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1100億円の高利回り債券がデフォルトの恐れ
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4923284.html
2015年08月17日 NEVADAブログ
アフリカ南部のモザンビークでデフォルトリスクが浮上しており、スイス・ロシア等の機関投資家が保有します8.5億ドル、円換算で1060億円余りの証券がデフォルトになる恐れがあると報じられています。
具体的には、経営実態が不透明な国営マグロ漁会社(EMATUM)がロシア・スイスから融資を受けた金額を債券化した分の債務棚上げ・カット等を求めているもので、実態は国への融資とみなされており、格付け会社は格付けを1ランク引き下げて様子を見ている状態にあります。
金額は1000億円程の問題ですが、ことはモザンビークの破たんという事態に発展するかも知れず、そうなればヨーロッパ金融機関は甚大な被害を受けますし、さらにはこの債券が色々な高利回りファンドに組み入れられていると言われており、元本は1000億円程ですが、組成されたデリバティブ総額は数兆円にも上るかも知れません。
ブラジルも格下げリスクがくすぶっており、支持率10%台のルセフ大統領の辞任を求める100万人規模のデモも起こっており、仮にブラジルが危機的状況に陥れば、アフリカだけでなく、中南米も危機的状況になることになり、世界中の新興国から一斉に資金が逃げ出すことになりかねません。
ギリシャは何とか融資を受けられており一息ついていますが、ただEUの負担は膨大であり、いずれまた問題が発生します。
その時、新興国を中心に世界中が火だるまになっているとすれば、今度こそギリシャはアウトになります。
どこも助けることなど出来ないからです。
今や世界中で弛緩した金融市場に問題が山積みになってきています。
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