1. 2015年12月07日 06:56:51
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活性水素ってどうよ? 電解還元水は活性水素(活性酸素を消去するとされる原子状の水素)を含むために、抗酸化作用を持つともされていますが、研究者の間では液体中で存在するのかは否定的な意見が主流です。
もともとの言いだしっぺは九州大学大学院の白畑実隆教授で、健康に良いとされる水は原子状の水素である「活性水素」が溶存しており、この抗酸化作用により様々な効果がある、としました。また、その活性水素水を人工的に生成するのに、電気分解を用いる方法が良いとして、某メーカーのお先棒を担いだわけです。 しかし、白畑教授の実験には疑問を投げかける声も多く、集中砲火を浴びたことから、白畑教授の主張は次第にトーンダウンして行き、 「白金の金属クラスターが活性水素を取り囲む事で安定的に存在している説」 を経て、現在では、 「白金電極の白金が微量に溶け出しているから健康に良い」 という竜頭蛇尾な説明に落ち着いているようです。医学統合研究会でも水素ラジカルは活性酸素と同じく、極めて瞬間的なものであり、安定して水の中に存在するとは考えられないと思っています。溶存水素が十分に存在することが水素ラジカル発生の必要条件ではありますが、それだけで活性水素が発生するとは考えられません。無駄な水ができてしまう
アルカリイオン水や電解還元水は水を電気分解してイオン交換膜を塩橋とし、陰極側に出来た水を飲用するものなのですが、陽極側には同量の酸性水が出来てしまいます。このため2リットルの水を飲むためには、4リットルの原水が必要になるために経済的ではなく、いかんせん水資源の無駄遣いであると考えられなくもありません。酸性水も洗顔に使用したり、お風呂に入れたりと色々薦められているようですが、洗顔時には目に入る場合もありますので、やはり止めたほうが良いでしょう。 おかしなアルカリイオン水批判を斬る! 以上のように、医学統合研究会ではアルカリイオン水や電解還元水は良い評価をしていないのですが、批判的な人の理論にもおかしなものがありますので、気の毒なメーカーさんのために、少し弁護しておきましょう。
京都大学名誉教授で医学博士の川端愛義先生は、アルカリ性の水は酸性を中和してしまう作用があるため、飲むと胃酸を弱め、消化力を低下させるという見解を発表されていますが、胃酸の酸度は極めて強力であり、アルカリイオン水や電解還元水程度のアルカリ性ではビクともしません。 なぜ医学博士ともあろう人がこんな間違いをおかしたのか理解に苦しみます。 ウン十年前にアルカリイオン水が登場した時から、電解水は胃酸過多に有効という触れ込みでしたが、仮にこれを事実と認めるなら、やはり万人向きでないことが証明されるでしょう。胃酸過多の人以上に、低胃酸や無胃酸の人も存在するからで、元々消化力の弱い人の場合、アルカリイオン水は害毒以外の何物でもないからです。 ただ、大量の水を一度に飲んだ場合には胃を素通りしてしまい、酸性でしか活動できない腸内の有用菌に影響を与えてしまう可能性はあるようなので、やはり意図的にアルカリ性の水を飲むことはよろしくないでしょう… 結論から言って、電解整水器によって作られるアルカリイオン水や電解還元水は病人向けのものであり、その疾患が治ったとしても、健康になってしまえば不要となるためにウン十万円の買い物もそれ以降は無駄になってしまうと考えられます。 また、アルカリ性の水が良いと言われているものの、高い生理活性が認められる雪解け水は、炭酸ガスの溶け込みにより、pHは酸性を示す訳で、pHを基準に考えることにも疑問があります。 もし本当にバイブル本に書かれているような治験例が頻繁に起こっていたら、これだけ製品が普及した日本では至る所で“奇跡”起こり、さらに各家庭にまで普及していたことでしょう。 http://www.igakutogo.com/denkai.html まやかしの水 電解還元水/酸化還元水 ◆電解還元水と名を変えたアルカリイオン水
近年、アルカリイオン水がでたらめな水であることは多くの人に知れ渡ってきてはいるものの、どれほど非難されても、あるいは規制されようとも、まったく異に介さないのがアルカリイオン水の信奉者と未練たっぷりの水業者たちです。 その彼らは、あろうことか今度は「アルカリイオン水」から「電解(酸化)還元水」へと名前を変えて再登場させたのですから呆れます。そして、アルカリイオン水でも使ってきたトンデモ理論の極め付けである「水のクラスター説」に加えて、、新たな「活性水素説」なるインチキ理論を持ち出してきて大々的な宣伝に打って出ました。 この電解還元水とやらのいちばんのウリは、電気分解によって水の中に「活性水素」ができるというもので、つくった水を「還元水」やら「活性水素水」「水素豊富水」などといった適当な名で呼んでいます。つまり、活性水素を含んだ水は、体内の悪玉活性酸素を消去するから健康にいいと宣伝しているのです。 まさに、一時期もてはやされた「活性酸素は悪玉」といった風説を利用した便乗商法なのですが、これはもう、恥の上塗りとしかいいようのないものです。電気分解によって水の中にできるのは水素分子ガスであり、活性水素(原子状の水素)ができるなどという眉つばな説を信じるまともな研究者や学者はどこにもいません。もしも、これが事実であれば、化学の常識をくつがえす大発見だと、その道の学者が述べているほどです。 さらに何度も記しているように、新しい論が受け入れられるには、万人が認める決定的な証拠が必要となります。しかし、活性水素の存在が実証されたという事実はいまのところどこにもなく、水の中に活性水素ができるとしているのは、たんなる憶測や作業仮説がひとり歩きしているだけにすぎません。 装いも新たに姿を現わしたこの電解還元水ですが、一時期、まやかしの水の先頭を切って、水業界をひた走っていました。 ◆活性水素が活性酸素を消すというでっちあげ そこで、いったい誰がこんな妙ちきりんな論を世に送り出してきたのかと調べてみると、いました、いました。やはり想像通り、アルカリイオン水でお馴染の白畑實隆・林秀光の両氏が旗を降っていたのです。この、ありえない 「活性水素説」の提唱者がクラスター信奉者である九州大学教授の白畑實隆。そして、その尻馬に乗って宣伝にこれ努めているのが医師で博士号を持つという林秀光氏です。
白畑氏は、水の電気分解によって活性水素の存在を認めたと発表しました。けれども、実験した中身は、水素ガスと電気分解に使う電極の白金微粒子とのたんなる化学反応を、世紀の大発見のようにねじ曲げたものでした。水を電気分解した際の水素の生成ですが、電極表面に水素が結合し、その後、水素ガスとなります。これは、電気分解した水でなくても、白金触媒と水素ガスの試薬を混ぜれば当然に起こる反応なのです。 この現象をもって白畑氏は、電解還元水には活性水素が存在すると決めつけ、次いでこの活性水素が活性酸素を消すというところにまで話を飛躍させました。彼の論文には、試験管内でスーパーオキシドラジカルという活性酸素を発生させる実験装置をつくり、これに電解還元水(アルカリイオン水)を加えたところ、活性酸素が消滅したとして、活性水素(原子状の水素)が活性酸素と結びついたと記されています。 しかし、原子状水素が電解還元水に安定的に存在する可能性はまったくありません。なぜならば、電気分解によって、電極付近でかりに原子状の水素が発生したとしても、それは直ちに水素分子になってしまうからです。これはすでに高校の理科で教えられていることで、水中の原子状の水素は不安定で、普通は水素分子として存在しています。 また、そうした反応性の高い物質ほど不安定で寿命が短いことが知られていて、水の中の水素原子や水素分子ラジカル(活性水素)が、簡単に測定できるほど安定した形状で存在するということは証明されていません。 活性水素のような、酸素ラジカルと直接反応して消去する物質は存在しないというのがいまの化学の常識であり、かりに活性水素が生じたとしても、ただちに消化管内で消費されてしまうはずです。にもかかわらず、活性水素が安定して体内にとどまり、活性酸素を消去するなどというありもしない説に結びつけたのは、まさにこじつけといえます。 さらに、この活性水素説がいい加減なものであると断言できるのは、実験の詳細な条件が論文中に明示されていないからです。つまり、論文に、誰もが追試可能な実験条件が示されていなければ、なんら説得力を持たないということです。ですから、彼の実験そのものが公的に認められることは絶対になく、それが本当ならば化学の教科書を軒並み書き換える発見だと、多くの専門家に冷笑され、かつ相手にされない所以です。 ◆怪しい水理論に飛びつくマスコミや業者 ところが悪いことに、この活性水素説は水のクラスター説同様、アルカリイオン水の蘇生、すなわち電解還元水としての再登場に大きな役割を果すこととなりました。とくに、活性酸素・悪玉説に乗っかったこの説は多くのマスコミや水業者の口の端にのぼり、またたく間に世に広まっていきました。
例のごとく、大学の教授や医師、水業者たちがしゃしゃり出てきて、テレビや新聞、雑誌などで、検証もされていない活性水素説をまことしやかに宣伝文句として並べ立て、消費者もまた、マスコミやそれなりの肩書の人が奨めているのだからと、頭から信用して飛びついてしまったのです。 活性酸素説のような、いかにも耳に当たりのいい説には、マスコミはすぐに飛びつきます。また、それによって利益が得られそうだと思う人種は、臆面もなくビジネスに結びつけて宣伝に努めます。当然、肩書のある者は、それを最大限に活かすといった行動に出るのです。 テレビで見た、新聞や雑誌に載っていた、大学の教授や医者が奨めているといった類いの情報をすべて真実だと思い込むことは、あまりに愚かです。まずは、本当かな? と疑ってかかり、専門書やインターネットなどで調べたり公的機関に問い合わせたりする姿勢こそが、賢い消費者として自分を守ることにつながります。 ◆酸化還元電位で水を評価する愚 電解還元水には、もうひとつ大きなウソが塗り込められています。それは、電解還元水は「酸化還元電位」が低いから健康にいいという、これもまたなんら科学的根拠のない宣伝文句です。そして、いろいろな水の酸化還元電位を測定したという値をパンフレットなどに示して、電解還元水の優位さを喧伝しています。
しかし、酸化還元電位のプラス・マイナスの値は、水の中にどんな種類のイオンが溶けているかで決まるものであって、生物の用いるエネルギーとはまったく無関係です。とくに、電気分解した水は溶存水素ガスの濃度も変わっていて、測定結果に大きく影響します。したがって、酸化還元電位の測定はそのときの条件次第ということで、水の中にどんな物質がどれほど溶けているかで値が変わります。その成分を明確に示さずに、ただ溶液の酸化還元電位の値を測定してもなんら意味がありません。 また、酸化還元電位の低い(マイナスの)水がからだにいいというのもでたらめです。たとえば、金属イオンの酸化還元電位の値を見ると、もっとも低い酸化還元電位を示すのはリチウムで、そのリチウムは人体に必要ではあるものの、過剰に摂取すれば有害に働く物質です。つまり、酸化還元電位が低い水が生物に必要なエネルギーを持っているわけではまったくなく、この説そのものが成り立たないことがよくわかります。 水素の酸化還元電位は他の物質に比べて相対的に低く、比較的還元性のある物質といえます。さらに、水素そのものの圧力(分圧)が高いほど酸化還元電位は低くなり、還元力を持つことになります。電極近くでは、水素が大量に発生するので分圧も高いといえます。 しかも、この「電解還元水」を飲む際には、かならず空気に触れるはずです。通常の1気圧中の水素の圧力などわずかなもので、水中の水素はただちに触れた空気中へ逃げていってしまいます。ですから、水の酸化還元電位を測定すること自体まったく意味がなく、そもそも指標としては使えないものなのです。実際、水素ガスが発生している状況での電解還元水の酸化還元電位は、通常の水と同じであることがすでに実験で確かめられています。 他に、水素分子による還元反応はおしなべて遅いということもよく知られています。たとえば、酸素ガスと水素ガスを混合しても反応は起こりません。触媒がなければ水素ガスが酸素ガスを還元することはありません。こうした事実から見ても、「電解還元水」にはそれほどの還元性がないことが即断できます。現在のところ、電解還元水の還元性はほとんど無に等しいか、もしくは低いもので、なんの効果も期待できないと断じても差し支えありません。 電解還元水の関係者が口をそろえてPRしている「酸化還元電位がプラスの水を飲んでいと体内が酸化的になる」とか「マイナス電位の水を飲めば体内が還元的になる」などのうたい文句は、すべてインチキなのです。どうしてもマイナス電位の水が飲みたければレモンジュースでも飲むか、ビタミンCやビタミンEといった「抗酸化物質(還元剤)」を食物から摂取したほうが、はるかに気休めになると思われます。 ◆電解還元水の効果は一方的な「伝言ゲーム」
このように、パイウォーターやアルカリイオン水ブームのときと同様の状況が、喉元過ぎたいま、電解還元水によって繰り返されています。とくに、アルカリイオン水のいかがわしさが社会的な問題となり、以降、人体への効果が実際にあるかどうかを、動物や臨床試験で試そうと申し合わせている最中にあって、もう次のまやかし水が登場してくるといったこの事態を、いったい我々はどう受け止めたらいいのでしょうか。じつに、おぞましい光景です。
「酸化還元電位」を論じている一人である法政大学の大河内正一氏という教授は、現在、日本トリムという特定の会社の「電解還元装置」のPRを盛んにしています。この会社の沿革をネットやパンフレットで見てみると、還元電解水関連の業績で東証1部上場まで果しているのです。また、前出の林氏も肩書きを振り回して、電解還元水をつくるという怪しげなキットを、自ら会社を興して大々的に売っています。
たとえそれがウソの情報であっても、権威や肩書をもって喧伝すればいとも簡単にビジネスとして成り立ってしまい、また、それら権威らしきものやたんなる肩書が、日本ではいかに大きな力を発揮するのかが見て取れます。よく考えてみてください。有名大学の教授であろうが医者であろうが、博士号を持っていようが、それと人間性とは無関係であり、金欲しさに肩書を武器にして科学的に無知な消費者を欺く輩がいてもおかしくはありません。つまり、肩書や社会的名声が、ビジネスの中身を保証するものではまったくないということです。 それにしても、まやかしの電解還元水ごときで会社上場とは恐れ入った、と思わず天を仰いでしまいますが、その蔭で、伝言ゲームにすぎない効果を信じ込まされ、意味のない水を飲んでいる数え切れない善良な消費者がいることも忘れるわけにはいきません。 もちろん、パイウォーターや電解還元水以外にも、まやかしの水はまだまだ巷にあふれています。そして、それらはすべて「水に機能を持たせる」ことを第一義にしています。しかし、機能水などという概念自体がもともと邪道であり、いうなれば、水に、水以上の役割を付加しようとする思考そのものが、「奇跡の水・魔法の水」を生み出す元凶となっているのです。 http://www.mizukk.net/index.php?page_id=99 大河内正一(おおこうち しょういち) 1949年生まれ。1976年法政大学大学院工学研究科修士課程終了。同年法政大学助手を経て、現在法政大学工学部物質化学科教授(工学博士)。 専門は水科学の研究で、″水″の分子・原子レベルの基礎研究から、食品、飲料水、アルコールの熟成に係わる水、さらに血液や尿などの体内の水や温泉水について、応用を含めて幅広く″水″に関する研究を行っている。 具体的な応用研究では、我々の生体に類似した水として、″生体水″を提案し、それらの水が人工温泉水や食品および飲料水、さらにはスキンケアなどの水として広く応用可能であることを提案している。また、燃料電池と組み合わせた21世紀期待の人工炭酸泉システムの開発を検討しているところである。 著書「生きている温泉とは何か-身体にやさしい生体に近い水を検証する-(2003/11/1)」より引用
上記の著書では、温泉水の本質的な特徴を科学的に証明する為、 ORP(酸化還元電位:Oxidation-Reduction Potential)とpHに着目。 溶液並びに入浴前及び入浴後の皮膚を測定し、それらの値により状態を「酸化系」「平衡系」「還元系」という形で検証。その結果、塩素消毒の問題を指摘している。 ★共同執筆
機能水の科学と利用技術(ウォーターサイエンス研究会) 生物・環境産業のための非熱プロセス事典(サイエンスフォーラム研究会) 温泉の未来(松田忠徳・阿岸祐幸・大河内正一・甘露寺泰雄) など。 http://7hp.jp/mini.cgi?id=taka2503&pn=19 日本トリム社製/電解還元温泉器 トリム・スパTS-1000
疲労回復や病気治療など、私達の体に様々な効能を及ぼす”温泉”。もし、毎日家庭で温泉に入る事が出来たら、大いに健康に役立つはず、と思っている人も多いだろう。ところが、わざわざ温泉をタンク等に汲み上げ、運んできたものに入っても、体に良いどころか反対に皮膚の酸化や老化などを促す危険性が指摘されているのをご存知だろうか?そう警告するのは水研究の権威である法政大学の大河内正一教授。
Q. 家庭でも毎日温泉に入る事が出来れば健康にいいのですか??
A.「疲労回復や病気治療などの本当の温泉効果をもたらす”還元作用”があるのは、源泉から直接湧き出るお湯だけ。温泉は湧出後時間経過と共にどんどん還元性が失われてしまい酸化していきます。しかも、現在日本の多くの温泉ではさらに殺菌の為に塩素を大量に投入している為、皮膚を酸化するプールの水に浸かっている状態と変わらないのです。」
そんな中、大河内教授は源泉が持つ「還元作用」を電気によって人工的に作り出すという「電解還元水」の開発を成功させた。そして、それを家庭で手軽に楽しめるように商品化に成功したのが日本トリムである。
浴用が”還元水”へと変化するメカニズムとは? 電解還元水とは、酸化された水道水に含まれるカルキを除去し、電気分解によって源泉に含まれる「還元作用」ある泉質に改善させた湯水。お風呂にお湯をためて10分トリム・スパを作動させると完了する。
図:電解還元温泉水の酸化還元電位の変化 http://www.denkaisui.com/trimuspa1.html ここ、数日松岡農水大臣の「ナントカ還元水」発言でマスコミが還元水メーカーのインタビューがあるたびに、出てくるのが日本トリムという会社。このトリムという会社は、例の法政大学大河内教授の「温泉の善し悪しと酸化還元電位の関係」論でも確か出てくる会社でした。
今回の松岡発言を機会にトリムとは、どんな会社かと調べてみたところ、何と東証一部上場の会社なんですね。しかし、会社沿革を見てみると、電解水一本で伸びてきたらしい。私には、東証1部の会社といわれてもいまだに半信半疑です。 私の手元に「癒しの水、奇跡の水」2003年10月28日学習研究社発行があります。この執筆者の筆頭は、以前私が批判的に書評した「奇跡の温泉」の著者朝倉一善氏です。ここでも大河内教授が「酸化還元電位」を論じています。日本で他に、酸化還元電位を重視にしている学者は大河内教授以外いるのでしょうか。そしてまた、この教授は現在、トリム社の「電解還元温泉器」のPRをしている。 「日本温泉総合研究所」 http://www.onsen-r.co.jp/
の顧問には、「観光学or温泉学」松田教授と、酸化還元電位(ORP)の大河内法政大教授がなっています。
このため、この会社は、「水商売」系ではないかという疑いが消えません。 ■株式会社日本温泉総合研究所 東京都渋谷区渋谷2-19-15
【研究顧問】 所長:松田忠徳 (札幌国際大学観光学部教授) 大河内正一 (法政大学工学部教授) 阿岸祐幸 (北海道大学名誉教授) 例の大規模掲示板の書き込みには、
(松田氏は)昔から北海道の温泉についてたくさん本を出してるんですが、昔のは過半数が 循環風呂なのね。最近、北大名誉教授とかエライ知り合いが増えて言うことは それらしくなったんだけど、相変わらず循環風呂を最新刊でも薦めてるのね。 塩素・循環もどうせ誰かの受け売りでしょ。
・・・だそうです。知ってる人は知っている。 http://minerlwasser.blog62.fc2.com/blog-date-200703.html
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