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http://blogs.yahoo.co.jp/taked4700/13611367.html
鳥取県中部地震に見る中部地域での大地震の危険性
鳥取県中部を震源とする震度を観測した地震の2004年からのデータベースが
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=562
にあります。これによると、2004年以来震度を観測した地震が37回起こっています。37回の内、今年2015年の10月と12月に起こったものが32回です。今年の10月と12月以外の地震は2005年から2008年にかけて起こった5回のみです。しかも、2005年から2008年の地震で最大のものはM3.0が一回あるだけであとは全てM2レベルのものでした。それに対して、今年起こった地震にはM4レベルのものが3回含まれています。
普段あまり地震が起こらないと言うことは、基本的にその地域の地盤が安定していることを意味します。つまり、プレート境界から遠く、また、活発な活断層などがないことです。
そういったところで、群発地震が起こることの意味は、ある程度地域を大きく取って、その部分の岩盤にかかる力が変化していることを表しているはずです。
例えば、2011年の東北地方太平洋沖地震の前に、伊豆半島東方沖で群発地震が起こっていました。伊豆半島方法沖地震を震源域とする深度を観測した地震の2004年以来のデータベースが
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?e=481&sort=1&key=1&b=101
にあります。2004年以来149回震度を観測した地震が起こっています。しかし、群発が2回起こっていて、2006年の4月に40回、2009年の12月に63回、合計で103回が群発なのです。
311の前の数年間で群発が起こっている例は他にも数多くあります。しかし、例えば2005年は1500回程度震度を観測する地震が発生していますが、M6以上程度の地震が発生してその余震が何回か続くということ以外は、群発地震の発生はありません。このことは、2005年の地震の一覧を示している次のリンクをたどることで確認が出来ます。
http://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/list/?sort=1&key=1&b=22401
鳥取県中部の地震はどちらかと言えば中部地域での大地震の前兆である可能性が強いのです。そして、中部地方と言えば、若狭湾の原発群が心配です。特に、「もんじゅ」と「ふげん」が問題であり、「もんじゅ」の使用中MOX燃料は原子炉の中に、「ふげん」の使用済みMOX燃料はプールに保管されています。それぞれ、まだまだ非常に強い中性子線を出しているはずで、もし事故になったら全く手を付けることができません。
いつ頃、どの程度の大地震がこの地域で発生するか、はっきりと予測はできませんが、遅くとも5年程度の内には発生があるはずです。それまでに手を打っておく必要があります。
2015年12月18日19時40分 武田信弘
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