http://www.asyura2.com/15/health17/msg/431.html
Tweet |
医師がやっている対策とは?間違いだらけの「二日酔い」解消法
http://news.livedoor.com/article/detail/10883035/
2015年11月27日 6時0分 @DIME
いよいよ忘年会シーズン到来!お世話になった人たちと楽しく夜更けまで無礼講。しかし、つきまとうのが『二日酔い』。楽しくお酒はたくさん飲みたいもの。「なんとか二日酔いを回避する方法はないものか…」「年末は毎晩夫がグデングデンになって帰宅して迷惑!」そんな悩めるビジネスマンや主婦に贈る、「二日酔い対策 最新事情」をお届けしよう。
■そもそも「酔う」とは?
アルコールをたくさん摂取して、胃と腸から吸収され血中アルコール濃度が上がると、脳がぼんやりと麻痺状態に陥ったり、いつもなら働いていた抑制機能のタガが外れ、浮かれたり、怒ったり、泣き出したりと感情的になってしまう。ついつい飲みすぎてしまうことも多いお酒だが、お酒を飲んで脳の中で最初に酔うのが「理性を統括する」前頭葉。前頭葉が酔ってしまったら、「今日は少しにしておこう」「食べながら飲もう」「カロリーの低いつまみをオーダーしよう」といった自制心が薄れてしまうのだ。何より適量、だが、いざというときの対処策をせめても講じて、少しでも楽に過ごしたいもの。
■二日酔いのメカニズム
二日酔いになる原因は複雑に絡みあっている。例えば、日本酒に多く含まれるアデノシンという物質が頭痛の原因になったり、胃酸過多や脱水が原因で吐き気や食欲不振に陥ったりすることもある。また、有名なのがアルコール分解で発生するアセトアルデヒド。飲むアルコール量に肝臓の処理能力が追いつかないと、体内にアセトアルデヒドがたまり、頭痛、だるさ、吐き気などの原因になってしまうのだ。飲むとすぐに顔や体が真っ赤になる人はアセトアルデヒド脱水素酵素が弱いか、持っていない人である。このような人はお酒を飲むとその後、長い時間体内に高濃度のアセトアルデヒドが残るので、特に要注意。
アセトアルデヒドの代謝酵素であるアセトアルデヒド脱水素酵素は、人種あるいは個人の遺伝的体質によりその代謝能力に差がある。日本人などのモンゴロイドのほぼ半数はアセトアルデヒド脱水素酵素の働きが弱い「低活性型」か、全く働かない「失活型」、そのためモンゴロイドには酒に弱く二日酔いになりやすいタイプが多く、全くお酒を飲めないタイプ(いわゆる「下戸」)も存在する。それに対しコーカソイド・ネグロイドはこの酵素がよく働く「活性型」であり、お酒に強く二日酔いにもなりにくい体質の人が多いそう。なお人類のアセトアルデヒド脱水素酵素のタイプは元々「活性型」が基本タイプであり、「低活性型」及び「失活型」は突然変異によって生まれた。筑波大学の原田勝二氏研究によると、日本においては九州地方と東北地方に「酒豪遺伝子」が多い(すなわち二日酔いになりにくい「活性型」が多い)という結果を示したそうだ。
■ところで、どんな二日酔い対策をしているのだろう?
■医師の二日酔い予防は?
二日酔い対策を講じている医師のうち、市販薬やサプリメントを活用している医師は 12%、飲み方を工夫するが20%、料理を食べるようにするが 11%。「飲み方を工夫する」では 88人が「飲む量を調節する」と答えた。自由意見には「飲み過ぎないようにするだけ」「最初から飲む量を決めておく」「後半はノンアルコールにする」「午前0時以降は飲まない」等のコメント。
次いで多かった答えが「水、ソフトドリンク、ノンアルコールビールなどを途中で適宜飲む」というもので27人。飲酒途中の水分摂取を医師も実践しているのだ。その他は「ゆっくり飲む」が 17人、「飲み会の前に食べ物をあらかじめ摂取」14人、「ちゃんぽんを避ける」5人。
医師の支持する市販薬は、1位は「ウコンの力」などのウコンが入った飲料で49人。2位が「へパリーゼ」ブランドの市販薬と漢方薬の「五苓散料」で、ともに8人。このほかには「ハイチオール C」「ソルマック」「大正漢方胃腸薬」「H2 ブロッカー」などが数票ずつ。
ウコンの人気が圧倒的に高い一方、一般人があまり選びそうもない「五苓散料」が上位に入っているのが興味深い。なお、同じ漢方系市販薬では「黄連解毒湯」を4人が選んでいた。
■医師が二日酔いになったときにとる対策は?
「水分を摂取する」が 56%でダントツ。「市販薬やサプリ、ドリンク剤などを飲む」と「風呂に入る」が 8%ずつ。水分補給こそが「二日酔いの万能薬」であることが、今回の調査結果からもわかる。医師が二日酔いの時に飲むものは、回答数の多いものから順に「ポカリスエット、経口補水液OS-1などの飲料水」が 27人、「ウコンの力」などのウコン入り飲料が8人、「五苓散料」が7人、「黄連解毒湯」が2人だった。
これはNG!
■炭酸飲料で割るとアルコールの吸収速度が上がってしまう。低カロリー炭酸はもっとダメ!
炭酸には、栄養分の吸収を早める効果があるのだが、アルコール吸収も早めてしまう。アルコールの吸収速度を遅めてくれる糖分が入っていない低カロリーの炭酸飲料はよりNG。普通の炭酸飲料、もっといいのは、お水やお茶割りを飲むこと。
■風呂やサウナで有害物質を出そうとする
お風呂やサウナに入って汗として有害物質を出してしまおうと考える人もいるのだが、心臓の弱い人には勧められない上に、睡眠をとるほうがよほど血中アルコールの減少速度が速いというデータもある。お風呂やサウナに入ると血流が全身に拡散してしまい、肝臓に血液が集まらないため。
■迎え酒
迎え酒は、単にアルコールで不快感を麻痺させるだけであり、肉体への負担が大きいため行なうべきではない。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 不安と不健康17掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。