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頭が働くのは50代半ばから 脳の「出力性能」上げる3つの条件(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/15/health17/msg/366.html
投稿者 赤かぶ 日時 2015 年 10 月 22 日 23:51:10: igsppGRN/E9PQ
 

             写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ


頭が働くのは50代半ばから 脳の「出力性能」上げる3つの条件
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/167158
2015年10月22日 日刊ゲンダイ


 一生のうち、最も頭がよく働くのは50代半ばから――。人工知能の研究で導かれたこんな理論が注目されている。人の脳の出力性能が最大になるためだという。

「生まれてから最初の28年は脳は『入力装置』の役割を果たします。試験勉強や仕事を覚えるといった単純記憶の機能です。次の28年(28歳以降)で、脳は回路の優先順位を付けていきます。脳の回路が成功や失敗を経験し、何が重要か判断できる力を付けていきます。そして、次の28年(56歳)から84歳の間に脳は出力性能を最大にすることが分かっています。瞬時に正解が分かるのです」

 こう解説するのは、「感性リサーチ」代表取締役社長の黒川伊保子氏だ。

 このデンでいくと、定年間近のサラリーマン世代こそ、脳の働きが人生の中で一番活性化し、今まで以上の活躍が期待されることになる。黒川氏によると、出力性能を上げるためには次の3つの条件が必要だという。

(1)睡眠の質を上げる

「毎日お酒を飲んで夜中よく眠れない状態だと、性能が上がっても“出力”できません。夜中24時をはさんだ22時から26時の4時間は、脳はさまざまなホルモンの分泌計画を練り、重要なホルモンを出すのです。この時間にぐっすり寝ていないとホルモンバランスを崩します。また、眠りに入ると、失敗や成功の脳への書き込み、運動センスや知識の書き込みができるので、眠りが上質であることは重要です」

 朝5時半くらいに性的能力や好戦的な感情をつかさどるテストステロンが充填されるという。せめて24時には眠りにつくよう努めたい。

(2)たまにパニックになれ

 身を持ち崩さない程度の浮気やギャンブルもテストステロン活性の源。ハングリー精神を呼び起こすための追い込まれる経験も大事だという。

「生理的にパニックになるとテストステロンが出るので、やる気が戻ってくるのです。妻や部下のOLさんに理不尽なことを言われて責められるのも、たまに仕事でパニックになって徹夜するのもテストステロンが放出されるという点では“スイッチ”になります」

(3)散歩
      
「ドーパミンとノルアドレナリンという、好奇心と集中力のホルモンはある程度汗ばむくらいの有酸素運動で出てきます。脳のために運動してほしい。会社の帰りに1駅歩く程度でいいので、定期的に軽い運動を取り入れてください。成功者の多くは体を動かす習慣がある人たちなのです」

 黒川氏によると、ファッションや歌など流行をつくり出す「大衆の感性」は“56年で一巡する”のだという。

「たとえばヒット商品です。『メルセデス・ベンツSLS AMG』(2010年発売)は『メルセデス・ベンツ300SL』(1955年生産開始)以来、ほぼ56年ぶりのガルウイングです。また、『通天閣』(竣工56年)、『東京タワー』(同58年)と『東京スカイツリー』(同12年)もほぼ56年。約56年前とよく似たデザインで、人々はそれを好意的に受け入れています。56年前の感性現象が未来予測に使えると言ってもいい。一方、50代後半以降のサラリーマンは物心ついた時に、この時の流行を見ています。となると、彼らベテラン社員こそ、商品開発で活躍できると思いますね」

 脳が冴えるのは定年間際から。もうひと花咲かせるチャンス到来だ。

 

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コメント
 
1. 2015年10月23日 07:11:39 : jXbiWWJBCA
脳科学の謎:深い眠り時の記憶形成 浅い眠り促進していた
毎日新聞 2015年10月23日 04時00分

睡眠のサイクル
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 浅い眠り(レム睡眠)がないと、深い眠り(ノンレム睡眠)の時に出る学習や記憶の形成を促す脳波が弱くなることをマウスの実験で確かめたと、筑波大学の林悠(ゆう)助教(神経科学)のチームが22日の米科学誌サイエンスに発表した。チームは「脳科学の謎とされていたレム睡眠の役割の一端が明らかにされた」としている。
 哺乳類と鳥類は寝ている間、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返している。人が夢を見るのはレム睡眠時で、睡眠全体に占める時間は15%程度だが、新生児ほど長いことが知られている。
 チームはマウスの脳幹を調べ、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えを担う神経細胞を特定。遺伝子操作でレム睡眠が起きないマウスを作製して実験した結果、ノンレム睡眠中に出るゆっくりとした周期の脳波「デルタ波」が低下した。一方、レム睡眠を増やすと、デルタ波は強まった。デルタ波が出ている時は、神経細胞のつながりが強まったり、成長ホルモンが多く分泌されたりする。
 林助教は「デルタ波はアルツハイマー病やうつ病にかかると低下する。マウスの記憶力や学習能力を検証し、関係の解明を進めたい」と話す。【去石信一】
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http://mainichi.jp/select/news/20151023k0000m040179000c.html


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