結論として乳がんの原因は1. パン、スパゲティ、パスタ等の小麦製品 2. サラダ油、パーム油等の植物油 3. 乳製品 に絞られていますが、乳製品と言っても問題なのは加工乳を使ったホルモン入り乳製品だけです:
有害なのは牛乳ではなくアメリカのホルモン残留牛乳とそれを使った加工乳・低脂肪乳だけ 牛成長ホルモンの中で唯一、遺伝子組み替えによって製造されたものがあります。モンサント社が開発した「rBST」(recombinant bovine matotoropin)、商品名を「ポジラック」といいます。牛が乳を分泌するときに出す成長ホルモンから分離した遺伝子を大腸菌に注入し、培養して製造します。これを牛に投与すると乳腺細胞が活性化するとともに、代謝全体が急激に高まり、牛乳の生産量を増加させます。 「遺伝子組み替え牛成長ホルモン」は、「乳牛の生産効率を高め、酪農家の収入を増やせる」とモンサント社は酪農家を煽ります。 確かに「ポジラック」を乳牛に注射すると、毎日出す乳の量が15〜25%増える上に、乳を出す期間も平均30日ほど長くなるといいます。アメリカではどの程度の乳牛に使用されているのかについて米農務省(USDA)によると2002年段階で、投与されている乳牛は全体の32%にあたるといいます。(22%、あるいは30%という説もあります) しかし月2回の注射という作業に加え、1回当たり5.25ドルというコストがかかるため、小規模農家より数百頭〜数千頭の大規模農家の方がこの「ポジラック」を使用する傾向にあります。 結局アメリカでも牛乳はより一層、供給過剰になり、多くの家族経営の酪農家を廃業に追い込みます。遺伝子組み換え作物と同様、ここでもモンサント社の夢の技術を享受できるのは、大規模な企業経営だけです。 ◆乳ガン、前立腺ガンを増加させ、抗生物質の投与も増やす!
遺伝子組み換え牛成長ホルモン「rBST」の投与は、インシュリン様成長因子(IGF-1)という成長ホルモンを増加させます。IGF-1は、人間の血液中にも存在している成長ホルモンと組成はまったく同じですが、細胞分裂を引き起こすもっとも強力な成長ホルモンの一つであり、高濃度で摂取すると様々な悪影響があるといわれます。
そして「rBST」を投与された牛の牛乳中のIGF-1は簡単に人間の血液に侵入します。IGF-1は低温殺菌では破壊されない上に、本来なら人間の胃のなかで分解されてしまうのですが、牛乳の中のガゼインというタンパク質がこの分解作用を妨げることによって、胃腸管の中でも生き延び完全なまま吸収されるといいます。 欧州委員会によって設置された科学委員会は、遺伝子組み替え牛成長ホルモンを注射された牛の乳には、IGF-1が高濃度に含まれていることをつきとめました。委員会の報告書はIGF-1の摂取と乳ガンおよび前立腺ガン発生の関係は、疫学的に立証できるとした上で、IGF-1の過剰摂取はガン細胞の細胞死誘発機能を抑制し、ガンの発生と進行を促進する、と警告しています。EUは「rBST」を投与した乳製品・肉の輸入も禁止しています。 カナダも1999年にそれまで10年間続いていた「rBST」の禁止を続行することを発表しました。カナダ保健省が出した報告書によると、「rBST」によって牛の不妊症、四肢の運動障害が増加すると報告しています。 もう一つ問題なのは「rBST」を投与した牛は乳腺炎にかかる率が最大25%も増加したということです。それによって牛の体細胞(膿汁)が牛乳に混じる確率も高くなり、また乳腺の炎症を抑えるために抗生物質が常時投与されてそれが牛乳に残存する可能性も増加することになります。 EUは「rBST」を投与した乳製品・肉の輸入も禁止しています。
これまで「遺伝子組み替え牛成長ホルモン」を認可したのは、ブラジル、南アフリカ、パキスタン、メキシコ、東ヨーロッパなど規制の緩やかな国々です。それに対して、EU15カ国を始めとして、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェーも認可していません。 日本国内におけるrBSTの使用を認可していませんが、それ以上の規制がありません。食品添加物の場合は、規制値が設定されているもの以外は流通禁止の規則があります。ところが家畜のホルモン剤については2種類(ゼラノール、トレボロンアセテート)だけ残留基準値が設定されていますが、逆にそれ以外は原則として流通が自由なのです。 規制値のないホルモン剤と「rBST」が投与された乳製品や牛肉はフリーパスで日本に輸入されています。しかし、残留はあるのか、どの程度の量なのか、その実態はまったく分からないのです。 http://asyura2.com/0601/gm12/msg/391.html 牛乳でできた乳製品 vs 乳製品で作られた加工乳 牛乳は成分無調整で飲む よつ葉乳業は牛乳を原料にバター、ヨーグルト、チーズなどの乳製品を作っています。これが普通の乳業会社であるはずなのですが、不思議なことに普通の大手の乳業会社は乳製品で牛乳を作っているのです。
雪印は黄色ブドウ球菌の毒素などと思われる大量の食中毒被害を発生させました。洗浄工程の手抜きとされていますが、この事件の背景は大手の乳業会社のモラルの欠如した体質に根差すもっと深いところにあるのです。 低脂肪乳のような加工乳は、生乳と還元乳を混ぜて作ります。還元乳とは脱脂粉乳、無塩バターなどの乳製品と強い毒性の疑いのあるキレート剤(乳化の目的で使用されています)で作ります。あらかじめ決まった成分濃度に調整しておいた還元乳を、入荷した生乳の成分を検査して、その都度配合の比率を考えれば、目的の成分濃度にできるという仕組みです。乳業会社がなぜこんなに複雑な製造をしているのかという理由は、この方がもうけが大きいからなのです。なぜなら、加工用の原料は北海道産の何分の一かの価格の安い輸入物が使えるからです。もちろん、ヨーロッパ産のチェルノブイリの放射能汚染の心配のあるものも使われています。加工乳、低脂肪牛乳(ローファットミルク)、乳飲料は、生乳と還元乳の配合割合が異なるだけのことなのです。 さらに乳飲料にはブドウ糖(遺伝子組換え)、果汁(輸入品、農薬汚染、濃縮還元の問題あり)、合成色素、合成香料など粗悪な原料がいっぱい使われています。明治ヤシ油混入事件では乳製品ではなく、植物油が混ぜられていたのです。しかし、今でも市販のヨーグルトでは2000年7月第2週カタログ表紙で指摘したように、ココナツオイルなどを始め様々な薬品が堂々と使われているのです。 この加工乳に使われる生乳にも、1999年11月1週第43号でご紹介したように、エサ、飼い方など問題が山積みです。しかも、こともあろうに雪印は店頭で回収してきた乳製品を、この加工乳へ再利用していたわけです。どのような管理が行われたか不明な回収品を再利用するなどという、およそ食品生産に携わる立場としては考えられないことです。 しかし、このことは私たちにもLLミルク反対運動の当時からわかっていたことで、いずれこのような事件が起こることも予想できていたことでした。厚生省も知っていて放置してきたことです。さらに、このことは単に雪印に限定されていることでもないのです。現在の大手メーカーの製造ラインではいつこのような事件が起こっても不思議なことではないという現実がそこにあるのです。牛乳は成分無調整で飲む、こんなあたりまえのことを消費者が早く理解できない限り。 これまでの主な事件
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 森永ヒ素ミルク中毒事件 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
古い牛乳、鮮度が落ちた牛乳はヨーグルト化が進み、乳酸菌が増えているため乳酸の酸っぱさがある。そのため、牛乳としては売れないので、アルカリ中和処理され、原料用、すなわち粉ミルクの原料にまわされます。 このとき森永は安い第2リン酸ソーダー(アルカリ剤)を購入して使いましたが、それはヒ素などを使っている鉄工所の廃液から回収したヒ素入りのものだったのです。そのため1954年130名の赤ちゃんがヒ素中毒で死亡し、今なお12000名の人々が後遺症で苦しみ続けているのです。 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 明治ヤシ油混入事件 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
1971年、公正取引委員会は、明治乳業が牛乳に異種脂肪を混入していることを告発しました。そのため、1973年4月に乳等省令の改正で牛乳に乳成分以外の添加が禁止されています。 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ チチヤス乳業異臭事件 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
牛乳ビンの消毒に使った次亜塩素酸ソーダが牛乳に残留し、異臭を発した事件。チチヤス乳業ではこの薬品を含む排水を川に流し、大量の魚が川に浮いた事件も起こしています。一部の酪農家では搾乳するときにこの薬品をわざと牛乳に混入し、牛乳の細菌数を低く見せるという噂があり、心配です。 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ ピンホール事故などの危険性 ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
このほか、ピンホール事故で中部地方で食中毒事件が発生したことがありますが、このことは超高温滅菌(UHT滅菌)で無菌化された牛乳ではいつ死亡事故が発生するかもしれないという心配があります。パスチャライズ牛乳では、乳酸菌がいるため、保管条件が悪くてもヨーグルト化して酸っぱくなったり、かたまったりするだけで心配はないのですが、無菌化している牛乳ではパックの角などに発生したピンホールから食中毒菌が侵入し、異臭を発しない場合、気づかずに飲んでしまうこともあるからです。 低脂肪乳は健康になるか?
低脂肪乳は脂肪が少ないから健康になると思うのはあまりにも短絡的です。
まず、生乳そのもののポストハーベスト農薬、遺伝子組換え、薬漬け畜産などの原料段階の汚染の問題、輸入原料の放射能汚染、加工工程の薬品汚染など問題だらけです。脂肪の摂りすぎが心配なら、おいしい良質の牛乳を少しだけ飲めばいいのではないでしょうか。 牛乳はカルシウムいっぱいって本当か? 確かに搾りたての牛乳には消化吸収によいカルシウムが100g中100mgくらい含まれています。煮干しに含まれるカルシウムより1.5倍くらい体に吸収されるので良質とされています。しかし、この良質なカルシウムは滅菌による加熱には弱く、消化されにくい難溶性の無機カルシウムに変化してしまうのです。したがって、生乳やパスチャライズ牛乳ではカルシウムが期待できますが、一般に市販されている大手メーカーの牛乳ではそのほとんどが超高温滅菌牛乳であるため、カルシウム分子が熱変性を受けてしまっています。 もちろん、90日保存可能と宣伝するLLミルク(ロングライフミルク)でも熱変性しています。 生体中におけるカルシウムの代謝はその体がどれくらいカルシウムが不足しているかということで吸収率が大きく異なることが知られており、必要に応じて人体は、牛乳以外の野菜(小松菜、だいこん葉)、雑穀(ごま、大豆)、小魚、海藻から十分カルシウムを吸収できるのです。 とくに小魚、海藻のカルシウムは吸収率が多少劣っても、量が多いので優れたカルシウム源です。なお、栄養士は食品のカルシウムばかり考えていますが、水道中にもカルシウムが含まれており、そもそも日本人がカルシウム不足になる心配はほとんどないのです。 骨粗鬆症の予防に、牛乳を飲まされている老人が多いのですが、農薬などに汚染された牛乳を飲んで、またマクギャバン報告の示すように高カロリー、高脂肪、高蛋白の牛乳、しかもカルシウムの吸収しにくくなっている超高温滅菌の市販乳を飲んで、健康になるわけがありません。 よつ葉の乳製品
プレーンヨーグルトは生乳100%
よつ葉乳業では生乳100%と乳酸菌のヨーグルトを作っています。しかし、これは大変珍しいことで、大手メーカーでは粗悪な乳製品や異種脂肪でしか作っていないのです。詳しくは2000年7月第2週カタログ表紙を参照して下さい。 チーズも無添加 よつ葉ではゴーダチーズ、チェダーチーズ、シュレッドチーズ(チェダーチーズ、モッツァレラチーズが原料)、カマンベールチーズを牛乳と乳酸菌から精製塩、塩化カルシウム、レンネット、白カビなどで作っています。ただし、よつ葉プロセスチーズは伊藤ハムに委託しているもので原料は輸入物であり、原料、生産工程も市販品であり、もちろんオルターでは取扱いません。市販のチーズには一般的に安くて危険な輸入原料が使われている問題、発酵調整剤などの食品添加物などの問題があります。 バターも無添加 よつ葉バターの有塩バターは塩分控えめ(精製塩1%台)で、無塩バターとももちろん牛乳より無添加で作っています。ところで大手メーカーのバターの色はいつも一定ですが、これはカロチン色素で黄色く着色しているのです。またBHT、BHAなどの防腐剤の使用や原料も放射能汚染の心配な輸入物の使用が一般的なのです。 http://alter.gr.jp/Preview2.aspx?id=462&cls= よつ葉乳製品のご案内 http://www.yotsuba.co.jp/product/gyunyu.html
牛乳有害論は成長ホルモン入り牛乳を日常的に飲んでいる場合の話ですね。
加工乳や低脂肪乳にはこういう米国産の安い成長ホルモン入り牛乳を使っているから危険なんです。 牛乳は大手でない地場メーカーの無調整乳を飲みましょう。 牛乳有害説は証拠ゼロです
遊牧民は何万年間も乳製品しか食べてこなかったけど、絶滅はおろか病気にすらならなかった。 本来の乳製品が体に悪い訳がないんですね。 各種の研究データでは、牛乳はがん、高血圧、高脂血症、糖尿病などのリスク要因にならないばかりか、そのリスクをコントロールしたり、低減する働きが認められ、生活習慣病の予防に貢献していると考えられます。
牛乳には、がんの発生率を低下させるというデータが出されています。 牛乳などの乳製品を摂取すると死亡率は4割低下 オーストラリアのモナッシュ大学の研究では、伝統的に乳製品を食事でとる習慣がない地域であっても、乳製品を毎日少量とると心臓病や脳卒中のリスクを減らすことができることが明らかになった。 研究には、台湾の約3,810人の成人男女(19〜64歳)が参加した。台湾には牛乳やヨーグルトなどの乳製品を食べる習慣はなく、参加した男性の30%、女性の22%は乳製品を食べる習慣をもっていなかったという。 がんと心血管疾患は、台湾でも主要な死亡原因となっているが、乳製品を週に3〜7回食べていた群では、全死因による死亡率が39%も減少していた。乳製品を全く食べない人は、そうでない人よりも血圧やBMIが高く、体脂肪も多い傾向がみられた。 日本人の死亡原因で最も多いのががんで、全死亡数の約3分の1を占めています。がんの原因となるものは、喫煙、食事、放射線、環境汚染、食品添加物、ウイルスなどで、いずれもわれわれの身の回りにあるものです。したがって、ガンを予防するためには、これらの要因を避けることと、がんに対する免疫力、抵抗力を強くすることです。この免疫力、抵抗力は、生活習慣、特に食生活と深く関っています。
最近日本人に増えている大腸がんや乳がんは、動物性脂肪の過剰摂取が、胃がんは塩分の過剰摂取が関与していると指摘されています。 牛乳とがんの関係ですが、疫学調査によると牛乳の摂取により、胃がん、大腸がんや乳がんの発生率が低下するというデータが出ています。また三次機能の研究で牛乳には、免疫力、抵抗力を高める働きがあることが認められています。 寝たきりの原因となる骨粗鬆症の予防には牛乳は欠かせない食品です。
高齢化社会のなかで介護が必要となる原因として、脳血管疾患に次いで多いのが転倒・骨折です。転倒・骨折は骨粗鬆症が背景要因となっているカースが大半です。骨粗鬆症は閉経後の女性に急増する病気で、日本では約1,000万人の患者さんがいるといわれています。 骨粗鬆症の予防にはカルシウムの摂取が重要であることはよく知られています。牛乳はそのカルシウムの補給源として最適な食品です。牛乳の積極的な摂取により、骨折率も低下するというデータが報告されています。 このほか、関節に激痛の発作を起こす痛風(高尿酸血症)についても、牛乳の摂取により、そのリスクが低下するという疫学調査が報告されています。 http://www.zennyuren.or.jp/qa/wakaru50/gairon3.htm 牛乳を飲んで脳を活性化、記憶や認識力アップの可能性 米研究 2012年02月02日 18:46 発信地:オランダ
【2月2日 Relaxnews】牛乳は脳に良い飲み物だ――米メーン大学(University of Maine)による直近の研究で、1日1杯の牛乳は脳を活性化させる可能性があるとの結果が出た。 オランダの乳製品関連専門誌「International Dairy Journal」1月号に掲載された同大研究チームの論文によると、より多くの乳製品を摂取した成人は、少量、もしくは全く摂取しない人と比較して、記憶力や認識力のテストで著しく好成績を収めたという。また、牛乳を多く摂取した成人がテストで失敗する確率は、牛乳を全く摂取しない人に比べて約5分の1以下だった。 調査の対象となったのは23歳〜98歳の男女900人。研究チームは、視空間や言語、作業記憶などに関するテストを通じて、記憶力や認識力についての調査を行った。その結果、8項目のテストで最も好成績を収めたのは、最も多く牛乳や乳製品を摂取している被験者たちだったという。 また、乳製品を多く摂取する人は、そうでない人に比べて、全体的に健康が維持できているとの結果も出ている。 テスト結果については、心血管系リスクや生活習慣、食生活などの外部要因を考慮したうえで調整を行った。 米国での牛乳消費量は1994年以降、下降し続けている。(c)Relaxnews/AFPBB News. http://www.afpbb.com/articles/-/2854936?utm_source=yahoo&utm_medium=news&utm_campaign=txt_link_Wed_r1
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