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エグゼクティブを見せられる体にするトレーナーは密室で何を教えているのか
【第1回】 2015年5月23日 角谷リョウ
まさかの事実!
サウナはデブを加速させる!?
サウナは痩せるどころか
痩せにくい体を作っている!?
私はトレーナーになる前、サウナ王と呼ばれるほどサウナが大好きでした。
同じサウナ好きの友達と「どちらが長く入っていられるか」を勝負し、1時間近く入り続けたこともあったほどです(みなさんは絶対にマネしないでくださいね)。
健康やダイエット、体作りに詳しい方ならすでにご存じのことだと思いますが、実はサウナでいくら汗をたくさんかいたところで、痩せることはありません。
ご存じない方にとっては衝撃の事実かもしれませんね。
理由は、「サウナでかく汗は、体内の水分が排出されているだけで、脂肪は燃えていない」からです。
以前友達とサウナ談議になったとき、彼は、「そうは言ってもあれだけ汗をかいているんだから、少しは痩せてるだろー」と鼻息荒く言いました。
しかし、残念ながら、「サウナは痩せないどころか、痩せにくい体を作ってしまう」のです。
そう、はっきり言って逆効果なのです。
サウナがデブを加速させる
3つの理由とは
なぜ、サウナでデブになるのか。理由は次の3つです。
(1)普段、体の中には何もしなくても多少の脂肪を分解してくれるリパーゼという酵素が働いているが、サウナレベルの温度になるとリパーゼが働かなくなる
(2)サウナの熱は熱すぎるので、体が危険を感じて代謝を下げる
(3)サウナで汗をかいたのをいいことに余分なビールや食事を取ってしまう
(3)はみなさんも思い当たるフシがあるかもしれませんね。しかし、(1)と(2)に関してははじめて聞いたという方もいるのではないでしょうか。
どちらも私たちの体がそもそも持っている「脂肪を分解してくれる」「代謝をあげてくれる」という、ダイエッターにはありがたい体の機能をムダにしてしまっているということです。
知人が言う「汗」に関してはどうでしょうか。
まず、前提として汗には2つの種類があります。
1つ目は、人間の体温が上がりすぎて死んでしまわないように体温調節をするための汗。この汗が出る汗腺は体中に数多く存在しています。
サウナや夏の暑い日にかく汗はまさにこれで、99%の水分と多少の塩分でできています。
そして、残念なことにこの汗はいくらかいたところで痩せません。
もう一方の汗は、血液中にある分解された脂肪を含んだ汗です。この汗が出る汗腺は前出のものと違い、ワキや胸、骨盤周りなどに多く存在しています。
また、サウナや暑い日に出る汗と違い、この汗は皮膚の深層部から出ます。運動で脂肪が燃焼するということは、その「脂肪を含んだ汗」が体外に出るからです。
寝ているだけ、じっとしているだけで
痩せ効果のあるものとは
後者の汗をかくためには、実はサウナで暑い思いをするよりも、半身浴や岩盤浴のほうが断然おすすめです。このふたつは、運動ではないものの、じっくりゆっくりと体を温めるので、脂肪を含んだ汗が出ることがわかっています。
もし、あなたがトレーニングで毎日脂肪を分解していたら、有酸素運動の20分でわざわざ分解の過程を経なくても、トレーニング後に半身浴や岩盤浴をすれば、最初から脂肪が燃焼されるようになります。
有酸素運動には心肺機能を高めるなど、ほかにもさまざまなメリットがありますが、寝ている、じっとしているだけで脂肪を燃やす効果があるのなら、やらない手はないですよね。
もちろん、私自身サウナで汗をかいてストレス解消をするのは好きなので、それが目的のサウナならぜひに、とクライアントさんたちにはおすすめしています。
(本連載は書籍『エグゼクティブを見せられる体にするトレーナーは密室で何を教えているのか』から一部抜粋したものです)
http://diamond.jp/articles/-/71911?page=2
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