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えっ…ヨーグルトは微妙?「大腸がんリスクを高める」要注意フード5つ
http://news.livedoor.com/article/detail/10748923/
2015年10月25日 11時0分 美レンジャー
女性のがん死亡数1位、男性の3位である大腸がんは、とりわけ食事と関わりのある病気です。また、便秘など腸トラブルを防ぐには、何となく「食物繊維がいい」ということが分かっていても、その摂り方には、不溶性と水溶性の二つが必要なことはあまり知られていないようです。
そこで今回は、消化器内科医で『松生クリニック』院長・松生恒夫先生の著書『腸が嫌がる食べ物、喜ぶ食べ物 40歳を過ぎたら知りたい、病気にならない食習慣』から、大腸がんのリスクを高めてしまう可能性のある食べ物をいくつかお伝えしましょう。
■1:赤身肉
ある調査では、大腸がん患者のグループでは赤身肉の摂取量が明らかに多いことが分かりました。さらに直腸がんについては、赤身肉に加えて乳製品の摂り過ぎもリスクになる可能性が指摘されました。赤身肉に含まれる脂質、ヘム鉄が組み合わさることで活性酸素が発生し、がんなどの引き金になります。
■2:ファストフード
ファストフードは脂肪が多いことから体内のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の値を高めたり、糖尿病を起こしやすくします。メタボは大腸がんの発症にも関係しています。またトランス脂肪酸、酸化した油も問題です。
■3:アルコール
様々な研究から大腸がんの発症については、アルコールがリスクを高める可能性が指摘されています。腸だけでなく口腔がん、舌がん、咽頭がん、食道がんのリスクも高めます。アルコール度が低いものでも大量に飲むと直腸に炎症が起き、これが引き金となって直腸がんを起こす可能性があるというデータもあります。
■4:ヨーグルト
ヨーグルトや牛乳は不飽和脂肪酸やコレステロールの含有量が格段に多いですが、それについては、これまであまり語られてきませんでした。またヨーグルトに含まれる動物性乳酸菌は、その多くが胃や腸の消化液で死滅してしまいます。低脂肪タイプで腸まで届く乳酸菌を含むヨーグルトを選ぶか、日頃から漬けものなど植物性乳酸菌を含む食材を多く摂るように心掛けたほうがよいのです。
■5:アロエ・センナ
“腸によいお茶”に含まれることの多い、アロエ、キダチアロエ、センナの茎には注意が必要です。長期間に渡り連用すると、大腸の粘膜が褐色〜黒褐色になってしまう“大腸メラノーシス(大腸黒皮症)”が出現してしまう恐れがあります。その結果、飲用を中止すると、排便が起こりにくくなるといったこともありえます。
未解明であった大腸がんの危険因子ですが、近年の研究では次第に判明しつつあります。これらの食べ物を摂ることが多い方は、頻度を減らすなどの工夫が必要です。
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