺でこの地震による大きな津波の記録はありません。※
別府湾での断層は縦ずれ断層であるのに対し、伊方発電所に近い伊予灘の活断層(中央構造線断層帯)は横ずれ断層であり、この横ずれ断層の地震により、伊方発電所には海抜4.3mの津波の可能性があると評価しております。

また、別府湾の活断層により、別府湾沿岸に10mの津波が襲来するようなケースについて検討した結果においても、伊方発電所における津波高さは1m以下であり、海抜10mにある伊方発電所の施設に影響はありません。

なお、地震の揺れについては、別府湾の活断層と中央構造線断層帯(約130km)が連動するケース(全長約180km)も想定し、地震動評価を実施済みであり、伊方発電所の耐震安全性に影響ないことを確認しております。

これらについて、新たな知見が得られた場合には、適切に対応してまいります。


古文書の調査により山口県上関で約6mの津波があるとの指摘もありますが、東北大学工学研究科および原子力安全基盤機構にて整備している全国的な津波痕跡のデータベースによると、「要検討」とされており、当社としても、この場所が山口県の上関ではないと考えておりますが、今後ご指摘の内容についてその根拠等も含め確認し、情報の整理・信頼性の向上に努めることと致します。

【津波痕跡データベース】
http://tsunami3.civil.tohoku.ac.jp/tsunami/mainframe.php
別府湾の活断層と中央構造線断層帯


3. 2016年4月20日 14:33:15 : aR0aOh0YRM : PNSgjRU2e4I[1]
>>6
また、小沢問題以来犯罪政権のサポーターのnjF6か。
原発村(四国電力)のご都合主義の調査報告なんか出しやがって。。

別府湾(別府湾と言えば日出生断層によるM7強の慶長豊後地震)で10mの津波を想定して、豊後地震の震源佐賀関沖から45kmほどしか離れてない伊方でなんでたった1mの津波で済むんだ?

別府湾(佐賀関)の目の前から伊方の間には海峡幅14km水深200m〜460mの豊予海峡(速水瀬戸)があり、そこでは津波の速さは150〜200km/h近く、海峡を過ぎても伊方まで水深は30〜70mで津波は50〜80km/hの速さで進むハズ。わずか30分で伊方に到達する。しかも伊方に近づくにつれ水深が浅くなるので津波の速度は徐々に遅くなる。そのため先行する波は後ろからの波に追いつかれ波高は高まる。瀬戸内海は地形上複雑な波の動きが想定されるから場合によっては反射波と相まって離れた地域でも予想外の波高になることだってあり得る。

また古文書による対岸40kmの上関の津波6mの記録も、原発敷地周辺の活断層を隠したり過小評価したりして調査報告書をでっち上げる常習犯の原発ムラによる痕跡調査データを使い、それによれば「要検討」と書いてあるから上関の6mの記録は当面無視して伊方は1mで良いなどといい加減もいいとこだ。

さらに熊本地震のせいで今にも動かもしれない中央構造線が手を伸ばせば届く距離、伊方原発沖7kmの海底にドカンと横たわってるにも関わらず、「伊方原発の下には活断層はないよ」などといかにも伊方原発周囲には巨大地震を引き起す断層は無いかのように思わせようとnjF6はのたまわってる。

いずれにしてもM7超クラスが別府湾で起きて40km超しか離れてない伊方で1mの津波で済むなんて原発村の手前味噌の予測など誰が信じるものか。



4. 2016年4月20日 14:35:03 : aR0aOh0YRM : PNSgjRU2e4I[2]
>>3訂正

宛先は>>6でなく>>2


5. 2016年4月20日 14:46:36 : FCZwYG2MIo : MZVYbiI5hQM[1]
>>3さらに追加

伊方を襲うことが懸念されてるのは熊本地震に連鎖したM7級の現代版慶長伊予地震、あるいはM9の南海トラフ巨大地震でありその揺れ一発で津波以前にお釈迦さ。
原発直下の活断層の有無など吹き飛ぶ話だ。


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