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http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=KINKI_MAP&_period=30days&rn=19342
M7薩摩半島西方沖地震に見る、M7地震の脅威(期間限定、12月14日ごろまで)
11月14日に、鹿児島県の薩摩半島西方沖でM7.0、震源深さ10キロの横ずれ断層型地震が発生しました。上に表示されているのは、Hi-net自動処理震源マップの「最新30日間」、「西日本」のものです。最新30日間ですから、12月15日になればM7地震そのものは画面から消えてしまいます。それでも余震は今でも相当にありますから、余震域の大きさを見るには今月いっぱいぐらいまでは有効なはずです。それ以降は、11月14日の地震とその余震は画面からは消えてしまうはずです。
何が脅威かというと、次のようなことがあるからです。
1.余震域の大きさです。薩摩半島全体の大きさよりも明らかに余震域は大きく、ざっと見て縦200キロ、横100キロ程度はあります。埼玉県の面積が 3,797 平方キロですから、埼玉県の面積の5倍程度の余震域があるのです。関東地方は茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県の1都6県を指すということですが、この面積が32,423平方キロ程度ですから、この半分よりも大きいのです。もし、関東地方でM7.0の地震が起これば、場合により、その震源域に関東地方の半分は含まれてしまうことになります。場合によりとしたのは、震源型によっては震源域がより狭いこともあるからです。正断層型とか逆断層型の時、断層面が垂直に近ければ近いほど、震源域は狭くなります。これは、太陽と影の大きさとの関係と同じです。太陽が高いところにあれば影は小さくなりますが、太陽が低い位置にあれば影は長くなります。(多少、例えが良くないかもしれません。)
2.狭い範囲で見ても、地震が繰り返し、何回も起こることです。震源域が広いこととは別に、震源域全体で繰り返し繰り返し何度も地震が発生します。同じ建物、同じ施設がぉpklp繰り返し繰り返し大きな揺れや小さな揺れ、縦揺れや横揺れを何回も何日も受け続けることになります。この結果、本震で壊れた箇所がより大きく破壊されたり、地盤沈下が進んだり、本震ではあまり被害を受けなかったのに、余震で倒壊してしまったりと言うことが起こります。
1995年の阪神大震災は普通の活断層地震で、M7.3の逆断層・横ずれ断層型地震でした。震源の断層面の大きさは10km×40km(http://www2.kobe-c.ed.jp/shizen/strata/equake/undergrd/index.html#0301)ということですが、ほぼ垂直に近い断層面でしたので、余震域もかなり狭く、幅10キロ、長さ50キロ程度でした。そのため震度7の帯というようなことが言われ、ひどい被害を受けた地域はある程度限定されました。
今後起こると言われている東海地震は、プレート境界がそのまま活断層になっているプレート境界型地震で、プレート境界がかなり水平に近い傾きですから、今回の薩摩半島西方沖地震と同じく1つの県全体を大きく超えた地域全体が震源域に入ります。「余震が発生する範囲を余震域という。これは、大地震における断層のずれの範囲である震源域とほぼ一致する」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%99%E9%9C%87)ということで、東海地震も首都直下もM7よりも大きくM8程度にはなると言われていますから、少なくとも東京都の半分ぐらいの広さで、かなり集中的にある程度強い地震に繰り返し直撃されることになるはずです。
東海地震は、震源深さも、断層面がほぼ水平に近い形で沈み込んでいるプレート境界型ですから、全体的に浅く、10キロから30キロ程度になります。そのため、揺れの勢い、衝撃が強いのです。長周期地震は震源から遠く離れたところの超高層ビルなどが揺ら揺れと揺れますが、ちょうどこの逆で、震源域にある建物は、強い縦揺れ横揺れをくり返し受けるのです。
首都直下地震はプレート境界型地震である場合と、単なる活断層型地震である場合があります。プレート境界型の場合、東海地震と同じく、非常に震源域が広く、かつ震源深さが浅い場合が起こりえます。
今回の薩摩半島西方沖地震を自然がくれた一つの警告と受け止めて、かなり近い将来起こるであろう東海地震や首都直下地震への備えをしていただきたいと思います。
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