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経営方針めぐり対立した長女の久美子社長(C)日刊ゲンダイ
「大塚家具」父・勝久氏が始動 17億円手に新会社で親子対決か
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/162847
2015年8月19日 日刊ゲンダイ
パパが不気味に“始動”だ。大塚家具創業者で前会長の大塚勝久氏(72)が、保有する同社株の一部を売却するため、証券会社と売買委託契約を結んでいたことが17日、分かった。
関東財務局に提出した大量保有報告書によると、保有する350万株のうち95万株を、8月11日〜12月30日に市場で売却する。発行済み株式に対する保有割合は、約18%から約13%に低下する。現在の株価で換算すると、売却額は約17億円になる。
勝久氏は、妻との共同保有分を含め約20%(約387万株)の株式を持ち、売却後も約15%の比率を維持する。
大塚家具の広報担当者は、勝久氏の株式売却に関し「報告書で初めて知った。詳細は分からない」とコメントしている。
勝久氏と娘の久美子社長は、経営方針をめぐり対立。今年3月の株主総会で経営権を争ったが、久美子氏が“勝利”し社長に再任。勝久氏は会長を退任していた。
両者は現在も、大塚家の資産管理会社が保有する株式をめぐり係争中だ。勝久氏はいまだに、大塚家具の経営権を取り戻すことをあきらめていないとされる。それだけに、この時期になぜ、株を手放すのか、さまざまな臆測が飛んでいる。
「大量保有報告書の中で、勝久氏は『匠大塚株式会社』の会社役員になっています。その新会社の原資にするのかもしれません。現在、大塚家具の株価は高値で推移しているので、利益を確定させるために売った可能性もあります。保有比率を高めるためには、後で買い戻してもいいわけです。いずれにしろ、勝久氏が次の“動き”に出たことは間違いありません」(大塚家具関係者)
株主総会で勝久氏側についた社員の中には、退職を余儀なくされた者もいる。そうした部下のためにも、勝久氏が“新・大塚家具”をつくることは十分に考えられる。そうなれば、売り場での親子対決となりそうだ。
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