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おすすめの名湯は?
「夏バテに温泉が効く」は本当だった! 専門家すすめる名湯とは〈週刊朝日〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150813-00000008-sasahi-life
週刊朝日 2015年8月21日号より抜粋
猛暑が続いてぐったりしたら温泉に行こう。泉質や温度を上手に組み合わせれば、暑さによる不調が吹き飛び、体と心がリセットされる。そんな名湯を、専門家に紹介してもらった。
<夏バテ・食欲不振>
夏バテは、夏の暑さや高い湿度による体力低下や、熱帯夜による睡眠不足、冷たいものの取りすぎなどが原因になって起こる。
「おすすめは単純温泉、ナトリウム塩化物泉(旧食塩泉。旧強食塩泉は除く)です。体が疲れているときは、強酸性の硫黄泉など刺激の強い泉質は避けたほうが無難でしょう」(日本温泉気候物理医学会の理事長で、『新版 温泉療法』[クルーズ刊]などの著書がある北海道大学大学院教育学研究院教授の大塚吉則さん)
具体的には、伊東温泉、夕日ケ浦温泉、定山渓温泉、男鹿温泉などがある。
湯の温度も大事だ。
「湯温が高いと交感神経が優位になり、リラックスできない。40度ぐらいのぬるめの湯で半身浴をするのがいいでしょう。露天風呂など周囲が木々に囲まれた緑豊かな環境なら、さらに疲れがとれます」(同)
温泉療法専門医で、国際医療福祉大学教授の前田眞治さんは体温よりも湯の温度が低い、低温泉や冷鉱泉をすすめる。
「夏バテのときは、まずは体にこもった熱を下げるといい。避暑地で32〜33度の、自分の体温より少し低い単純温泉がよいでしょう。入ったときは冷たいと感じますが、湯から出た後は体の芯がポカポカしてきます。血の巡りが良くなって、体の緊張やコリが取れます」
免疫力を上げたいなら、硫黄泉でもよいという。月岡温泉、下部温泉、寒の地獄温泉などが代表的だ。
温泉ソムリエでライターの小林真理さんは足湯を推す。
「夏バテで体が疲れているところに、湯疲れが加わってしまうと逆効果。足湯ならそういうことはありません。のんびりと額に汗がじんわりにじむぐらい、入りましょう。血行がよくなり、疲労物質とされる乳酸の排出もうながされます」
暑さで食欲がない場合、二酸化炭素泉の飲泉もいい。
「飲むと炭酸の刺激で胃の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、食欲が出てきます。胃の粘膜も刺激されて血管が広がるので、水分の吸収がよくなります。飲む量の目安は1日にコップ1杯、100〜150ccです」(前田さん)
<冷え症>
血液循環や体温調節をつかさどる自律神経に不調が起こり、手足や腰が冷たく感じる冷え症。現代では冷房などの影響で、むしろ夏のほうが冷えを訴える人が多いという。そんな夏の冷えには「保温系=塩類泉」と「血管拡張系=二酸化炭素系」の泉質がいいと前田さん。
「塩類泉に見立てた食塩水では水道水より体温が1.5倍ぐらい速く高くなります。また、塩類泉に入ると塩が皮膚の表面に残って、放熱をブロックしてくれる。とくに肌荒れをしやすい方でなければ、湯は洗い流さないほうがいいでしょう」
本格的に冷え症を改善したいなら、5〜7日間温泉地に滞在して、1日1回湯につかるといいそうだ。
血管拡張系はどうか。
「二酸化炭素は人間の老廃物を処理したときに出る物質の一つ。皮膚が温泉の二酸化炭素を吸収すると、体は老廃物を処理したと誤って認識し、栄養と酸素を補給しようと血管が開き、血流がよくなるのです」(同)
保温系なら貝掛温泉、高峰温泉、血管拡張系なら五味温泉、有馬温泉(銀泉)、船小屋温泉などがある。入り方にもコツがある。
「38〜40度の少しぬるめの湯に、胸下までつかる半身浴を。5分入って3分休憩、8分入って3分休憩という入り方が理想。きっちり時間を計らなくても、温まったら湯から出て、冷えてきたら入ってというのを、3回ほど繰り返してもいいでしょう」(小林さん)
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