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中国の元切り下げ、企業に強い警戒感 「爆買い」長期的には縮小も
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20150813-00000005-biz_fsi-nb
SankeiBiz 2015/8/14 08:15
中国人民銀行(中央銀行)が13日に人民元を3日連続で切り下げたことで、日本経済にどのような影響が出るのか、企業は戦々恐々としている。中国人観光客の「爆買い」は、現時点で陰りはみられない。しかし、切り下げの背景ある中国の景気減速が明確になれば、中国からの観光客が減少する可能性がある。日本からの輸出の減少や中国に進出する日系企業の収益悪化につながる懸念も強い。
免税品販売大手、ラオックスの羅怡文社長は同日の決算記者会見で、「1ドル=80円台の円高の頃から外国人観光客向けのビジネスを展開している。人民元の切り下げで、多少円高に振れても事業ができなくなるといったものではない」と影響を否定する。旅行業界も現時点で「影響はほとんどない」(日本旅行広報室)とする。
製造業でも「合弁で連結対象外なので業績への影響は軽微」(トヨタ自動車広報部)など、人民元切り下げが日本企業に直接的な打撃は与えていない。
だが、大きな懸念となっているのが、異例の3日連続切り下げに踏み切らざるを得ない中国の実体経済だ。世界最大の自動車市場である中国について、日産自動車の関潤専務執行役員は、「4月から全体の需要が変調し、さらに悪化している」と話す。マツダも「高価格帯を中心に成約率がやや弱くなっている」(毛籠勝弘常務執行役員)。
中長期的に訪日観光客の伸びが鈍ることも予想される。今は強気のラオックスの羅社長も「株式相場も含めた中国経済の不安定さが続き、長期的には影響があるかもしれない」との認識を示す。ある流通関係者は「年末以降の観光客や爆買いの大幅減も想定した事業計画を用意する必要がある」と強い警戒感を示している。
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