1. 2015年8月22日 16:35:24
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世界同時株安、投資家がしてはいけない5つのことBy JASON ZWEIG 2015 年 8 月 22 日 16:29 JST 今週、世界中で株価が急落した。株価下落率は米国と欧州市場では5%超、上海総合指数にいたっては11%超となった。原油価格も6%以上下げた。市場関係者は、中国経済の減速、人民元の切り下げ、過剰債務が世界経済の回復を妨げる恐れがあるとみる。反射的に行動しないために知っておくべき5つを紹介する。 1.ニュースばかり見ない 5%から20%の短期的かつ急激な下落はよくあることなのに、市場が動きについて最新のニュースを知れば知るほど、市場が不安定で危険であるように思えるものだ。歴史的に見れば、この数年の米国の株式市場は異常なほど落ち着いている。ここ数日の株価急落も長期的に見れば異常ではない。短期的な変動にこだわっていると、長期的な投資目的に目を向けることが難しくなる。 2.うろたえない 株価は確かに安くはないが、現在の金利水準やインフレ率を考えると、大幅に割高というわけでもない。エール大学の経済学者ロバート・シラー氏のデータによると、米国株のインフレ率調整後の長期的利益の平均に基づく株価収益率(PER)は現在24.9倍で、2月の27倍から低下している。過去30年間の調整後PERは平均で23.8倍だった。 3.現状に甘んじない 今回の相場の混乱をきっかけにこれ以上の下落に耐える用意があるかを自分に問いかけるべきだ。2007?09年の金融危機は保有株式を売らずに乗り越えたか。十分な現金を持ち、何種類かの債券と世界のさまざまな市場の大小の株式に分散投資しているだろうか。それなら、さらに相場が下がってもおそらく乗り越えられるだろう。しかし、過去の下げ相場で株式を売却したり、少数の銘柄やセクターに投資を集中させている場合は、現金の割合を増やすか、投資対象を広げることを検討すべきだ。最悪の事態が起きたときにこうした手段以上に思い切った対策を打たなければならない危険を回避するためである。 4.「修正」の憶測にとらわれない 市場の修正とは通常、S&P500種指数やダウ工業株30種平均など多くの人が注目する指数が10%下落することを指すが、正式な用語ではない。つい最近までは、下落率が5%でも、15%でも20%でも「修正」と言われることが多かった。市場が10%下げても、それ自体は本質的には重要ではない。重要なのは将来の見通しだ。将来の見通しは、下落率が10.2%であろうが、9.8%であろうが関係ない。 5.次にどうなるか分かると思ってはいけない 市場が下げても、そうでなくても、市場が次にどうなるかは誰にも分からない。確実だと言えるのは、市場の専門家が今後の展開について自信をもって大声で強く主張すればするほど、その専門家が間違っている可能性が高いということだけだろう。株価はさらに10%下げるかもしれないし、25%下げるかもしれない。50%下げるかもしれない。横ばいが続くこともありうるし、すぐに回復する可能性もある。分散投資と忍耐、そして自己認識はこうした減らしたくても減らせない不確実性に対する最良の武器である。 NY原油:一時40ドル割れ、約6年ぶり−需給悪化見通しで 2015/08/22 05:44 JST (ブルームバーグ):21日のニューヨーク原油市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は大幅反落。一時は約6年ぶりに1バレル=40ドルの節目を割り込む場面があった。世界的な供給超過に解消の兆しが見えない中、中国の景気減速で需要が減少するとの不安が広がった。 エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は電話取材に対し、「サウジやロシア、米国といった大型生産国の間であからさまな市場シェア争奪戦が繰り広げられている」と述べた。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比87セント(2.11%)安い1バレル=40.45ドルで終了。一時は39.86ドルまで下げた。 原題:Oil Falls Below $40 for First Time Since 2009 as Glut Worsens(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Moming Zhou mzhou29@bloomberg.net;ニューヨーク Mark Shenk mshenk1@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: David Marino dmarino4@bloomberg.net Carlos Caminada 更新日時: 2015/08/22 05:44 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NTG9DRSYF01W01.html NY金:続伸、週間で7カ月ぶり大幅高−パラジウムは大幅安 2015/08/22 05:01 JST (ブルームバーグ):21日のニューヨーク金先物相場は続伸。週間では7カ月ぶりの大幅高となった。世界的な株安で逃避の買いが集まった。一方でパラジウムは6週ぶりの大幅安。中国輸入の減少を受けて需要不安が広がった。 TDセキュリティーズのシニア商品ストラテジスト、マイク・ドラゴシツ氏(トロント在勤)は中国の輸入統計について電話インタビューで、「製造業と自動車販売の減少トレンドがパラジウム需要を圧迫していることが鮮明になった」と指摘。「中国での需要低下はパラジウムの状況をひどく悪化させている」と続けた。 ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 12月限は前日比0.6%高い1オンス=1159.60ドルで終了。週間では1月16日以来で最大の4.2%高。 パラジウム先物9月限は3%下げて604.45ドル。7月7日以来の大幅安。銀とプラチナも下落した。 原題:Palladium Posts Biggest Decline in Six Weeks While Gold Rallies(抜粋) 記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Luzi Ann Javier ljavier@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先: James Attwood jattwood3@bloomberg.net Millie Munshi, Patrick McKiernan 更新日時: 2015/08/22 05:01 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NTG6QUSYF01U01.html 中国の増産勢い止まらず、アルミ需給は17年まで供給過剰へ−住友商事 2015/08/21 16:40 JST (ブルームバーグ):住友商事 は21日、世界のアルミニウム地金の需給が2015年に64万トンの供給過剰になるとの予測を発表した。1月にまとめた過剰幅15万5000トンを上回る。主因は中国の余剰生産。従来は16年までと予測していた供給過剰は17年まで続くとの見方を示した。 会見した軽金属事業部の山際真義地金チームリーダーは「中国内の需要があまり良くないということもあるが、増産は思ったよりも加速しており供給面の問題の方が大きい」と説明した。今年の中国国内の需給バランスは153万3000トンの供給過剰と、前年比で2割弱拡大するとみている。 こうした中国の余剰生産により、同国からのアルミ製品やアルミ地金の原料に使用される溶解用アルミ板などの輸出が急拡大している。その結果、アジア地域で余剰となったアルミ地金が韓国や日本に流れ込み、日本国内のアルミ在庫は歴史的な高水準に達している。 中国では、赤字の製錬所も多い一方で、地方政府が電力代の融通などといったさまざまな手段で支援していることが増産の背景にあるという。地方では雇用創出のほか、工場として稼働させることでの経済効果を優先し、高コスト体質の製錬所の統廃合が本格的に進んでいないのが実情という。 15年の世界アルミ需給は供給量が前年比5.7%増の5468万7000トン、需要量が同5.4%増の5406万6000トンと予測。供給過剰幅は16年に78万9000トンに拡大し、17年も47万5000トンの供給過剰が続くと予測。07年から17年まで10年連続の供給過剰が続く見通しだ。 一方、山際氏は人民元の切り下げの影響については「今回の切り下げで終わりであれば、それほど大きな影響はない」とし、中国のアルミ製品の輸出をさらに押し上げる要因にはなりにくいとの見方を示した。 6年ぶり安値 ロンドン金属取引所(LME)のアルミ相場(3カ月物)は19日、1トン当たり1549ドルまで下落し、09年7月以来となる6年ぶりの安値を付けた。 こうした事態に山際氏は「アルミ価格が下げすぎであるのは事実。製錬コストを考えると2000ドルが通常の価格帯」と指摘。その上で「どこで底を打つのか、どこで具体的な減産に移っていくのかが今後半年から1年の動きになる」と述べた。 同社では10−12月期のLMEアルミ価格の平均は同1800ドル、16年上期は1850ドル、下期が1950ドルと予測している。 関連ニュースと情報:LMEアルミ:6年ぶり安値近辺−中国の輸出増で供給過剰悪化の観測世界アルミ需給は供給過剰継続へ、中国製錬所の統廃合進まず−住商 記事に関する記者への問い合わせ先:東京 鈴木偉知郎 isuzuki@bloomberg.net;東京 菅磨澄 msuga@bloomberg.net 記事についてのエディターへの問い合わせ先:大久保義人 yokubo1@bloomberg.net 岡田雄至, 浅井秀樹 更新日時: 2015/08/21 16:40 JST http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NTF7616JTSEB01.html 【外国為替】ドル大幅続落、世界経済と米金利めぐる懸念で 2015 年 8 月 22 日 09:28 JST 21日の外国為替市場では、ドルがユーロと円に対して大幅続落した。世界経済成長とインフレに対する期待の後退に加え、米金利見通しの不透明感がリスク資産からの資金引き揚げと積極的な取引を手控える向きを強めた。
ドルはユーロに対して前日比1.1%安の1.1367ドルと、約2カ月ぶり安値に下落。円に対しては同1.2%安の121円93銭と、7月10日以来の安値をつけた。対円での下落率はここ6週間で最大の大きさとなった。 主要通貨のバスケットに対するドルの価値を示すウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のドル指数は0.6%低下の87.76と、5週間ぶりの低水準をつけた。 この日発表された8月の中国製造業景況指数(PMI)が低調となったことを受け、同国の景気減速が世界経済成長に重しとなり、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを先送りするとの懸念が強まった。 投資家らは不透明感の高まりとインフレ期待の後退を受け、FRBの利上げ開始時期の予想を9月から12月、もしくは来年にまで遅らせている。 クレディ・スイスの為替調査担当アナリスト、シャハブ・ジャリヌース氏はこれがドル買い持ちの一部解消につながっていると指摘。また、リスク資産の需要が減退する中で、低金利国通貨であるユーロと円を用いて新興国通貨などの高利回り資産に投資する取引を解消する投資家が多くなり、これがユーロと円上昇の一因になる見込みだ。 米東部時間 21日14時50分ドル 122円06-07銭ユーロ 1.1357-60ドル英ポンド 1.5701-03ドルスイスフラン 0.9483-87フラン 【米国債】上昇、世界的な株安と原油急落で 2015 年 8 月 22 日 09:43 JST 21日の米国債相場は上昇した。世界的な株安と原油先物の下落を背景に、安全資産と目される米国債の需要が強まり、指標銘柄の10年債の利回りは2%近辺まで低下した。
指標銘柄の10年債の利回りは前日の2.084%から2.052%に低下(価格は上昇)し、利回りが直近で2%を下回って推移した4月以来の低水準で引けた。週間では0.14ポイント低下し、3月以来の大幅な低下となった。 商品(コモディティー)価格が下げ止まらず、新興国資産や低格付けの米企業が発行する投資不適格(ジャンク)債や株式の売りが膨らむ中、世界経済に対する不安が強まっている。先週の中国の人民元切り下げは、世界第2の規模を誇る同国経済の減速懸念を高めた。中国は鉄鉱石、銅、原油などの商品を大量に輸入してきた。 この日発表された中国製造業景況指数(PMI)は6年半ぶりの低水準となった。これを受け原油先物は一時40ドルを割り込んだほか、米株の売りに拍車がかかり、いずれも米国債への逃避買いを誘った。 米国債 価格 前日比 利回り 2年債 100 + 3/32 0.629% 5年債 100 29/32 + 8/32 1.432% 10年債 99 18/32 +10/32 2.052% 30年債 102 23/32 + 6/32 2.741% http://jp.wsj.com/articles/SB11231315501785473630904581185341914058046 ドルが対円・ユーロで1%安、9月米利上げ観測後退で=NY外為 [ニューヨーク 21日 ロイター] - 21日のニューヨーク外為市場では、ドルが対ユーロや円で1%超下落。同日発表された中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が約6年半ぶりの低水準となったことを受け、世界の成長懸念が広がり、9月の米利上げ観測が後退した。
財新/マークイットが発表した8月の中国製造業PMI速報値は47.1と、2009年3月以来約6年半ぶりの低水準となった。 取引終盤、ユーロ/ドルは1.05%高の1.1358ドル。一時、6月22日以来の高値となる1.1375ドルをつけた。8月のユーロ圏購PMI速報値の総合指数が市場の予想に反し上昇したことがユーロ押し上げにつながったものの、中国のボラティリティなどが注目される中、一時の高値からは押し戻された。 ドルの主要6通貨に対するドル指数は約1%低下し、6月30日以来の低水準に迫った。低下は3日連続。 ドル/円は1.10%安の122.28円と、6週間ぶりの安値をつけた。 ウエスタン・ユニオン・ビジネス・ソリューションズのシニア市場アナリスト、ジョー・マニンボ氏は「米連邦準備理事会(FRB)が9月に利上げするとの見方が後退する中、ドルは短期的に一段安となる可能性がある」としつつも、「9月利上げの可能性がわずかでも残されていることで、ドルの下げは限定的となるだろう」と述べた。 トゥレット・プレボンのデータによると、市場が織り込む9月利上げ確率は27%と、前日の32%、前週の48%から低下した。 http://jp.reuters.com/article/2015/08/21/ny-forex-idJPKCN0QQ2CQ20150821 【米国株】大幅続落、ダウ平均が調整局面入り 21日の米国株式相場は大幅続落 PHOTO: SPENCER PLATT/GETTY IMAGES 2015 年 8 月 22 日 09:02 JST 21日の米国株式相場は大幅続落。中国懸念を背景とする売りが急速に膨らみ、ダウ工業株30種平均は調整局面入りした。世界の金融市場の動揺も広がり、株式や商品(コモディティー)相場は軒並み急落した。 ダウ平均の終値は前日比530.94ドル(3.12%)安の1万6459.75ドル。週間で1000ドル余り下落し、08年10月10日までの週以来の下落幅となった。 S&P500種指数は64.84ポイント(3.19%)安の1970.89、ナスダック総合指数は171.45ポイント(3.52%)安の4706.04で取引を終えた。 ダウ平均とS&P500種はともに2011年11月以来の下落率を記録。ダウ平均は直近高値から約10%の下げとなった。 世界的な株安となった前日に続き、この日発表された8月の中国製造業景況指数(PMI)が約6年半ぶり低水準に後退したことで相場は一段と下げ足を速めた。 UBSウェルス・マネジメントのクロスアセット・ストラテジスト、キラン・ガネシュ氏は、「中国の減速が思った以上に顕著である証拠が固まりつつあり、投資家は資金の引き揚げを判断した」と指摘した。 商品市場では中国の需要減退に対する不安が強まり、原油先物が一段と下落。国際石油取引の指標油種であるブレント原油先物の終値が1月以来の安値をつけたほか、米指標原油は一時40ドルを割り込み、金融危機以来の水準に沈んだ。 http://jp.wsj.com/articles/SB11231315501785473630904581185263316665454 米国株が中国減速懸念で大幅続落、ダウは調整局面入り
[ニューヨーク 21日 ロイター] - 21日の米国株式市場は大幅続落して取引を終えた。中国経済の減速懸念が強まり世界的に株価を押し下げた。 ダウ工業株30種平均は530.94ドル(3.12%)安の1万6459.75ドルの大幅安で取引を終え、調整局面に入ったことを示した。S&P総合500種指数は64.84ポイント(3.19%)安の1970.89。1日の値下がり幅としては約4年ぶりの大きな下落となった。ナスダック総合指数は171.45ポイント(3.52%)安の4706.04だった。 週間でも3指数全てが下落。ダウとS&Pはともに約5.8%値下がりした。S&Pは週間でも2011年9月以来の大きな下落を記録した。ナスダックは約6.8%の値下がりだった。 今年に入り米株式市場では比較的荒れた値動きが少なかったが、21日に発表された8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が約6年半ぶりの低水準に落ち込み、中国株式市場が再び下落したことで、投資家を狼狽売りに走らせた。 ただ、市場では株価下落が長くは続かないのではないかとし、来週にも上昇に転じることを期待する見方もある。 値下がりは広範な部門にわたってみられた。S&Pは10部門全てが下落。エネルギー株指数は2.6%低下した。米原油先物が2009年の金融危機以降初めて1バレル40ドルを下回ったことが嫌気された。 中小型株の指標であるラッセル2000指数も調整局面に入った。6月23日につけた直近の終値ベースでの最高値から10%値下がりした。 投資家の不安心理を表すCBOEボラティリティ指数は一時、昨年10月以来の高水準をつけた。週間ベースでは過去最大の上昇率となった。 市場では連邦準備理事会(FRB)の年内の利上げ開始を予想する声が依然として多い。ただ、19日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表以降、9月利上げを予想する投資家はほとんどいない。 騰落銘柄の比率は、ニューヨーク証券取引所では下げ6銘柄に対して上げが1銘柄の割合。ナスダックは下げ約2.5銘柄に対して上げが1銘柄の割合だった。 BATSグローバル・マーケッツによると、米取引所の合算出来高は約106億株となり、平均である67億5000万株を大幅に上回る大商いだった。 http://jp.reuters.com/article/2015/08/21/us-stx-idJPKCN0QQ2DG20150821?sp=true |