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長生きする人に共通するたった2つのこと 〜100歳でも健康でいられる「朝昼晩の献立」(週刊現代)
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/418.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 11 月 22 日 07:34:00: igsppGRN/E9PQ
 


長生きする人に共通するたった2つのこと 〜100歳でも健康でいられる「朝昼晩の献立」
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/46375
2015年11月22日(日) 週刊現代 :現代ビジネス


卒寿を超えても、自分の足で歩けるのはもちろん、驚異の運動能力を発揮したり、現役で仕事を続けている人がいる。彼らは一体何を食べて、元気を得ているのか、食事と長寿の密接な関係に迫る。


■乳製品が寿命を延ばす


「大事にしているのは、三食欠かさず食べることと、腹八分目にして胃に負担をかけないこと。消化を助けるために、必ず30回は噛みますよ」


こう元気に語ってくれたのは、京都府の宮崎秀吉さん。今年の9月、自身のもつ「世界最高齢スプリンター」のギネス記録を更新したばかりの105歳だ。


歓声飛び交う100mのトラックを、背筋をピンと伸ばしたまま駆け抜ける姿は、とても100歳を超えているようには見えない。


この元気は、いったいどんな食事によって支えられているのか。京都府の自宅で宮崎さんの身の回りの世話をしている長女、聖之さんが言う。


「朝食は、6枚切りの食パンを一枚トーストして、マーガリンとジャムを塗って食べています。ジャムは市販のものではなく、静岡に暮らす妹が送ってくれる夏みかんを新鮮なうちに調理したもの。味噌もお米も無添加。牛乳とブロッコリー、フルーツは毎日欠かしません」


昼は、チャーハンや麺類が多く、3時にはカステラなどのお菓子と乳酸菌飲料のおやつも取る。


「夕食は、ご飯に味噌汁。あと、肉屋さんで薄切りにしてもらった牛肉を、野菜や豆腐と一緒に炊いたものを出しています」(聖之さん)


宮崎さんは、血圧やコレステロールも正常値を維持しているという。


専門知識を生かし、栄養バランスに細心の注意を払う人もいる。沖縄県うるま市のあかみちクリニックの院長、医師の田中旨夫さん(97歳)だ。


「朝は、その時々の旬の野菜を炊いたものに少量の水を加えてミキサーで混ぜ、野菜ジュースにして飲んでいます。野菜は、前の晩から炊飯器でかつお節や水といっしょに入れて保温設定にしておくと、翌朝には炊けている。


保温しておくと、ビタミンなどの成分を壊さずに、繊維質を柔らかくすることができて、消化もしやすい。この野菜ジュースとは別に、にんじんとりんごで作ったジュースも必ず飲みます」


朝食後、クリニックに出勤すると、50人以上の患者を診察。午後の診察が5時半に終わると、毎日30分、欠かさず散歩をする。


「坂道を、自分のペースに合わせてゆっくり進み、高台についたら、心地よい風に吹かれながら、夕日に染まった美しい宜野湾を眺め、心を鎮めます」


散歩から帰宅すると、夕食の時間だ。


「夜も、やはり野菜が多いですね。海藻や、きのこ、肉類と一緒に煮たり焼いたりして食べます」


田中さんの大好物がチーズとヨーグルトだ。


「チーズは一口サイズのものをポケットに入れておき、空腹時につまみます。ヨーグルトも毎日欠かさず食べています」


田中さんのように、野菜と肉、乳製品をバランスよく取ることの重要性を語るのは、高齢者の介護・医療に精通する新田クリニック院長、新田國夫氏だ。


「栄養を考えると、野菜は当然のこととして、筋肉を維持する働きのあるタンパク質を取れる肉はきちんと食べた方がいい。さらに、野菜には消化を助ける働きがありますから、肉と一緒に取ることで、タンパク質が吸収されやすくなります。


また、高齢になると、どうしても骨密度が落ちてきて、骨折などの原因となります。防ぐには、乳製品でカルシウムを補ってあげることが非常に重要です」


90歳を過ぎて現役の「動物のお医者さん」もいる。福島県南相馬市の獣医、鹿山忠さん(92歳)はいまも自ら車を駆って地域の農家をまわり、家畜を診療している。


「朝は5時半くらいに起きて、散歩をする。一日で4000歩は歩きます。ラジオ体操をして、それから朝食。メニューはいつもだいたい同じで、海苔か魚の佃煮と、半熟卵か納豆。大根の葉っぱを細切れにした塩漬けに、白米、豆腐やワカメの味噌汁も食べます」


昼食は11時半ごろ。「これは、自分で作ります。だいたい、豚肉と大根、にんじんをバターで炒めたものと、白米を少し食べます」


その後、1時間ほど昼寝をしてから外に出て、人と話したりして過ごす。



「夕飯は7時頃。飲み込みやすいように細切りにした肉と玉ねぎ、かぼちゃなどの野菜をバターで炒めたものが多い。時には魚の煮付けを食べることもあります。


昔は太っていたけれど、見かねた息子の嫁が、白米など炭水化物を控え、そのぶん野菜と肉をバランスよく取れるメニューを工夫してくれるようになった。彼女が作ってくれるものは何でも綺麗に食べますよ」


これまで挙げた3人のように、家族と同居する人がいる一方、ひとりで暮らし、すべてを自分でこなす人もいる。


「え、食事?好きなモノをね、好きなだけ食べていますよ」


溌剌とした口調で語るのは、家事評論家の吉沢久子さん(97歳)だ。


女性の生き方や家事をテーマに、数々の本を世に送り出してきた吉沢さん。新聞や雑誌の連載を抱え、10月には最新の著書も発売された。


夫と死別したのは66歳のとき。以降、30年以上ずっと都内で一人暮らしを続けてきた。


「朝は、基本的にトーストした食パン。その上にほうれん草のソテーと目玉焼きを載せて、黄身を潰して食べます。他には紅茶と、果物、ヨーグルト。このメニューは、夫と暮らしていた頃からずっと変わりません」


昼食はとらない。


「お昼を食べると、ウトウトと眠くなってしまいます。昼寝をすると、夜に眠れず生活のペースがくずれてしまいます。


食事で気を遣うのは、栄養のバランスです。一日のなかで、お肉と野菜の両方を取れるようにしています」


料理番組にも出演していた吉沢さん。意外にも、塩分や醤油の分量にはあまりこだわらないという。


「夕食には、食べたいものを、好きな味付けで、好きなだけ食べています。天ぷらやとんかつなどの油物も、欲しいときにはお店に食べに参りますし。


もう百年近く生きて、明日はどうなるかわからない。だったら好きなものを食べて、やりたいことをして、毎日を精いっぱい、楽しく生きたいじゃありませんか」


前出の新田医師によれば、塩分や醤油の量をあまり気にしない吉沢さんの姿勢は間違っていないという。


「塩も醤油も、よほどとりすぎなければ問題はありません。むしろ、あまり気にして薄味にしすぎると、味気なくなり、食べる量が減りますから、身体にはかえって良くありません。油物には、消化器に負担をかける部分がありますが、たまに食べたくなったら我慢せず、食べたほうがストレスを溜めこまなくてすむ」


■ステーキだって食べます


10月13日に行われた「はがきの名文コンクール」受賞者発表会。約4万通の応募作のなかから初代大賞に選ばれたのが、埼玉県に住む山口峯三さん(90歳)だ。


受賞挨拶では堂々たるスピーチを披露した山口さん。食生活についても、なめらかな口ぶりで語ってくれた。


「いつも朝食は8時半から9時の間に取ります。


納豆や生卵、魚の干物をおかずに、油揚げやほうれん草など、その日食べたい具材を入れた味噌汁とご飯。毎日茶碗2杯ぐらいは食べていますよ」


その後、足腰を鍛えるための散歩を2時間ほど。あとは、頭の回転が鈍くならないように詰め将棋をしたりして過ごし、昼食はパンや麺類などで適当に済ます。


夕食には、高齢者向けの宅配弁当を頼んでおり、平日は毎日栄養バランスが考えられた食事が届く。


「宅配がない土日は、面倒なので、近所で惣菜を買ってきたり、出前の寿司ですませたりもします。でも、肉が食べたいときは自分でステーキを焼いたり、野菜を食べたいときは鍋を作ったり、その日の気分で料理もします。酒は現役時代から弱くて、いまでもほんの少しワインや日本酒を飲む程度ですね」


このように、食生活にさほど気を使っているようには思えない山口さんだが、唯一心がけているのが「極端な偏食をしないこと」。


「妻の生前は、出されたものを黙々と食べていた。先立たれて自炊をするようになってから、彼女が栄養のバランスに相当気を使ってくれていたことに気がついたのです」


受賞作の手紙の中でも「君のつくる味噌汁(おみおつけ)が飲みてえよ」と、亡き妻に語りかけていた山口さん。


「彼女が作ってくれた味噌汁は、赤味噌と白味噌を絶妙にブレンドしたものだった。今でも自分で味噌汁を作りますが、やっぱり彼女の味にはかないません」


この5人の食生活を見て、前出の新田医師は「非常に納得がいくもの」だと語る。


「皆さん自分が美味しいと思えるものを、好きな味付けで楽しんで食べている。これが一番大切なことなのです。そもそも、健康維持のために特定の何かをたくさん食べたほうがいいという考え方には、あまり意味がない。何事も大切なのはバランス。そして体が欲するものを取ることです」


もう一つわかったのは酒。5人全員が、下戸か「たしなむ程度」と答える。新田医師は「飲み過ぎはよくないが、適量はOK」というが、やはり、長生きする人に大酒飲みはいない。


無限の選択肢がある食事に正解はないが、不正解はある。長生きをしている人たちの献立が、そのことを教えてくれる。


「週刊現代」2015年11月21日号より



 

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コメント
 
1. 2015年11月22日 08:49:34 : YaegIPKLG2
長生きする人に共通する二つのこと。
@親も丈夫で長生きしている。
A負けん気が強くわがままだ。

ベテラン女優を起用した化粧品のCМではぜひ、親御さんがどんなだったか写真を見せて欲しいと思う。
何だかんだ言って遺伝よ、遺伝。
80すぎてエベレスト登るってんで健康食品のCМに起用されてる爺さんの親は、90過ぎて山スキーやってたじゃん。


2. 2015年11月23日 01:07:17 : jXbiWWJBCA

もはや他人事ではない「認知症」、その正体に迫る来る介護に備えはあるか?介護される覚悟はあるか?
2015.11.23(月) 桃井 隆

 日本の社会はこれまでに例をみないスピードで超高齢社会を迎えようとしている。現在を生きる私たちは、近い将来、必ずや訪れるであろう、自分たちの介護する姿と介護される姿を想像し、今から覚悟して備える必要がある。
 問題を一層複雑にしているのは、認知症の方の割合が高齢者で非常に増加することだ。すでに65歳以上の4人に1人が認知症と言われている。
 だが現状、私たちはどれだけ「認知症」について正しく理解できているだろうか。老化、物忘れと認知症の違いは? うつ病と認知症の違いとは? 予防策はあるのか?
 そこで、まず、現状私たちが置かれている状況を把握した上で、認知症のメカニズムや症状について詳しく見ていくことにする。
「逆・老々介護」も起こり得る
 すでに団塊の世代が65歳以上の高齢者となり、社会全体の25%を占めている。20年も経てば、団塊のジュニア世代も65歳以上に仲間入りし、2050〜2060年には65歳以上の高齢者は約40%に達すると見込まれている。
 厚生労働省の発表によると、日本人の平均寿命は2012年時点で、男性80歳、女性86歳。だが、自立した生活を送ることができる「健康寿命」となると、男性70歳、女性74歳で、平均寿命とは10年前後の差がある(図1)。
図1. 健康寿命と平均寿命の差、男女別、2010年。(平成26年版厚生労働白書 第2章「健康をめぐる状況と意識」より)
 この“不健康な期間”に多くの高齢者は何らかの疾患を抱え、介護を必要としながら寿命を迎えることになる。さらに2014年の平均寿命は、男性81歳、女性87歳となり、過去最高を更新している。
 もし在宅介護を行うとすれば、どうなるだろうか。
 団塊の世代の孫にあたる世代の人口が少ないことから(図2)、彼らが両親と団塊の世代の祖父母を同時に介護するのは、ほぼ不可能だろう。
 必然的に、高齢者がその親を介護する「老々介護」になる。場合によっては、90歳を超えた母親が、70歳の息子や娘を逆介護する「逆老々介護」も当たり前になってくるかもしれない。そんな社会状況が近未来の日本の社会像として浮かんでくる。
図2. 日本の将来推計人口(厚生労働省ホームページより)
拡大画像表示
自分や家族も認知症になるかもしれない
 今から50〜60年前には、平均寿命は60歳台であり、認知症がそれほど問題にならずに、寿命を全うする社会であった(認知症をいち早く取り扱った文学作品として知られる有吉佐和子著『恍惚の人』が話題になったのは1972年のことだ)。
 しかし、現在、団塊の世代の親達の世代は、当時、自分たちがこれほど、長く生き、社会のお世話になるとは思っていなかったに違いない。
 厚生労働省研究班推計によれば、2012年時点での認知症高齢者数は、軽度者を含め約462万人にのぼる。さらに「軽度認知障害」の約400万人を加えると、65歳以上の4人に1人(25%)が該当する。都市部においては、90歳以上の高齢者の50%を超える方が、程度の差こそあれ認知症になっているのだ(図3)。
図3. 都市部における年齢層別・認知症の人の割合と認知症基礎疾患の内訳。(筑波大学 朝田隆氏のデータ(図9,図10)をもとに作成された図を筆者一部改変)
拡大画像表示
 厚労省は財政上の問題や将来の介護人の不足を想定し、在宅介護を勧めているが、在宅介護の担い手は、認知症のリスクをもつ高齢者である可能性を想定しているのであろうか。
 おそらく、知っているからこそ、介護のための若い人材を外国に求め、介護ロボット(故障するかもしれないが、認知症にはならない)に求めようとしているのかもしれない。ただし、これらの政策が十分でないことは、別の機会に述べさせてもらう。
認知症とは? 物忘れとの違いは?
 認知症の定義は、医学界新聞(医学書院)によれば「一度獲得された知的機能の後天的な障害によって、自立した日常生活機能を喪失した状態」だが、そもそも認知症と老人の物忘れとはどこが違うのだろうか?
 一言でいえば、物忘れはエピソードの一部(例えば結婚式のスピーチをした人)を忘れることで、健常者の誰にでもあることだが、認知症の人はエピソードそのもの(例えば結婚式そのもの)を忘れる。
 そして認知症の場合、こうしたもの忘れは進行し、ついには「自分が物忘れをしたことが分からなくなっている」ことが、大きな違いと言える。
 老化が避けられないことであるように、認知症も避けられないものなのか? それを知るには、認知症の原因を知る必要がある。
 先の図3が示すように、年齢が増すとともに、認知症の人が増加することは事実であるが、逆の見方をすれば、90歳を超えても認知症になってない高齢者の方がいるのも事実だ。
 誰もが認知症になる可能性がある一方、ならない人や、なりにくい人もいる。逆に65歳以下の若年性認知症の方もいる。現在、認知症の原因は1つではなく、遺伝的な背景や年齢、環境要因が重なり、起こると考えられている(詳細は別の機会に述べる)。
ひとえに「認知症」と言っても
 認知症には、「アルツハイマー型認知症」「脳血管性認知症」「レビー小体型認知症」「前頭側頭型認知症」が知られており、それぞれ症状も異なれば、原因も異なっている。患者数の内訳は、アルツハイマー型が約7割を占める。詳細については図3を参照いただきたい。
 まず、脳血管性認知症は、脳溢血(のういっけつ)や脳梗塞、転倒などによる脳挫傷などで、脳血管周辺の神経細胞が死滅することで起こる。
 司令塔である脳機能を司る神経細胞が死滅するわけだから、生命活動を担う脳幹が運よく無事であったとしても、運動機能や認知機能を司る大脳皮質の障害がしばしば起こる。
 老化とともに、体力が衰え、血管が弱ることで、脳血管性認知症の危険性は増す。予防対策として、食生活と運動による日常の健康管理が欠かせない。
 一方、アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型認知症は、特定のタンパク質が特定の領域に蓄積して生じる認知症であり、これらを予防するのはなかなか難しい。
 タンパク質はアミノ酸がつながったもの。そのアミノ酸配列(チェーン)は、遺伝子の塩基配列からなる遺伝情報に基づいて細胞内で作製される。これは神経細胞においても同じだ。
 タンパク質は、アミノ酸のチェーンが折りたたまれ、立体構造をとることで、それぞれの機能を発揮する。また、タンパク質には一定の寿命があり、古くなったタンパク質は、分解されて新しいものと交換される。
 しかし、遺伝的な原因で塩基が変異したりすると、誤った設計図をもとに作られたタンパク質は正常な立体構造がとれなくなる。
 そうした異常なタンパク質が分解されなかったり、分解するシステム自体が老化とともに衰えたりすると、不要なタンパク質や古いタンパク質が細胞内に溜まってしまう。
 アルツハイマー型認知症は「アミロイドβ」というタンパク質が、レビー小体型認知症では「αシュニクリン」が蓄積する。前頭側頭型認知症では、タウタンパク質が蓄積するが、「ピック球」を持つPickタイプと、「TDP-43」というタンパク質が蓄積するタイプが知られている。
 このように、老化によりタンパク質の分解系が衰えることにより、これらのタンパク質は脳の特定な領域の神経細胞で蓄積される。
 その結果、神経細胞の機能が衰え、萎縮していく。最悪の場合は神経細胞死をもたらし、その脳領域が支配している脳機能が障害を受けることで、それぞれの認知症を引き起こすと考えられている。
 認知症の原因が、遺伝子の変異や老化により不要なタンパク質が分解されず、蓄積するためである以上、老化が進むにつれて認知症が進むことは避けられない。
認知症とうつ病は違う
 アルツハイマー型認知症では、海馬の萎縮により短期記憶の障害が中核症状として現れる。さらに周辺症状(BPSD)として、徘徊、躁うつ、不安焦燥、食行動異常など、さまざまな症状が引き起こされる(図4)。
図4. アルツハイマー型認知症の中核症状と周辺症状(筆者作成)
 また、レビー小体型認知症では幻視が、前頭側頭型認知症のPickタイプでは人格性格が変わり、攻撃性が増すような症状が現れてくる。このように、どの機能を司る脳の領域が主に障害を受けるかで、症状は異なる。
 また、一見すると躁うつ病などの精神疾患とも類似の症状を示すことがあるかもしれないが、原因は明らかに異なっている。だが、認知症がうつ病と誤診されてしまい、抗うつ剤の投与によって、かえって症状が悪化するケースもある。
 認知症は高齢になるにつれ、多くの人がなるリスクのあるものだ。個人差があるとすれば、遺伝的要因(例えばアルツハイマーの危険因子である「アポリポ蛋白E4型」の遺伝的なリスクを持つ人)や、環境(ストレス)による差である。
 長寿社会は何もいいことばかりではない。ヒトの寿命は今の社会の中で生きるには、少し長くなり過ぎたのかもしれない。幸せな長寿社会を目指すには、この社会システムを変えるか、あるいはこの社会の規模に合わせた個々の幸せな人生の設計図を今からでも書き直す必要があるのかもしれない。
 次回は進みつつある認知症の治療と予防、変わりつつある社会システムについてお話ししたい。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/45312


3. 2015年11月29日 01:01:40 : LP6JJ6Bc7u
お酒は一切飲まないか、飲んでも少しだけの人ばかりだね。それ大事かも。

4. 2015年11月30日 23:59:36 : fpt8itpB5Q : zW&YYVl31Kw
パンにマーガリンを塗っても長生きできるのか??

5. 2015年12月01日 23:50:48 : pyKd9RZIaM : 7WLP6pmr3KE
なんで食事面しか見ないのかね
片手落ちじゃね?

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