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40ドル割れ寸前にまで売られた原油
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4924536.html
2015年08月20日 NEVADAブログ
NY先物市場で原油が売られ、一バーレル$40.55まで下落しており、あと少しで$40の大台を割り込む動きをしています。
原油と同時に銅も売られており、いわゆる産業の<ベース>が売られている訳であり、今の市場が世界経済を如何に弱く見ているかわかります。
世界は今やデフレに突入する一歩手前まで来ており、世界中の中央銀行が金融市場にばらまきました膨大なお金がすでに闇に「消滅」しており、今後、金融危機が発生しましても、打つ手がない状況になってきています。
特に日本は異次元緩和、日銀バズーカと言われる緩和を行い、株を上げ円安に誘導しましたが、その結果が
マイナス成長となっており、消費分野も、中国人・アジア人の爆買いがなければとんでもない落ち込みをしていた訳であり、今や日本人の消費はガタガタになってきているのが分かります。
そのような中、輸出は連続して落ち込んできており、政府・マスコミ発表では輸出は増えているとしきりに報道がされていますが、それは円安で水膨れした「金額ベース」の話であり、数量ベースでは減少しているのです。
円安が20.9%も進んでいる中、輸出は7.6%しか増えていませんので、計算上大きな「穴」があいているのが分かります。
今や日本もそうですが、世界は金融緩和で金融市場にぶち込んだ数百兆円ものお金が蒸発してしまい、もっとお金を、となっていますが、もはやそのようなお金はなく、FRBはそろそろ回収をさせて貰うとなっており、予定通りこの9月にも利上げ(資金吸収)を始めるはずであり、世界、特に新興国は深刻な資金難に陥るのは避けられません。
中国株が3500ポイント台になればPKOが発動され戻すという動きをしていますが、PKOは必ず失敗しますので、いずれ大暴落を見せるはずです。
原油も一バーレル$30台を維持できている間はまだ良いかも知れません。
市場はオーバーシュートするのが常であり、一バーレル10ドル割れはさすがにないでしょうが、ただ、ベネズエラやイラン、ロシア等が増産に走れば一バーレル10ドル割れという産油国・先進国にとり悪夢のような状況になるかも知れません。
そうなれば株も売られるのは当然となり、日経平均で高値から30%以上の暴落も当然となるでしょうし、一ドル100円突破というのも当然のこととしてあり得ます。
金融市場は今や反対の動きをする時期に来ていると言え、それを知らない(わからない)個人はとんでもない
損を抱えることになるはずです。
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