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痛風を引き起こすプリン体が多い食品 うまみが濃くおいしい
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150805-00000014-pseven-life
女性セブン2015年8月13日号
近頃よく聞く「プリン体」という言葉。そもそも「プリン体」とは何なのか。
「プリン体は食品に含まれるうまみ成分でもあります。ですから、あん肝やレバー、魚介類や肉など、プリン体の多い食品はうまみが濃く、おいしいんですよ」
こう話すのは、東京女子医科大学教授で附属膠原病リウマチ痛風センター所長の山中寿さん。
「プリン体は遺伝子の構成成分でもあるので、私たちヒトを含むすべての動物、植物の細胞にはかならずプリン体が含まれています。また、エネルギー源でもあり、私たちが生きるのに欠かせない、大切な物質なんです」(山中さん)
でも、最近は「プリン体オフ」という言葉もよく耳にしますが…。
「プリン体は食べ物から入ってくるほかにも、私たちの体の中で日々作られ、『尿酸』という物質になって、尿などと一緒に排泄されます。ですから、プリン体を摂っても、きちんと排泄できればまったく問題ありません。
ただし、作られる尿酸の量が多すぎたり、うまく排泄できなかったりすると、体の中に尿酸がたまり、痛風や尿路結石などの原因となってしまうんです。また、尿酸値が高いと、メタボリックシンドロームや、動脈硬化による心疾患や脳血管障害が増えると考えられています。ですから、プリン体の多いものの摂りすぎに注意して、体内に尿酸をためすぎないようにしましょう、ということなんです」(山中さん)
尿酸のたまりすぎによって起こる病気の中で、もっともポピュラーなのが痛風だ。
「痛風は、足などの関節に尿酸がくっついて炎症を起こし、激しい痛みをもたらす病気です。足がパンパンに腫れ、ひどくなると足が変形することもあります。痛風患者の約95%が男性ですが、女性も閉経後は注意が必要。女性ホルモンが減るため、尿酸値が高くなりやすいからです。尿酸値が7.0mg/デシリットルを超えると、痛風予備群となりますし、メタボリックシンドロームや動脈硬化などのリスクが高くなってしまいます」(山中さん)
では、高くなってしまった尿酸値はどうやって下げることができるのだろうか。帝京大学薬学部臨床分析学研究室教授の金子希代子さんが説明する。
「まず、プリン体の多い食品やお酒を減らすこと。また、尿酸は尿とともに排泄されるので、水をたくさん飲んで尿を増やしましょう。激しい運動をすると、体内で尿酸が多く作られてしまうので、運動するならウオーキングなどの有酸素運動がおすすめです。ヨーグルトなどの乳製品、コーヒー、適量のワイン、ビタミンCなどには、尿酸値を下げる働きがあることが知られていますから、積極的に摂るとよいですね」
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