1. 2015年9月02日 11:06:59
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こういう話は半分嘘だから気を付けてねビールをよく飲む方は、大腸癌や肺癌にかかりやすく、ワインとビールをよく飲む女性は乳癌になりやすいといわれています。 ◎飲酒量の増加は、大腸ガンのリスクの増加に関連しているようです。 ◎通常の少量の晩酌程度の飲酒でも、大腸ガンのリスクは増加します。飲酒量が増加すると、大腸ガンのリスクも増加します。 ◎ワインをよく飲む人々は、あまり飲まない人々より、大腸ガンのリスクが 21 パーセント高くなりました。 ◎この場合のワインをよく飲むは、1 日あたり、ワイン 170 〜 350 ミリリットル程度、およそグラス 2 〜 3 杯です。 ◎飲酒による大腸ガンのリスクの増加は、特に、ビタミンの葉酸の摂取量が少ない人で現れました。 ◎葉酸の摂取レベルが低い人々は、 1 日あたりのアルコール量が 15 グラム増加するごとに大腸ガンのリスクが 13 パーセント上昇しました。一方、葉酸を多く摂取していた人々は 3 パーセントの増加にとどまりました。 ◎この研究では、人生を通じてと、研究開始時の両方で、 1 日あたりのアルコール量で 30 グラムを超える飲酒量は、明らかに、大腸ガンのリスクが増加することを示したと結んでいます。 http://www.rda.co.jp/topics/topics2922.html 「赤ワイン健康説」の著名研究者、論文の多数に捏造発覚 米コネティカット大学は、赤ワインの健康効果を説いた同大教授の研究にデータの捏造があったとする学内の調査結果を発表した。 捏造を指摘されたのは、同大医学校で心臓血管研究所長を務めるディパク・K・ダス教授。大学の調査委員会が3年がかりで調べた結果、少なくとも145回にわたって研究データが捏造されていたと判断した。
捏造は7年の間に科学誌などに発表された26本の記事に及ぶという。 ダス教授は赤ワインなどに含まれるポリフェノールの一種、レスベラトロールと心臓の健康との関連を調べた研究で有名。この分野で多数の論文を執筆し、その多くは米国立衛生研究所の助成を受けていた。 http://hamusoku.com/archives/6739192.html 赤ワイン・ポリフェノール・健康とその真実 赤ワインに含まれるポリフェノールはアントシアニン系(赤色や紫色、青色などのもと)、タンニン(渋み)、カテキン系、クルクミン系 、レスベラトロール(DNAを酸化から守る)等があります。 (ビタミンCもDNAを酸化から守りますが、少しDNAを傷つけると云われています)。新聞、雑誌、テレビでワインに関してたびたび登場するキーワードは、このポリフェノールです。 フランス人が肉や乳製品を中心とした高脂肪な食生活を送っているにもかかわらず、心疾患などの生活習慣病に罹患する率が低いという「フレンチパラドックス」というものです。 よく言われるワインの効用 •動脈硬化やガンの予防-ポリフェノール(活性酸素と素早く結合) •アルツハイマーの予防-マグネシウム(脳細胞の活性化)、カリウム •高血圧予防-カリウム(体内のナトリウムと結合、塩分減少させる) 熟成した高級ワインには通常のワインと比べ、特に多くの有効成分が倍加されています。だから、高級志向の日本人には余計売れるでしょうね。が、ワインほどピンきりの商品はないため、偽装も絶えません。余程知識がないと、安易に高いブランドを買わないほうが無難です[20]。
ワインの適量は1杯(ポリフェール含有量は一番多い野菜の20倍あると言われる)とされます。 しかし、しかしですがいいことばかりではありません! ワインには大体16パーセントのアルコールはあります。アルコールは細胞を殺しします。非常に分かりやすい話です。理屈はともかく、一般的には「適量」の飲用者は禁酒者かアル中者より(端的にいうと)死亡率が低いそうです。 国際がん研究機関はアルコールをIARC発がん性リスクのグループ1(ヒトに対する発癌性が認められる(Carcinogenic)、化学物質、混合物、環境)に分類しています。 2000年5月28日の毎日新聞には以下の記事内容はあります。 抗酸化物質のポリフェノールが「体によい」といわれ、赤ワインやココア、チョコレートなどを口にする人も多い。だが、1日に食べている野菜や果物、緑茶のポリフェノール量を合わせると、赤ワインでグラス3杯程度、板チョコレートで3枚以上に当たり、通常の食事でもポリフェノールが摂取できていることが、国民生活センターの商品テストで分かった。同センターは「ポリフェノールだけを気にしていると、商品によっては脂質や糖質、アルコールやカフェインの取りすぎにつながる」と“ポリフェノール信仰”の行き過ぎにクギを刺している。 過去の研究は、ワインを他のアルコールと同じものであると結論付けて、つまり基本的に体に良くないものとしていました。しかし、最近の10年か20年、「新しい」研究成果がどんどん発表されて、ワインは実は体にいいのではないかと変わってきました。 つい最近、そのすべてを覆すような論文は発表されました。Charles J. Holahan氏の "Wine Consumption and 20-Year Mortality Among Late-Life Moderate Drinkers" (Journal of Studies on Alcohol and Drugs. Volume 73, 2012; Issue 1: January 2012) は、55から65歳までの802人を20年追跡し、各種疾患の発病率と死亡率などを解析しました。その結論は、ワインは他のアルコールより各種の確率を改善するような関係を見いだせなかったことです。つまり、「フレンチパラドックス」を裏付ける証拠はないことです[7]。 人々困惑させるのは、University of Connecticutの教授であったDipak K. Dasです。同氏は、レスベラトロール(resveratrol)の研究に関して有名な研究者でした。しかし、同大学の調査によると、氏は145回以上にわたって研究データを捏造していました。時には、フォトショップまで使って 捏造を行っていました。
作ったデータだから信憑性はもっともらしく聞こえるに違いありません。その証拠、同氏の名前は500編以上の論文に名前を挙げています。その内170編はレスベラトロールに関するものです。[8] そもそも、レスベラトロールが健康にいいといわれるのは、この成分はサーチュイン(sirtuin)を活性化(activate)させるとされるからです。サーチュインは細胞の代謝(metabolism)を制御するそうです。この説にも賛否両論で、相互矛盾する研究が発表されています[11]。
仮に本当に寿命を長くする効果があっても、賛成派の研究に使われるレスベラトロールの量は、4000mg/日(Dr. Auwerxの研究)です。グラス一杯の赤ワインには、僅か1mgしかない(!!!)ことを考えると、赤ワインの長寿効果はほとんどないとしか言いようがありません。もう一人の有名研究者であるSinclair の研究に使われた量でも、約その20分の1である20mgです。後者の研究で確認された「延命」効果は定かではないが、一日20杯のワインでも飲んだら、アル中で逆に早死にしてしまいます。 もう一つの落とし穴は、人間のレスベラトロール吸収効率です。当然ながらほとんどの実験は動物で行われているので、しかも、なるべく寿命の短いものを対象にしてます。その限られた動物にある程度の効果が確認されていても、同じことは人間の体で同様に繰り返されるかは保障できません。これは、レスベラトロールに限った話ではありません。 複雑で分かりにくい研究成果はともかく、ワインに入っている添加剤なら分かりやすいでしょう。亜硫酸塩とソルビン酸があなたを悪酔いさせるという説はあります。特に輸入ワインには現地マーケットのより多量に入っているそうです。この亜硫酸塩とソルビン酸は「日本人を狂わせる五つの有害物質」とされる中に入っています。因みに他の三つは安息香酸(防腐剤)、亜硝酸塩(発色剤)、味の素(MSG 核酸系調味料)です。 http://nerdsnote.blogspot.jp/2012/04/blog-post_24.html ワインは健康に良いはウソ 2012年01月24日 世の中には多くの、酒にまつわる怪しい都市伝説がありますが、そのひとつに、 「ワインは他のアルコール飲料より健康に良い」 というのがあります。実際のところどうなのでしょう。 米テキサス大学のCharles Holahan氏らが、J. Stud. Alcohol Drugs(73:80–88, 2012)に発表した論文によると、どうもこの都市伝説、ウソのようです。 フランス人が肉や乳製品を中心とした高脂肪な食生活を送っているにも関わらず、心疾患などの生活習慣病にかかる率が低いという「フレンチパラドクス」を説明する理由として、フランス人はよくワインを飲むからだと言われた時期が90年代にありました。恐らくこの頃から、健康に良いというワインの都市伝説が生まれたのだと思われますが、すでに「フレンチパラドクス」自体が否定されている現在でも、ワインに特別な効能を期待する向きは多いようです。
Holahan氏らは、55−65歳までの男女802人を、その飲酒習慣によって、3つのグループに分けました。その内訳は、まったく飲酒をしないグループ(345人)、ワインを主流に(飲酒量の3分の2以上)適度に(一日に1−2杯程度)飲むグループ(176人)、ワインはほとんど飲まない(飲酒量の3分の1以下)が、他のアルコールは適度に飲むグループ(281人)でした。そしてその後の寿命を、20年に渡り追跡調査したのです。 その結果、飲酒をするグループは、しないグループより有意に長生きしたのですが、ワインを主流に飲むグループと、ワインはあまり飲まないグループでは、寿命に有意な差を見出せなかったというのです。確かに当初、ワインを主流に飲むか飲まないかだけで、単純に両者を比較した場合、後者は前者より死亡率が1.85倍も高いという結果が得られたのですが、その後の解析で、事はそれほど単純ではないことがわかったのです。 実は、ワインをあまり飲まないグループは、より高齢で、男性の比率、健康に問題を抱える人の割合、喫煙率がすべて高く、社会経済的な地位も低いうえ、積極的な運動もしないという傾向が認められたのです。そこで、それらワインとは直接関係のない要因を差し引いたところ、ワインを主に飲むグループとワインはあまり飲まないグループの間の寿命差がなくなってしまったのです。つまり、ワインを主に飲む人が、ワインはあまり飲まない人より長生きしたのは、ワインそれ自体のせいではなかったというわけです。 http://blog.livedoor.jp/science_q/archives/1588160.html 「赤ワイン健康説のウソ」
フランス人はワインを多く飲むので、心筋梗塞が少ないといいます。 「高脂肪食をしているのにフランス人には心筋梗塞が少ない」 というのがフレンチ・パラドックスだそうです。続いて、「日本人ももっとワインを飲もう」という理屈が続くと、何となく、メーカーの意図を感じて「眉唾」ものだと勘ぐってしまいます。そこで調べてみました。 ●フランス人より少ない日本人の心筋梗塞
虚血性心疾患による死亡率(≒心筋梗塞による死亡率)はフランスでは他の欧米諸国に比べて低いことは確かです。しかし日本ではフランスよりさらに低いのです。 日本では虚血性心疾患による死亡率は、人口10万人あたり60.8人(1995年)であり、フランス(84.8人)の71.7%です。 フランスの虚血性心疾患による死亡率は確かに米国の約1/3、英国の約1/4です。しかしフランス人の生活習慣の良さを探して取り入れようとするより、フランスよりさらに死亡率の低い日本人の生活習慣の良さを探して、それを再認識しようというのがより自然な考え方ではないのでしょうか。 ●フランス人の寿命は長くはない 「フランス人の心筋梗塞は少ない」というと、それはとてもすばらしいことと考えてしまいます。しかし、フランス人の寿命は欧米諸国の中で決して長くはありません。 1995年の統計で、平均寿命はフランス人男性が72.94才、心筋梗塞の死亡率がフランスの3倍も多いイギリスの方が実は平均寿命が長く、74.17才です。 また心筋梗塞の死亡率がフランスの2倍多いアメリカ人男性の平均寿命は72.20才で、フランスとほとんど差がありません。 もちろん、日本人男性の平均寿命は世界二位で、フランスより約4年も長く、76.38才です。はっきり言えば、ワイン礼賛文化人は、虚血性心疾患が少ないことだけとりあげて、それが寿命を延ばしていないことは隠しています。(メーカーや業者や利益団体の文化人・御用学者ってそんなものなのです。それを調べて矛盾点を探し出すのって、とても楽しいことですね。)
フランスでは消化器系疾患による死亡率が高く、その1/3はアルコール、つまりワインの飲み過ぎによるものです。慢性肝臓疾患および肝硬変は米国の1.5倍、他のヨーロッパ諸国の2〜3倍あります。 フランスでは精神疾患の1/3はアルコール過飲によるもので、そのほとんどはアルコール依存症です。一般的な精神科の入院患者の約4割はアルコール依存症だという驚くべき実態があるのです。 これはひどい現実で、ワインが健康にいいなどと、日本人がおめでたいことを言っているのは、ワイン輸入業者や日本のワイン製造業者の宣伝に踊らされているにすぎないのです。 ついでに言えば、フランスでは、交通事故死の9%、他の事故死の7%、自殺の8.5%がアルコールの過飲によるもので、トータルのアルコール乱用死は年間3〜6万人と推定されています。 ワインは心筋梗塞の発症を少しは下げるのかも知れません。しかし、他の病気を増やし、結局、死因の順位が入れ替わるだけで、決して寿命を長くするようなものではないのです。心筋梗塞も少なく、寿命の長い日本人の生活習慣の中から、良いところを見つけだし、それを大切にすることが本当に科学的といえるのではないでしょうか。アルコール企業の宣伝のお先棒をかつぎ、科学的な事実の一部を故意に隠すのは、学者として恥ずべきことだと考えます。 ●ポリフェノールとは何か――赤ワインの色と渋み
赤ワインにはポリフェノールが多く含まれていて、これが心筋梗塞を防いでいるのであろうと宣伝しています。(厳密にいえば、メーカーや輸入業者が特定の学者の説を拡大解釈して、宣伝しているのです。)では、ポリフェノールって何なのでしょうか。 白ワインに対して赤ワインを特徴づけるのは色合いと渋みです。この色合いや渋みをもたらすものは、主にブドウの果皮や種子に含まれているフェノール類、特にフェノール類の中でベンゼン環についた水酸基(−0H)が二つ以上あるもの、つまりポリフェノールと呼ばれる植物成分群です。ポリフェノール類は空気(酸素)に触れると酸化しやすく、例えばブドウの果汁や皮をむいたリンゴが茶褐色になりやすいのも、ブドウやリンゴに含まれるポリフェノール類が酸化されて起こる現象なのです。 ポリフェノール類の中で、アントシアニンと呼ばれる一群の化合物が赤色や紫色、青色などのもとになるものです。赤ワインの保存中にアントシアニンが重合したり、カテキンなど他のポリフェノールと結合したりすると赤ワインの色はくすんだ色合いに変わっていきます。 ポリフェノール類の中で渋みのもととなっているのがタンニンです。ワインが新酒のうちはタンニンはほとんど溶けていて、貯蔵中にタンニンは互いに結合し、大きな分子になっていきます。それでワインは新酒では渋みが強く、次第に渋みが弱まっていくのです。 赤ワインの製造にたずさわってきた人々は、いかに美しく、いかにおいしい赤ワインを作るかに苦心してきました。そのために使った有力な二つの方法が二酸化硫黄の添加とオリ下げ処理でした。二酸化硫黄は酵母を殺さず、雑菌を殺し、ポリフェノール類の抽出を促し、その酸化を防ぐのです。オリ下げ処理とは、ポリフェノール類が赤ワインに多くなりすぎると、渋みが強すぎたり、瓶詰め後に沈殿物が多くなるので、適当なところまでポリフェノール類を沈殿除去することです。古くは卵白を加えたり、現在はゼラチンを加えて、沈殿物を濾過処理しています。 つまりポリフェノール類は多ければよいというものではないのです。「適度の色と渋み」が赤ワインの生命なのです。それを経験とカンでワイン職人が作り出したのです。ポリフェノールが多いほどいい赤ワインだなどと言っているのは、ものごとの一面しか見ない似非文化人だと思います。私にはそのような文化人が、ポリフェノールにかこつけて、企業にシッポをふっているように見えるのですが。 http://www.geocities.jp/m_kato_clinic/redwine-02-deception.html
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