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日本の乳がん、子宮がんの検診率は、米国に比べて約半数という低さ。
2月4日は「世界がんの日」、欧米主要国のがん死亡率は減少傾向、日本は年々増加
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160131-00010009-dime-int
@DIME 1月31日(日)17時0分配信
WHO(世界保健機構)により、毎年2月4日は「世界がんの日」と定められている。今、日本人の死因トップである「がん」。なぜ日本ではがんによる死亡率が増加し続けているのか。世界保健統計2015によると、日本人の平均寿命は84歳で世界トップだった。この数字だけ見ると、日本は健康な人が多いように見えるが、先進国においてがん死亡率が年々増加しているのは日本だけであることがわかった。先進国の場合、高度な技術・医療施設が整っており、医療レベルは高く、日本の医療レベルも高い水準と言われている。それなのになぜ、日本だけが増加しているのだろう。その原因の1つは、「検診受診率の低さ」だということが言われている。人間ドック・健診予約サイト「マーソ」を運営するマーソ株式会社は、「がん死亡率」について日本と世界諸国の違いに関する独自調査を行なった。
■乳がん、子宮がんの検診率は、米国に比べて約半数という低さ
同社の調査によると、日本のがん検診受診率は、OECD(経済協力開発機構)加盟国34か国中最低水準となっている。米国では1970年代から国を挙げて取り組み、1990年代前半からがんによる死亡率は減少に転じている。例えば、乳がんと子宮頸がんの検診受診率が70〜80%であるのに対し、日本は未だ40%と低い値となっている。
■芸能人や著名人の報道による影響は大きいが一過性
昨年、タレントの北斗晶さんが乳がん摘出手術を行ったという報道が9月23日に発表され、多くの方々に衝撃を与えた。その時の「乳がん」の検索数は急上昇したが、翌月には元の数値に戻っている。この報道により、「乳がん検査」の重要性に気づき、今後は受診率が増えていくかと思われたが、同社の検査申込み数の推移をみても、一過性の反応にすぎないようだ。人々の潜在意識の中には、がんや様々な病気に対する不安があるにも関わらず、何か自分の身近で大きなきっかけがないと「受診」という行動に移すことができないでいるのが現状だ。
■「がん対策加速プラン」では2020年までに受診率50%を目標
日本では2007年に「がん対策推進基本計画」が策定され、基本計画に基づきがん対策が進められてきた。しかし2015年の中間報告では、がん対策の進捗は見られるものの、「がんの年齢調整死亡率(75歳未満)の20%減少」(2007年からの10年間目標)についてはこのままでは目標達成は難しいと予測している。それを踏まえ、昨年2015年12月に「がん対策加速プラン」が発表された。そのプランの3つの柱の1つが「がんの予防・早期発見」であり、がん検診の受診率が諸外国に比べ低いことを課題としてあげている。基本計画では、2020年までに受診率50%(胃・肺・大腸は当面の間40%)を目標に掲げ、その達成に向けての取り組みが進められている。
@DIME編集部
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