http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/206.html
Tweet |
“日本一の山”に異変?(※イメージ)
ついに“富士山”の大噴火? 日本列島を襲う火山の恐怖〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160108-00000000-sasahi-life
週刊朝日 2016年1月15日号
“日本一の山”に異変?
国内外から多くの登山客が訪れる世界遺産・富士山。だが、美しい姿に見とれてばかりはいられない。実は、もしかすると16年は、日本全体をパニックに陥れる「大噴火」の可能性があるというのだ。
火山学者の京都大学大学院・鎌田浩毅教授は話す。
「富士山は若い活火山で、人間で言えば10歳程度の暴れたい盛り。今後100%の確率で噴火します。それが今年なのか、しばらく先なのかは予測できませんが、噴火へのカウントダウンはもう始まっているのです」
噴火を引き起こす要因となったのは、2011年3月11日に起きたマグニチュード(M)9.0の東日本大震災。マグマが動き、活火山が活発化した。
「平安以来の大地動乱の時代が始まりました。富士山を含む20の火山が動きだしたのです」(鎌田教授)
さらに恐ろしいことに、富士山は、今までに例がないほどのマグマとエネルギーを蓄えているのだ。火山噴火予知連絡会の藤井敏嗣会長は説明する。
「富士山はこの3200年間に約100回噴火、つまり30年に1回噴火している計算になります。しかし、1707年(江戸中期)の宝永噴火以降、約300年間噴火していない。その分だけマグマの蓄積量も多いのです」
宝永噴火では、2週間噴火が続き、江戸の町にも5センチの灰を積もらせ、当時の経済や人々の健康に甚大な被害をもたらした。それ以上のマグマとエネルギーが大爆発したら……。
「首都圏にまで及ぶ火山灰で車や電車は動けなくなり、交通はマヒします。すると物流は停止し、食料や水が手に入らなくなる。いちばん怖いのは火山灰が機械類に入り込むこと。現代は、ライフラインも会社も医療もすべて機械で管理されているので、狂ったら生活が一切成り立たない。大パニックが起きます」(鎌田教授)
内閣府の試算では、被害総額は最大で2兆5千億円と予測され、これは国家予算の2.5%ほどに値する。さらに約1250万人が呼吸器系の健康被害を受けるという予測もある。
だが、事前の自己防衛でその被害は最小に抑えられると鎌田教授は言う。
「ハザードマップを見ておき、火山灰に備え、マスクやレインコート、ゴーグルなども用意しておきましょう。水などライフラインが止まったときのための用意も大切です」
備えあれば憂いなし。今年のうちにぜひご準備を。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。