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【NQNニューヨーク=川内資子】20日の米株式相場は大幅に3日続落した。ダウ工業株30種平均は前日比358ドル04セント(2.1%)安の1万6990ドル69セントと心理的節目の1万7000ドルを下回り、2014年10月29日以来ほぼ10カ月ぶりの安値で取引を終えた。下げ幅は11年11月9日(389ドル安)以来ほぼ3年9カ月ぶりの大きさだった。アジア、欧州株式相場が軒並み下落し、世界経済の減速への警戒感が改めて強まった。米市場でも業績が景気動向に左右されやすい銘柄を中心に、幅広い銘柄に売りが優勢となった。
週間の新規失業保険申請件数が前週比で市場予想に反して増えた。米景気回復を巡る不透明感が意識されたことも、相場を下押しした。
中国の景気減速が収益の重荷になるとの見方から、中国事業の比率が高いアップルや半導体のインテルなどが売られた。証券会社が投資判断を引き下げた映画・娯楽のウォルト・ディズニーも大きく下げた。
投資家心理の悪化を背景に午後にフェイスブックやアムジェンなど、値動きの大きいインターネット関連株やバイオ医薬関連株に売りが広がった。ダウ平均は引けにかけて下げ幅を広げ、この日の安値で取引を終えた。
ナスダック総合株価指数は同141.563ポイント(2.8%)安の4877.488と3月26日以来ほぼ5カ月ぶりの安値で終えた。
業種別S&P500種株価指数は全10種が下落。「一般消費財・サービス」や「IT(情報技術)」、「ヘルスケア」の下げが大きかった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億3000万株(速報値)、ナスダック市場(同)は約20億4000万株だった。
四半期決算が減収だった総合小売りのシアーズ・ホールディングスが売られた。女性向け性機能改善薬を製造する企業を10億(約1240億円)ドルで買収すると発表したカナダのバリアント・ファーマシューティカルズ・インターナショナルが大きく下げた。短文投稿サービスのツイッターは大幅安。新規株式公開(IPO)価格を下回る場面があった。
ダウ平均を構成する30銘柄すべてが下げた。ディズニーのほか、製薬のメルク、航空機のボーイングの下落が大きかった。
一方、前日夕に発表した決算や業績見通しが市場予想以上となったコンピューター外部記憶装置(ストレージ)を手掛けるネットアップが高い。決算が増収増益となった衣料品のエル・ブランズも大きく上昇した。
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_21082015000000
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