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春先の体の冷えは、真冬より深刻!?
三寒四温の不調を乗り切る! 自分でできる「春冷え対策」〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160311-00000001-sasahi-life
週刊朝日 2016年3月18日号より抜粋
「春先は、実は真冬よりも体の冷えが深刻になりがちです。気温がジェットコースターのように激しく乱高下するからです」
こう語るのは、秋津医院(東京都品川区)の秋津壽男院長。真冬は体が寒さに順応しているので、仮にマイナス10度でも体から熱が逃げることは少ない。しかし、春が近づき三寒四温になると、ぽかぽか陽気で血管や汗腺が拡張したあと、急に寒くなって体の熱が逃げてしまうのだとか。暖かい日と寒い日、そして昼と夜の寒暖差が激しい季節だからこそ起こる現象である。
「若いうちは、そんなジェットコースターのような気温差にも体が対応してくれますが、年齢を重ねると対応が難しくなる。だから、真冬よりも春先のほうが、冷えによる体調不良が起こりやすいんです」(秋津氏)
では、そんな「春冷え」から体を守るためにはどうすればいいのか? ようやく春めいてきた時期に真冬のような厚着はそぐわない。かといって、真冬でもないのにガンガン暖房を使うのは気が引ける。そこで気になるのが、冷え症の人の間で話題になっている「ヒップはらまき」なるものだ。提唱者である富永ペインクリニック(松山市)の富永喜代院長に聞いた。
「『ヒップはらまき』とは、お尻まで覆う長い腹巻きのこと。冷えを解消するためには、おなかだけでなくお尻の下、足の付け根まで保温することが大切なんです」
富永氏によると、冷えを防ぐポイントは、熱が逃げやすい部分を覆って体温をキープすること。熱が逃げやすいのは、首・脇の下・足の付け根。いずれも太い動脈が体表面を走る部分だ。特に足の付け根にある大腿動脈は、下半身全体を巡る血管の出発点である。ここを保温すれば下半身の冷えが解消し、全身がポカポカと温かく感じられる。よって長い「ヒップはらまき」で足の付け根までカバーするのが理想的なのだそう。
とはいえ、足の付け根を覆うなら毛糸のパンツでも良いのでは?
「毛糸のパンツは股に当て布がありますが、腹巻きは股がオープンなので足の付け根に空気の層ができますよね。これが体温キープのポイントなんです」(富永氏)
足の付け根に空気の層があると、大腿動脈から放出される熱がこもり、より温かく感じられるという。なるほど、ダウンコートが空気をはらんでいるから温かいのと同じ理屈か。
「薄い素材の腹巻きなら、春らしい服装の下に着けてもバレません。トイレで簡単に着脱できるのも、筒状の腹巻きならでは。屋外に出るときにサッと腹巻きを着けて、暖房の利いた屋内ではサッと脱ぐ、といった使い方もできます」(富永氏)
家ではズボンの上から腹巻きを着けてくつろぐのもいい。そのまま体操をすれば、なお体が温まるという。冷え対策に最適な体操の方法は、富永氏の著書『ヒップはらまき』(中央公論新社)に詳しい。「お尻までスッポリ覆える長さのものを選んでください」と富永氏。
(ライター 伊藤あゆみ)
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