http://www.asyura2.com/15/health17/msg/126.html
Tweet |
写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ
毎日のチョコで「認知症リスク」軽減 産官学共同研究で報告
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/159989
2015年5月20日 日刊ゲンダイ
チョコレートに認知症やうつ病のリスクを軽減する可能性──こんな実証研究の結果が、19日に東京国際フォーラムで行われた「チョコレートの機能性と健康セミナー」で報告された。
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが血圧低下や善玉コレステロール値の増加に役立つことは、ヘルスケア計画を推進している愛知県蒲郡市と愛知学院大学、明治が産官学共同で実施した大規模実証研究で明らかにされている。蒲郡市民の45歳から69歳までの347人に、1カ月間、カカオポリフェノールを多く含むチョコレートを毎日摂取してもらったところ、実証研究の前と後で、血圧の低下や善玉コレステロール値に有意な差が認められたのである。
愛知学院大学の大澤俊彦教授らの研究チームがこの結果を追加分析したところ、カカオポリフェノールの摂取によって、アルツハイマー型認知症やうつ病の予防に効果が期待されている「BDNF(脳由来神経栄養因子)」と呼ばれるたんぱく質が増加する可能性があることがわかったという。
BDNFは、記憶や学習能力を司っている脳の「海馬」と呼ばれる部分に多く存在するたんぱく質で、脳細胞の増加や神経細胞の発生・成長・維持・再生の促進に関与している。このBDNFが不足することが、認知症のリスクを高める可能性があると考えられている。
「これまで、運動したり、脳のトレーニングで脳を活性化するとBDNFが増えるといわれてきました。しかし、今回の実証研究によって、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールでも、BDNFが増えることが初めてわかりました。BDNFは認知機能を改善し、認知症を予防する可能性があるとの報告があり、今後、大きな期待が持てると考えています」とは大澤教授。
厚生労働省の推測によれば、10年後には認知症患者が700万人、まさに国民病≠ノなるといわれている。チョコレートを毎日食べるだけでアルツハイマー型の認知症の予防が期待できるのであれば、今のうちから早い段階で始めたいものである。
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 不安と不健康17掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。