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1億総老後崩壊と資産消滅
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4922087.html
2015年08月15日 NEVADAブログ
OECD諸国の相対的貧困率からみますと日本はギリシャ、韓国、ポルトガルより貧困率が高く、このままいけば日本はOECD加盟国で最も貧困率が高い国に成り下がってしまいます。
この貧困率ですが可処分所得が122万円以下の比率となりますが、日本は16.1%となっており、ギリシャ12.7%、韓国14.5%、ポルトガル13%より高くなっているのです。
また一人家庭(母子、父子家庭)貧困率は54.6%となっており、これは既に《世界一:最悪》となっています。
また単身高齢者の相対的貧困率(可処分所得が122万円以下)は2010年で男性で38.1%、女性で52.3%となっており、高齢単身女性の半分以上は貧困層となっているのです。
更に悪い事態が進行しています。
夫婦が日常生活を送る最低ラインが月額27万円必要とされている中、厚生年金収入は月額22万円で年間にすれば60万円不足することになります。
この60万円は毎年ですから、仮に20年間となりますと1200万円となりこれだけの蓄えを取り崩して生活を送ることになります。
もし一方が介護が必要になれば、介護補助金は受けられない金融資産(1000万円以上)となっていれば月額10万円から20万円余計に出費がかかり仮に3000万円程の預貯金がありましてもあっという間になくなり、貧困層に転落してしまいます。
今や日本は一億総貧困層入りが近い社会になりかけており、それを直視しない¨にわか資産家¨や一般人が多いですが、気がつけば全てを失っていたとなるかも知れません。
高齢化が猛烈に進む日本ではまともな生活ができるはずもなく、先をみる富裕層は海外に移住するでしょうし、実は海外で生活が維持できる人はそれほど多くはありません。
海外ではお金がありましても生活を維持できるほど簡単ではないからです。
当初はお金を払って斡旋をしてくれるところもありますが、お金だけとられまず途中で放り出されます。
日頃から現地に知り合いを作っておき、しっかりした関係を構築しておけば別ですが、お金・資産があるからといきましても、現地のコミュニティからのけ者にされ、更には犯罪集団に狙われ、命を落とすか全てのお金を奪われるのが関の山です。
ある知人は5億円以上をアメリカに持っていき気がつけば殆どお金をなくしていましたが、手元に残っていたのは、はじめに買っていた稀少金貨だけでした。
それも知人に騙されて換金し全てを失った人がいますが、聞けば何十人も騙されて全て巻き上げられた移住者がいたようです。
毎年海外旅行に出かける悠々自適の生活から今や生活保護を受けなくてはいけないという状態になっているようですが、一時は誰もが羨む生活をしていたもので、今の姿をみて誰も助けようとはしていないようです。
今でも稀少金貨を保有していれば全てをなくすようなことはなかったはずですが、言葉巧みに言い寄られ結果誤った道を選択したのです。
現物で資産を保全するという当初の目的を忘れてしまったものです。
今の時代は一瞬にして全て失う時代であり、誰を信用するかは極めて重要と言えます。
国債?株式?不動産?現金?
最も重要な者は人間関係だと言えます。
最後には頼りになる人がどれだけ自分の回りにいるか。
これに尽きるのではないでしょうか?
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